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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
244/559

223 「お金がない」を笑い飛ばす44

 誤字訂正のお知らせ。

 第7章「33 中毒と依存症<ドラッグ>7」および「66 巻き添えを防ぐ2」にて。

 一般的には「真善美」とすべきところ、「善」「美」を逆に書いておりました。

 覚えちがいって怖いですよね、という話で字句訂正と表現の順序変更を行いました。基本的に修正しない方向ではありますが、意図しない誤字あつかいということで何卒(なにとぞ)

 さて、リスクの共有の例として、株式について考えてみた。

 リスクを危険性と考えるなら、確かにいやなものだろう。

 しかし、不確実性と考えたらどうだろう? 世の中、確実ではないことなんて、いくらでもある。

 君は、確実なものだけに囲まれて暮らしたいだろうか?

 そう思うかもしれないね。でも、よくよく考えてみて欲しいんだ。

 そもそも、『余裕(スラック)』だって不確実なものだ。だけど、それは君に安心をもたらすだろ?

 安心をくれるのは、じつは確実なものばかりではないんだ。不確実さもあっていい。


 そして、確実なだけだと、予想外の衝撃が加わったときに、すべてが崩れてしまいかねない。

 頑丈なのはいいとしても、頑丈なだけだと壊れやすいんだ。

 しなやかな強靱(きょうじん)さもそうだろうし、衝撃を受け流すこと、そもそも衝撃から距離を取ること。ちょっと痛い目にあっても、回復するための時間的な『余裕(スラック)』があること。

 そのままでいる。い続けることは、たぶん、無理だ。

 ほんのすこしの、変化に対する備え。いや、これも守備的にすぎるか。

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 ヨルシカさんの「詩書(しか)きとコーヒー」を課題としつつ、今日も1度はチャレンジ。相変わらず高音は壊滅と。


 恐怖のダメカラオケ音感という話。

 普通に相対音感しかない人間がカラオケ採点ルールで(こじ)らせるとどうなるかという話をしてみよう。

 カラオケ採点のルールとして、1オクターブズレていても、問題なく採点されるというのがあります。

 真ん中のドでも、低いドでも高いドでも、ドなら問題なし! って感じですね。

 このルールに適応し、点取りゲームにひた走るとどうなるのか?


 以下、間違っているので、笑い話の種にするのはいいけども真似は絶対しないでください。

 地声?:声域の下半分、mid1A()G()#ぐらい?

 裏声?:声域の上半分、mid2A()G()#ぐらい?

 というような大雑把な理解のもと、地声?ならmid1、裏声?ならmid2という固定観念に縛られる。

 しかし、地声?でもmid2E()ぐらいまで出てしまうので音程が上手く把握できなくなってしまい、mid1の上がmid2なのは分かる、けれどmid2の上がhiではなくmid2になるという循環構造になってしまう。

 結果、さらに上のhihiぐらいでないとhiだと感じ取れないみたいな壊れた音感になるわけだ。

 こんな奇妙な音感であったとしても、カラオケ採点のルール上は問題なくクリアできる。

 9割方95点超えも普通にできる。実際に筆者(わたし)がやってみせたところだ。


 実際、1オクターブ程度のコントロールしかしていないので、習得は早いけれど、すぐに限界が来る。

 音がきれいに連続していないので、場当たり戦術の曲芸で乗り切っている。そんなだから『余裕(スラック)』がない。

 2オクターブ以上必要な曲については、1オクターブ下げてるのか、2オクターブ下げてるのかの区別がつかないだろう。

 低音から高音へと音を上げていくとき、喉や声帯の状態が連続的に変わっていかないので声の安定性を欠いてしまう。実際の声域が狭いために、ある程度は安定するが、最後の詰めが上手くいかない。

 あと、ハモりのある曲は絶望的。メインメロディーはそのまま歌えるのに、3度下は音程感覚がループする……などとなれば、大混乱である。


 これを直していくのであれば、mid1とmid2を区別すること。聞くときも歌うときも。

 まずは歌を聴くときには「曲名」+「声域」でググっておくなりして、どんな声域で歌ってるか調べておくこと。ここはmid1だな、サビはmid2か、ぐらいの大まかな判断はできるようになっておくことが今のやるべきこと。


 あと、地声?はおそらく胸声(チェストボイス)もどき、裏声?はおそらく頭声(ヘッドボイス)もどきを指しているものかと。練度・完成度の低い「もどき」だろうけど。

 息の多いファルセットは自然にできるってことはそうそうないだろうし、勘違いはしにくい、はず。

 日常会話で言うところの頭声もどき(うらごえ)と、歌の上手い人の言うファルセット(うらごえ)で意味が違うのではないだろうか?

 頭声(ヘッドボイス)の理解に悩む。地声の延長線上の技術と考えるのか、息を減らしたファルセットと考えるのか?


 ――というダメカラオケ音感の実体験でした。


 以下、その辺を意識しつつチャレンジした曲たち。


 ヨルシカさんの「春泥棒」99.161点。キー♯5。1オクターブ下げ。

 YOASOBIさんの「アイドル」95.150点。キー♯1。1オクターブ下げ。


 春泥棒で99点台13曲目。初回96点台、2~5回目98点台、6回目で99点台。順当に試行錯誤(トライアル&エラー)ができたのではないでしょうか。

 この曲は声域2オクターブ弱の曲なので、キー変更で上をhiG()にすると1オクターブ下げでちょうど歌いやすくなりましたね。

 音感の矯正目的で、2オクターブ曲をていねいに歌っていきたいところ。

 アイドルは2オクターブを少し超えますが、lowG()ならギリギリなんとか。むしろmid2のE()G()を確実に出せてないことのが問題点。


 これで履歴の虹色メダル(95点以上)207個、金色メダル(90点以上)19個。銀以下なし。

 金だったアイドルが虹に。20回目のチャレンジでした。初回2024/5/12の記録が68.860点だそうな。よく()い上がれたもんだ。

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