218 「お金がない」を笑い飛ばす39
というわけで、いったい何がマズかったのかを考えていきたいと思う。
オオカミ少年は、嘘をつくのをやめることで、それなりの信頼を取り戻していた。
より優れた小麦の品種を見つけだし、チャンスを無駄にせず、それをコツコツと増やしていった。彼はまさしく革新者であった。その新たな小麦という資本を、大切に育て、増やしていった。いよいよ来年か再来年には、村中の小麦が入れ替わるだろうというところまではこぎ着けていた。
しかし、村人たちはどうだろう? 運の良さに助けられながら初期採用者になれたのは、革新者のオオカミ少年を含めても6人に1人の割合だ。6人中4人は遅れて取り組む多数派で、残り1人はなかなか手を出さない保守派だ。
マーケティングの話だね。イノベーター理論ってのをそのまま受けいれるなら、どんな場合でもだいたいこれぐらいの割合にばらけるらしいよ。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
EAGLESさんの「DESPERADO」95.295点。キー±0。1オクターブ上げ。
THE BEATLESさんの「LET IT BE」97.799点。原曲キー♯2のところ、キー±0。オクターブそのまま。
GLAYさんの「SAY YOUR DREAM」96.315点。キー±0。オクターブそのまま。
鬼束ちひろさんの「月光」97.603点。キー±0。1オクターブ下げ。
FLOWさんの「僕に捧げるバラード」96.640点。キー±0。オクターブそのまま。
平井堅さんの「大きな古時計」97.610点。原曲キー♯1のところ、キー±0。オクターブそのまま。
同じく平井堅さんの「Grandfather's clock」96.678点。キー±0。オクターブそのまま。
簡単な曲を選んだら負け? という縛りはあるのか、ないのか……。
洋楽から2曲まずは歌ってみた。英語がところどころ追いつかずもにょるorz
そういえば、サビカラみたいな短いものはテクニックやロングトーンなどあんがい点が稼げなかったりする。蛍の光みたいなのも簡単そうなのに突き詰めるのが難しい。
じゃあ、逆に長い曲ならどうなるんだ? と疑問に思って選曲。カラオケ版でも13分超え。
で。
初回チャレンジ、94.903点でした。
……え? あと0.1点で95点に乗ったのに?
次こそは、と歌い直しました。
94.920点。(微増)
刻まなくていい、ホント刻まなくていいから!?
ほぼ目を閉じ、ひたすらメロディーラインに集中しつつ歌いきり、3回目でようやく虹到達。13分3セットはさすがにきつい。昼休みが消えた。腹の虫が2度入り込んであろう録音データは破棄しました。
その後は鬼束ちひろさんの「月光」特徴的なサビが有名な曲。……ですが、恐ろしいのはラスサビに向かって、サビのアレンジが繰り返されるところ。
入念な下準備がないと完璧に歌いきるのはきつい曲。私もところどころ怪しかったです。
FLOWさんの「僕に捧げるバラード」は、「贈る言葉」をカバーしたときのカップリング曲。本家・海援隊のヒット曲、「母に捧げるバラード」をリスペクトしたものかと。曲としてはまったく異なるので、念のため。覚えたのが中学のころ、間違って覚えた……というか上手く音程が出なくて誤魔化して覚えてた箇所がちらほら。
平井堅さんの大きな古時計、童謡のアレですね。日本語版と原曲の英語版それぞれ。ほぼ同じメロディーラインでしたが、日本語版のが若干点が上でした。
が、相変わらず原曲キーを見落としてて……純粋な比較ができてないっていうね(汗)
歌詞の擬音のところ、日本語で歌えば音程が一定で歌えるのに、英語だと全然合わなくなって驚いた。英単語1つに音符1つ乗せる感じを意識しすぎてるのかな? 日本語だとできることが急にできなくなって焦った、その辺りが英語版で点を落とした理由だろうか。
今日は完璧に歌えたと思えるのがほとんどなかった……。あらためて歌ってみると粗さが目立つ結果に。
これで履歴の虹色メダル183個、金色メダル21個。銀以下なし。