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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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416 「障害がある」を笑い飛ばす136

 それでは続いて、心情について考えていこう。

 人の心なんてのはほんとうに厄介(やっかい)なこと、このうえない。

 しかし、共感や追体験(ついたいけん)を考える際には避けて通れないテーマでもある。

 ただ、ここでは心の機微については触れないことにする。

 こまかな部分については、文学作品だとか、哲学、心理学、行動経済学などが詳しい。

 あとは少し心から外れるけれど、記憶の仕組みのような脳の性能(スペック)に焦点を当てたい。あるいは、繊細さん(HSP)多動症(ADHD)・サイコパスなどの人格特性を学びたい。そういうことであれば、脳科学や精神医学などに手を出すのもいいだろう。

 ただ、人の心や、そこから巻き起こる行動、そこにある奇妙な特性について書いていたら話が終わらなくなってしまうし、やすやすと書き尽くせるものでもない。社会性(しゃかいせい)の「もっともらしい」を(きわ)めていくうえでは必要になるだろうけれど、それは据え置く。

 そういった応用的な、心情の技巧的(テクニカル)な部分はゆっくり知っていけばいい。

 まず知るべきは、もっと基本的なところだ。慌てずに基本を押さえて大枠でとらえることで、応用も学びやすくなる。心の機微の事例を大量に学ぼうとしたところで、覚えるのが大変で、事例ひとつひとつの使いどころが全部違ったら思い出すのも苦労する。なるべく体系的に身につけて、応用は覚えやすく思い出しやすい下地を作ってからのほうが良いだろうね。

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