440 「障害がある」を笑い飛ばす160
ただ、「褒める」というのは、場合によって難しいことがある。
可能性が高いのは、個人主義的で競争が激しい環境にいる場合だ。
思わず競争意識が働いてしまい、心に『余裕』がない。
他者を褒めるなんて、とてもできない――そんな環境もある。
また、今はその環境でなくても、受験競争や就活競争の後遺症として、他人を褒めることで「じぶん」がちっぽけになってしまうような、恐怖を感じることもある。
だから、上手に「褒める」ことができない。そんなことがある。
けれど、ちょっと偽悪的な言いかたになってしまうけれど、「褒める」というのはなかなかに利益がある。
ムードメーカーとしての立場をつくりあげ、強いチームの上前をはねて生きていく。それはそれで安定した立場なんだ。
失敗ばかりかもしれない。「じぶん」はまわりの人たちに比べ、劣った人間なのかもしれない。けれど、そんな欠点――愛されポイントばかりであったとしても、憎みきれない人間になる。ひとりでは生きていけない人間になる。
それはそれで、安定した生きかたと言える。悪くはないんだ。けっして悪くはないんだよ。
謙遜しながら生きていくというのも悪くない。相手を矢面に立たせて、「じぶん」は後方支援。上の立場になってしまえば、みんなを守るために振り回されざるを得ない。しかし、自分から下になりつづけるかぎり、上にあがりつづけるだけの人生だ。じつに逆説的だね。
君がそういうやりかたを好むかどうかは分からない。けれど、そういう生きかたもあるんだ、というぐらいは胸にとどめておいてもいいかもしれないね。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯1にチャレンジ。音域はmid1E~hiG、E3~G5。
99.019点。高音スカスカだったな……むぐぐ。
今日は「かくれんぼ」を歌ってみました。
AliAさんの「かくれんぼ」99.034点。キー±0。1オクターブ下げ。(lowG~mid2G、G2~G4)
Whiteberryさんの「かくれんぼ」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1A~mid2B、A2~B3)
GARNET CROWさんの「かくれんぼ」97.127点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C~hiD、C4~D5)
さまざまなアーティストさんが個性ある「かくれんぼ」を表現していますね。さすがです。
――明日も「かくれんぼ」を歌うつもりです。
履歴の100点は295曲(+1)、99点超えは555曲(+2)、虹色メダル933個(+3)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。