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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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233 「お金がない」を笑い飛ばす54

 まぁ、いかんせん最近の人類は、地球を窮屈(きゅうくつ)に感じてしまっているきらいがある。狭すぎるんだ、もう耐えられないよ! と宇宙に飛び出していかんばかりだ。

 けれど、その「内圧」は大気圏の壁を「決壊」させるだろうか?

 もしも、それよりも先に私たちの心が押し潰されるかたちで「決壊」してしまわないだろうか? あるいは、この青い宝石を消し炭に変えてしまわないだろうか?

 鬱病(うつびょう)を始めとした、さまざまなメンタルヘルスの問題を抱えていないか?

 地球温暖化のような、環境問題が悪化の一途をたどっていないか?

 私の心は、そんな杞憂の心配事に押し潰されてしまいそうだ。


 問われるべきは、ただひとつ。

 私たちの心や周りへの思いやりは、宇宙に飛び出していくほどのエネルギーを支えきれるほど確かなものかどうか。

 足りなければ、私たちの心がくしゃりと潰れてしまうか、惑星(ほし)が消し炭か。あるいは他の何かしらを圧殺して宇宙への夢が絶たれるのか?

 それとも、本当に宇宙へ向かって飛び出していってしまうのかもしれないね。

 ケラケラ笑って、星の夢が見れますように。

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