230 「お金がない」を笑い飛ばす51
基本的に、あらゆるモノは集まろうとする。
分子間力しかり、万有引力しかり。
分子間力というのは、たとえば、夏場に冷たい飲み物をコップに入れる。すると、コップの外側に水滴がつくだろ? もう少し経つと、水滴が集まって、しずくになって流れ落ちる。ぬるくなる前に早く飲んで――じゃないや、水滴が集まる理由だね。モノ同士は、基本的に引き合う性質がある。不定形の水滴であれば、ようやく見て取れる程度だけどね。
それに、地球だっておおよそ丸い。信じない人もいるかもしれないが、万有引力といって、あらゆるモノはお互いに引かれ合っている。
逆に、あらゆるエネルギーはどうだろう?
熱はどんどん失われていくね。運動、部屋は生活していればどんどん散らかっていく。話し言葉、音は飛び去っていく。
エネルギーは、モノとは逆の性質を持っているみたいだ。集まるのではなく、どんどん広がっていく。
さて、儚きもの――「いのち」の構造はどうだろうか?
およそ命と呼ばれるものは、熱量をともなったモノである。引かれ合うモノ、広がっていくエネルギー。その二面性をもっている。
以前に、「いのち」の構造は、「内圧」と「決壊」の論理である――なんてことを書いた。これは明らかに、エネルギー的な側面に寄り添っているね。では、モノ的な側面に寄り添ったら、何が見えてくるだろう?
「いのち」の構造、そのふたつ目は、「同質化」の論理だ。
たとえば、「いのち」は食事をとるね。人間からするととても食べ物と言えないようなものであっても、何かしらを取り込む。そして、活動するためのエネルギーや、血肉に変えてしまう。自分ではなかったものを、自分の「いのち」に変えてしまうわけだ。
人間の群れは複雑すぎてわかりにくい。けれど、鳥が群れて飛ぶ様子はどうだろう? 魚だって群れを作る。蜂はどうだろう? 女王蜂から働き蜂まで、役割分担をする場合もある。人間だって、社会全体をみればややこしい。けれど、家族関係ならばどうか? どんな家庭だって、幸せばかりってことはない。不幸や、歪さを大なり小なり含んでいるものだ。そんなに面倒なら捨てちまえばいいのに。それでも、なかなかに捨てがたい。意識的に逃げ出そうとしない限り、無意識的にはその群れを維持しようとしてしまう。
逃げたら逃げたで、なんらかの施設に保護されるのか、親族の誰かしらが取り込むのか? まぁ人生いろいろあるにせよ、「はぐれ」になることは難しく、「はぐれ」続けることはほぼ不可能だろう。群れを抜け出したところで、あらたな別の群れに取り込まれる。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」を課題としつつ、今日も1度はチャレンジ――し忘れた……だと……。
昨日に引き続き、LiSAさんの曲を歌ってみました。まだ明日も続きそう。
「炎」99.833点。キー♯3。1オクターブ下げ。(mid1A~mid2G)
「紅蓮華」98.127点。キー±0。1オクターブ下げ。(lowE~mid2G)
「ADAMAS」95.835点。キー♯3。1オクターブ下げ。(mid1D~mid2G)
「crossing field」96.148点。キー♯5。1オクターブ下げ。(mid1D~mid2G)
「Shouted Serenade」95.401点。キー♯2。1オクターブ下げ。(mid1A#~mid2G)
「REALiZE」95.769点。キー♯2。1オクターブ下げ。(mid1B~mid2G)
炎で99点台16曲目。紅蓮華も狙いたかったですが、音域が広くて無理でしたね。オクターブ下げると低音が限界。
他もわりとすんなり1回で95点に乗せていったんですが、REALiZEで大苦戦。8回目にようやくでした。
……いやほら、喉が温まってきてから、「詩書きとコーヒー」をちょっとキー下げでやろうと思ってたらムキになって時間が……という展開でした。
昨日覚えたリップロールで、息の吐きかた、弱めでも安定するよう練習中。
リップロール蛍の光とかやってました。音域あんま広くないし、リップロールで出せなくもない? まだ雑?
(なお、蛍の光はmid1C~mid2D、1オクターブちょい、メロディーラインも急激に上下したりしないのでそこそこ練習向きかな?)
これで履歴の虹色メダル231個、金色メダル17個。銀以下なし。