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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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21 前借り後払い<クレジット>3

 もうひとつ、この問題の解決方法、そのヒントについて。

 増税ってホント嫌だよな、と多くの人が考えています。

 でも、本当にそうでしょうか?

 支払う税金が多ければ多いほど、社会保障が充実する。

 支払う税金が少なければ少ないほど、社会保障が犠牲になる。

 ほら、増税しようが減税しようが、どっちでも同じじゃないかな?

 まぁ、税金の割合が変わると面倒だよね。コロコロ変えるのは止めて欲しいわ。これは妥当だと思う。

 税率0%なのはダメだろう。私たちがバラバラになってしまう。

 税率100%もダメだろう。私たちの自由がなくなってしまう。

 でも、その間だったら? 一定のルールの中で上手いこと生きていくんじゃないか?


『政府が真に民主的(みんなのもの)で』

『課税が公平で』

『政治家・官僚・各公務員に汚職がなかったら』

 税率は必要に応じて、好きに決めたらいいんじゃないだろうか?


 星空のバイアス。

 私たちは増税という目先の問題(ほし)に注目してしまい、前提(やみ)がおろそかになりがちです。解決すべき課題は他にあるのかもしれませんね。

 イスラム金融のような、宗教上の理由で借金が禁じられたルールの中で発達する経済なんてのも普通に実在します。人ありき考えれば、案外なんとかなってしまうのが面白いところですね。

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