386 「障害がある」を笑い飛ばす106
『にゃー。次のメイン料理をお持ちしましたにゃ!』
? いつのまにやら、配膳用の猫型ロボットがやってきていた。あれ? こんなのこれまでいたっけ……?
「あ、先程はお騒がせしました……。」
どことなく穏やかな表情の店員さんも一緒にやってきていた。なにかしらの解決をみたのだろうか?
『にゃー。ご心配かけさせてしまって申し訳なかったにゃ』
え? ちょ、なんかこの配膳ロボ、自動音声っぽくないこと言い出したぞ?
「あー、この度、あまりにも仕事量が多すぎるということで、猫ロボを導入することになりました。こう、可愛かったのでつい、友達から貰ったお手製のワッペンを貼り付けたんですが……」
『にゃ! なんとビックリ、気付いたら自我が芽生えてしまったのにゃ! 猫の使い魔、ねこつかさんと呼んでくれると、とってもうれしいにゃ!』
は、はぁ。なるほど?
「なんかずっとこんな調子で、他の猫ロボに指示を出しはじめて物凄く効率が良くなったんですが……うちの言うことしか聞いてくれなくて……」
『にゃ! 御主人様はあなた様だけですにゃ!』
「じゃあ、料理長の言うこともちゃんと聞いてくださいね!」
『……? ちょっと意味が分からないですにゃ。次の御命令をなんなりと言うがいいにゃ!』
「万事この調子なんですよ……こうなったらワッペンを剥がすしか――」
『にゃ!? ねこつかさん、要らない子になっちゃったのにゃ……?』
うるうると目を潤ませ――ているわけではなく、表情ディスプレイに泣きの顔文字が表示されているだけなのだが。うっわぁ、剥がしづらい……。
「猫ロボ100台が反旗を翻すようなら弁償かな、とか料理長も酷いと思いません? 臨時ボーナスほとんど吹き飛んじゃうじゃないですか……FIREの夢が……」
まぁ、そのなんだ、ご愁傷様?
「いや、絶対真面目にそんなこと思ってませんよねっ!?」
だってさ、すごく予定調和っていうか、もうこうなることが確定してた感あるというか。なんだかんだ言って働くことになるんだろうなと信じていたんだよ、うん。
※「ねこつかさん」とは?
いつもの友人さんがデザインしたキャラクター。ワッペン自体は実在するようだ。写真見せてもらった。
公開許可は取れていないけど、名前の案出しで協力した気がするので、名称だけ使わせていただきました。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」原曲キーにチャレンジ。音域はmid1D#~hiF#、D#3~F#5。
99.823点。サビ高音、けっこう狙えてる……かな? サビ前半の高音3連×4回は音程はきっちり出ていた。後半でちょっと崩れた……特に最高音hiF#。むぐぐ。
水曜増曲の日ですね! ということで。
Mrs. GREEN APPLEさんの「天国」95.453点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1B~hiF#、B2~F#5)
さすがにむずい……。ここでキー変更。
「天国」100.000点。キー♭6。オクターブそのまま。(lowF~hiC、F2~C5)
♭6ならなんとかいけた。
tuki.さんの「tuki.メドレー」100.000点。キー♭6。オクターブそのまま。(メドレーのため音域不明。恐らく最高音は晩餐歌部分のhiFぐらい?を♭6でhiBまで下げたかたち)
なお、原曲キーでは99.921点まで出したんですが、ロングトーン欠けが埋まりませんでした。
あとは、「天国」のキーを上げて再チャレンジ。
「天国」100.000点。キー♭5。オクターブそのまま。(lowF#~hiC#、F#2~C#5)
「天国」100.000点。キー♭4。オクターブそのまま。(lowG~hiD、G2~D5)
「天国」97.686点。キー♭3。オクターブそのまま。(lowG#~hiD#、G#2~D#5)
というわけで、♭4までならなんとか。♭3からは高音の崩れっぷりが酷くなります。
なお、いちばんの難所は最低音かも。全部で8回歌いましたが、音程が合わないのが7回、音程はあったけどタイミングがちょっとズレたのが1回。むぐぐ。
また、ラストの転調7回(アウトロ含めると全8回)のところは、5回目の転調が間違えやすく、次いで7回目が難しい。半音ずつ上がっていくだけではあるんですが。
まさか○回目の転調が難しいなんて曲が出てくるとは……。
履歴の100点は208曲(+2)、99点超えは419曲(+2)、虹色メダル785個(+2)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。