251 「お金がない」を笑い飛ばす72
あけましておめでとうございます。今年もよろしくね!
伯爵さんは、村長に頭を下げました。
貴族が平民に頭を垂れる。それはあってはならぬこと。
あわてる執事さんと騎士さんたちでしたが、伯爵さんは訴えます。
「村長さん、どうかこの素晴らしい麦を、このファーレンハイト領内に広めてはもらえぬだろうか?」
「それは……。今年収穫されるこの麦を、すべて種籾にせよ、ということでありましょうか?」
「そうだ。もちろん、村人たちが飢えることのないよう、当家から全力で支援させていただこう。だから、どうか――」
「……それはむずかしいのじゃ。村人たちは、今年の収穫祭をとても楽しみにしておるのじゃよ。それを中止にせよと儂が言っても、聞いてくれるとは思えんわい。無理を通したところで、道理が引っ込むわけではないのじゃ。遺恨をのこせば、協力は得られまいよ」
「村長さん、そこをどうか――」
「しかし。しかしじゃよ? 儂には無理じゃが、説得できる心当たりがひとつだけあるのう。村祭りをいちばん楽しみにしておる、あの少年なら、皆の衆を説得させられるじゃろう。やつなら、実績もあるからのう」
「少年……というと、もしや麦を見つけたという?」
「そうじゃ。村ではオオカミ少年なんて言われておるよ。あやつの声はほんとうによく通るからのう! ほっほっほっ」
オオカミ少年、と呼ばれるようになった「きっかけ」は村人たちしか知らぬこと。
しかし、そんな嘘を叫び散らかした日々が、ボイストレーニングになったのかも。なにごとも経験だよね。素知らぬ顔で現実を渡っていけば、それでいいんだよ。
伯爵さんは彼のところへ、あらためて事情を説明しに行きました。
年末の紅白歌合戦は人生でも一二を争うレベルで楽しめたかもしれない。Linked Horizonが出てたとき以来かな。
流行りのJ-POPでも、演歌でもK-POPでも、なぜか口遊めるほど知っている曲ばかりでした。
不思議なこともあるものです。これも楽しむ努力ということで。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
イベント「分JOY紅白歌合戦2024」に参戦中。
ひたすら歌い直して点を更新していく感じですね。とその前に。
いつもの日課、ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」♭6にチャレンジ、点更新ならず。
以前虹色メダルに届かなかった曲に再挑戦。
n-bunaさんの「ウミユリ海底譚」98.735点。キー±0。1オクターブ下げ。(lowF~hiB)
そして、紅組の歌い直し。
乃木坂46さんの「きっかけ」100.000点。キー±0。1オクターブ下げ。(lowG#~mid2D#)
水森かおりさんの「鳥取砂丘」99.496点。原曲キー♯2。オクターブそのまま。(lowG#~mid2D#)
緑黄色社会さんの「僕らはいきものだから」99.518点。キー±0。高音部のみ1オクターブ下げ。(mid1D~hiG)
ここからは白組の歌い直し。
Omoinotakeさんの「幾億光年」99.291点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D~hiF#)
Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)さんの「Bling-Bang-Bang-Born」99.902点。キー±0。オクターブそのまま。(lowE~mid2G)
ブリンバンバン、月間で100点を取っている方がいたので7回歌い直したものの届かず。テクニックと抑揚が欠け、それを埋めたら音程が欠け、それを直せば抑揚が、音程と安定性が、また抑揚が……と何かで減点されてしまう始末。がっくし。イベント期間内の100点ではないにせよ、まだ詰める余地があるのか……。むぐぐ。
これで履歴の虹色メダル329個、金色メダル17個。銀以下なし。
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