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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
241/561

220 「お金がない」を笑い飛ばす41

 さて、ではこの破滅的な結末(エンディング)はどうすれば回避できるだろう?

 まず、根深い問題がひとつ。どのように資源を配分しても、そもそも絶対量が足りないということを忘れてはいけないね。

 私たちの持つ資本や時間、『余裕(スラック)』といった有形無形のすべてをかき集めたところで、私たちの持つ夢や目的の何もかもを叶えることはできない。

「いのち」の内圧が高まっている状態だね。生存領域、その定められた障壁のなかで、衝突という試行錯誤を繰り返す。少年が新しい麦を育てようとしたようにね。毎年収穫祭ができるほどの収穫がなかった。それが嫌だったから、少年は挑戦をした。

 しかし、少年は間に合わなかった。飢饉(ききん)が発生し、食料が急に足りなくなった。新しい麦を育てるより、殺してでも奪い取るほうが簡単になってしまった。

 内圧はどこへ向かうか? まずは村長で、それから村人が次々と死んでいった。村の外でも似たような状況だから、外からも襲われて全滅した。

「いのち」の内圧は障壁を見つけ出し、決壊させようとする。けれど、その障壁が外壁であるとは限らない。内壁、私たち自身を打ち壊してしまうこともある。

 オオカミ少年は麦を増やすべく、節約をしていた。いつもどおりの節制という習慣が、彼個人を強靱(きょうじん)にしていた。圧力がかかったところで、潰れるのは他の村人が先だった。

 しかし、他の村人は潰れてしまったわけだ。少年ひとりはともかく、他の村人、そして村という障壁が崩れるかたちで決壊した。少年もろともにね。個人的にどれだけ蓄えがあろうと、そうなってしまえば少年にはなす(すべ)なんてなかった。


 もしも、オオカミ少年の強さを他の村人に分け与えることができていたのなら――では、まだ弱いね。もしも、その強さを他の村人と共有できていたのなら、話は違っていたかもしれない。

 それぞれが勝手にバラバラに持っているのではなく、まとまった大きさのまま共有したらどうだろう? もっと上手くいくんじゃないか?

 つまり、これは「みんなのもの」だから、誰かが独り占めしちゃいけないよ? と考えてみるんだ。すると、どうなるだろうか?

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 今日はバンド系の曲にチャレンジ。


 結束バンドさんの「星座になれたら」97.523点。キー±0。1オクターブ下げ。

 同じく結束バンドさんの「ギターと孤独と蒼い惑星」96.577点。キー±0。1オクターブ下げ。

 GLAY(グレイ)さんの「HOWEVER」98.002点。キー±0。高音部のみ1オクターブ下げ。

 King Gnu(キングヌー)さんの「白日」96.125点。キー±0。ところどころ1オクターブ下げ。無理(汗)

 ONE(ワン) OK(オク) ROCK(ロック)さんの「Wherever you are」95.875点。キー±0。サビのみ1オクターブ下げ。

 [Alexandros(アレキサンドロス)]さんの「閃光」97.703点。キー±0。1オクターブ下げ。

 sacraさんの「identity」95.537点。キー±0。1オクターブ下げ。

 同じくsacraさんの「イエスタデイ」95.641点。キー±0。1オクターブ下げ。


 推しのV-tuber、MaiRさんがバンド歌枠をやっていたので。歌ってない曲ばっかりだと思ったから、ついカッとなってやった。後悔はしていない。

 なお、メロディーを追うのに手いっぱいで『余裕(スラック)』がないなった……(汗)

 あとは高校生のときに聞いたバンドのデビューシングルから2曲。これは聞き込んでたわりに間違って覚えてる箇所があってショック。今の方が音感が良くなってしまった。


 これで履歴の虹色メダル(95点以上)201個、金色メダル(90点以上)21個。銀以下なし。

 やっと虹200曲突破!

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