389 「障害がある」を笑い飛ばす109
さて、それを踏まえて、普遍性の「もっともらしい」を考えていく。
ちいさな村の掟ではなく、もっと広く通用するもの。
まず思いつくのは神話だろうか。
神話は、世界の成り立ちを示している。
そして、魅力的な神々なんてのも出てくるね。
また口伝で広まることが多く、詩や歌のかたちをとる。
人々が語り継ぐものだから、面白くなければ伝えそびれてしまうかもしれない。
好きな話だからこそ、より面白くなるよう工夫し、どんどん洗練していくわけだね。
だからこそ、長く広く伝わった神話はとても「もっともらしい」と言える。
そして、それに続くのは宗教だ。
古代のメソポタミア文明では王様は神の代理人とされていたらしい。エジプト文明だとファラオは現人神だからもっと分かりやすいかな? 古代ローマ帝国では4世紀ぐらいから神寵帝理念が生まれていた。資料がほとんど残っていないからはっきりとは言えないけど、日本の卑弥呼も近しいところだったかもしれないね。
古代から中世にかけて、政治的権威が宗教的権威も兼ねているパターンはよく見られる。王様個人がどう思っていたかは分からないが、市民目線でいえばそれが「もっともらしい」と感じていたんだと思う。そも、一般市民が政治と宗教を分けて考えられるのは、私たちが現代人であるからだろう。大昔は、政と祭事は同じものとみなされていたんじゃないかな。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」原曲キーにチャレンジ。音域はmid1D#~hiF#、D#3~F#5。
99.497点。高音の出は日に日に良くなっている。ただhiFやhiF#は安定していないので、もう一息。
先日歌ったMrs.GREEN APPLEさんの「天国」がすでに1100人以上に歌われててビビる。初日ランク外、2日目で総合2位、3日目に1位。元1位の「ライラック」より歌われている。やっべぇ。
良い曲だけど、歌う側としてはどうかな? 歌いやすい曲とは思わないが……なんて考えてました。見識が甘かった。
というわけで、ひねくれてる私は2位以下から順に歌っていきました。
ただし、低めにキー設定して、地声縛り。純裏声禁止、声の裏返りに注意すること。
姿勢にも注意。首の据わり、肩まわりの「ゆるみ」、体幹がしっかりするよう猫背も反ってもダメ、呼吸は下に向かって骨盤底筋呼吸を意識していくこと。
「ライラック」100.000点。キー♭6。オクターブそのまま。(mid1B~mid2G、B2~G4)
2位曲。これはすでに100点出している曲でもあるので1発。昨日よりも高音で裏返るかのコイントスにならずに済むようになった。安定してきてる。
「ダーリン」100.000点。キー♭6。オクターブそのまま。(lowG#~mid2G、G#2~G4)
3位曲。これも100点獲得済み。ライラックより歌い慣れてないので、初回音程で減点されて99.960点でした。2回目で100点。しかし、低いところは♭6でかなり低くなるな……。
「クスシキ」100.000点。キー♭6。オクターブそのまま。(lowF~hiB、F2~B4)
4位曲。かなり最近の曲で、明らかに歌い慣れてない。初回97.228点で崩れたものの、3回目で100点。低めという割には最高音高めですが、キーを上げてのオク下げは止めました。意識することを増やしたくなかったので。
1位「天国」で、2~4位までMrs.GREEN APPLEさんが独占とは……とんだモンスターバンドですね。ここのところ、毎回(歌唱的な意味で)挑戦的な曲が続いていて良き。良きとは……?
優里さんの「ドライフラワー」100.000点。キー♭4。オクターブそのまま。(mid1D#~mid2G#、D#4~G#4)
5位曲。先日も歌いましたねこれ。前回は原キーでしたが今回は♭4地声縛り。途中で良い意味で違和感を感じたので、後述。
サカナクションさんの「怪獣」99.993点。キー♭4。オクターブそのまま。(mid1D~mid2G、D4~G4)
6位曲。これは初挑戦、ロングトーンで苦戦し、今日はここが限界でした。7回歌唱の5回目の記録。ここでも違和感を再現できた。
「クスシキ」は今年5月5日の99.311点から更新。
履歴の100点は209曲(+1)、99点超えは421曲(+1)、虹色メダル786個(+1)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。
★今日感じた違和感について。
声の裏返りに注意して歌っていたのですが、裏返ってしまうときはあるもので。
ただ、今日は裏返りかたが普段と違う感じでした。制御できない裏返りではなく、聞き心地の良い安定した裏返り声になってました。喉への負担もとくに感じず、同じ音程を地声で出すよりずいぶん楽に出せるようです。
問題は、出せる音域が超せまい。mid2Gとmid2G#だけ。
音の感じは「裏返った声、でも安定してる」。ただ音域がせますぎて使いどころが難しい。
特性は興味深い。これは発展させられるのか? それとも地声で出しやすい最高音付近だけ? そもそも地声で出せる範囲が広がったら、この声の出せる範囲も変わるのか?
地声と純裏声の中間の音域なのも面白い。聞いた感じミックスボイスという感じはしないが、ひょっとしたら「きっかけ」になりうるかもしれない。
正直、今日1日できただけなので、明日もできるかは分からない。ただこれを発展させるとすれば、まずは音域を広げるべきだ。
声の裏返りを利用しているのだから、基本は高音に広げるべきとは思う。けれど、分からないことが多いので、ほんとうにそうかはやってみないとなんとも。というか、低音に広げられたとしたら、それはそれで使い勝手が良くていい。
なんにせよ、明日できないことにはなんともならないことではありますが。べつの曲でもやれるか、キー調整しつつやってみることにします。
縛りの条件変更。
地声、または安定した裏返り声縛り。純裏声は禁止。これでやってみたいと思います。