257 「お金がない」を笑い飛ばす78
1月14日までの連続更新決定! やり直し系オオカミ少年のお話が一段落。
じつはもうちょっと書いてありますが、キリのいいところで。
「……さて、それではふたりとも、お別れの挨拶は済んだかな?」
「おう!」「終わったわ」
返事をしたのは、オオカミ少年と赤ずきんの少女でした。
オオカミ小麦の責任者、そして不思議と人を動かす魅力ある声の少年。
好奇心旺盛で、文字も読める。それだけでなく、執事さんの手伝いをするうち、教育の機会さえあれば伸びしろのありそうだと感じさせた少女。
ふたりは、村を出て伯爵さんについて行くことにしたのです。
貴重な特許状を持たせたまま子供を放っておくなんて不用心でしょう? それならば、と伯爵さんのところで見聞を広めてきてはどうか、なんて話になりました。
しかし、少年だけではありませんでした。執事さんに気に入られた赤ずきんの少女もいっしょです。ふたりは年の頃合いも近く、コンビを組ませても面白そうだとの考えでした。
「ここも寂しくなるが、故郷に錦を飾るまで戻ってくるでないぞい!」
「おいおい、それで帰ってこれなくなったらどうするんだよ!」
「これは困るのぅ。さっさと帰ってくるんじゃぞー、次期村長!」
「え?」
「あー、知らぬは当人ばかりなりって言うでしょ?」
「おい、ちょっと待て。僕知らないだけど? どうしてこうなった?」
「爺婆の井戸端会議を舐めるでないぞ? 村人みんなの了解はとっておるわい!」
「肝心の本人に了解をとってないんだけど!?」
「わはは、人気者だの、オオカミ少年! それでは、吾輩の屋敷へ向かうとしようか!」
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
まずは、ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」♭4にチャレンジ。音域はmid1B~hiD。
97.106点でした。なんか今日は高音が全然出てない……? みたいなところから開始。
仕事着だったことと、防寒のための重ね着しまくってた結果だ。肩回りからしてぎこちなかった。
the pillowsさんの「Funny Bunny」97.707点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D~hiA)
最高音が安定せず。サビで中高音が続くので、息切れしやすい曲。ブレス意識。
続いて、カンザキイオリさんの曲。
「吸血鬼 (feat.重音テト & GUMI)」96.594点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G#~hiA#)
「吸血鬼」98.340点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1C#~mid2F#)
音域の違いが、そのまま点数に出てますね……。
「桜の子」99.871点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1E~mid2E)
音域ど真ん中の1オクターブ曲は歌いやすかった。減点はテクニック点、ビブラートだけだったので粘れば100点も狙えそう……なんて思ったりしましたが、点数で気になったことがありました。
「あの夏が飽和する feat.花譜」97.770点でした。更新ならず。
以前99.197点で人生初の99点越えをした曲。「174 「若さがない」を笑い飛ばす10」のあとがきで書いてたから2か月ちょい前かな?
当時は普通にダメカラオケ音感(オクターブ感の欠如)やダメカラオケ調声(地声・裏声の区別)を拗らせてたころなので、今歌ったらどうなるかな? とやってみました。
メロディーラインの情報量の多さにめまいを覚えました。男女パートがころころ入れ替わり、一人二役、オクターブそのままで歌うとかなりの難曲。
男声パートを地声で、女声パートを裏声で、ハモリ箇所は男声パートで歌ってました。そのあとは順に男声のみ女声のみと続くので、すこしハモリを女声でやるよりはちょっと楽かな?
振り回されつつ、1回だけ女声パートを地声で張って慌てて裏声に変えたりしましたが97.770点。
練習にはなりそう。明日もチャレンジしようかな?
これで履歴の虹色メダル342個、金色メダル15個。銀以下なし。