231 「お金がない」を笑い飛ばす52
まえに、「ちせい」の構造の話をした。
「いのち」の構造のひとつ目、「内圧」が高まって、「障壁のもっとも弱いところ」から「決壊」する。これを「課題の発見」と「解決」の論理――「ちせい」の構造と言い換えた。
この「いのち」の構造のふたつ目、「同質化」の論理を言い換えて、「ちしき」の構造も考えてみよう。
「ちしき」の構造は「体系化」の論理である。
たとえば、筆者の部屋には読み切れないだけの本がある。
整理するなら、新書でまとめたり、文庫でまとめたり、コミックス? ソフトカバー? などなど、本の形やサイズで分ける方法もある。お気に入りの著者であれば、作家順にまとめたいという願望もある。岩波文庫あたりはレーベルで集めたい。
それとは別に、すぐ使う資料的な本は手近なところに置きたいし、読み終えて満足したものはていねいに仕舞っておきたいね。
もしシリーズ物の巻が抜けていたら? なんとしても揃えたくなる。そのために日々あくせく働いて、小金を貯めて本屋や古書店を巡る。あるいはネット書店でポチる。
そんな素敵な本の奴隷ライフを過ごすわけだが、いったいこれはどうしたことか?
もちろん、本は読むためにある。インテリアという側面はそこまで重視していない。こんな圧迫感のあるインテリアがあってたまるか。冗談じゃない。
エンタメから学ぶこともあれば、お堅い哲学書、実用書もある。続きが気になるマンガも読みたいし、今まさに興味のあることについての本は何にもまして読みたい。興味を引く本を読む、というのは大事だ。自分の「ちしき」の構造と隣り合わせの「ちしき」を飲み込んでいく。すべてが腑に落ちるわけではないにせよ、それらは確実に自分の血肉になっていく。そのような本の奴隷ライフを、いちいち自ら好んで行うわけだ。
傍から見たら君がどう思うかはいったん横に置くとして、本人にとっては当たり前のことだ。
本という「ちしき」の塊は、筆者を奴隷としてこき使うことによって、自然と寄り集まっていく。それも、なるべくまとまったかたちに。数多くの「ちしき」の本が、天外魔境になっていくわけだ。そこには、万有引力に似た作用が見て取れる。
それが「体系化」の論理だ。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」を課題としつつ、今日も1度はチャレンジ。
「詩書きとコーヒー」97.064点。キー♯2。1オクターブ下げ。(lowF~mid2G#)
最高音をmid2G#に調整しつつ、点を更新。原曲キーまで半音10個分か……(ガクブル
昨日に引き続き、LiSAさんの曲を歌ってみました。明日も続きそう。
「一斉ノ喝采」95.458点。キー♯2。1オクターブ下げ。(lowF~mid2G)
「ROCK-mode'18」95.824点。キー♯4。1オクターブ下げ。(midG~mid2F)
「リングアベル」97.658点。キー±0。1オクターブ下げ。(lowG~mid2D)
今日はあまり高音が出てなかったので最高音を落としての挑戦になりました。
ROCK-mode'18は……無印と違い、前奏や間奏などが多くなるため、盛り上げスキルが必要になりそう。この曲はほんとうに、表現力を問うてくるぜ……っ!
また、この曲は最高音と準最高音を短時間で往復するメロディーラインがどうしようもなかったのでキーを下げました。
調子がいいときにその音を出すのがやっと程度では、とても歌いこなせませんね……。
あと、水曜は曲追加の日! カンザキイオリさんの曲が追加されていたので、新雪を踏み荒らしにいきました……っ!
「ガラスペン」95.846点。キー♭4。オクターブそのまま。(mid1F~mid2F)
これで履歴の虹色メダル235個、金色メダル17個。銀以下なし。