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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
233/561

212 「お金がない」を笑い飛ばす33

 これほどの進歩を()げても、盗みがなくなる気配はしてこない。これも不思議だ。

 ただこれも、タカ・ハトゲームを想像したら納得はいく。

 資源を奪い合い傷つくタカと、資源を譲り合い傷つかないハトのゲーム。ちなみにこれは、少数派であればあるほど有利だ。タカが大多数ならボロボロで割に合わなくなり、ハトが多くなるとタカが大暴れしてハトは悲鳴を上げる。

 これはゲーム理論的な、単純化された話ではある。けれど、盗みがほぼ根絶されて平和ボケした社会に、盗人がひとりだけ隠れていたとしたら、すごく有利だろうというのは想像がつく。盗人がいなくなって久しい。そうなれば盗人を捕まえるノウハウも廃れていくだろうし、そもそもそんな平和な世の中で警察に多くの予算を割り振るだろうか?

 少数派であることは、上手くいく、ということだ。


 しかしこれは、人間を特別視しない意味での「上手くいく」だ。人間の常識などをまるで無視した、ただもっとも簡単(シンプル)だからというだけで問題が解決している。

 それがどういうことかというと、さきのオオカミ少年(嘘つき更生前)のことを考えてみよう。

「オオカミが来たぞー!」と叫んだオオカミ少年。なぜ、村人はそんな嘘を信じてしまったのだろう? それは、嘘つきが少数派であったからだ。もしも嘘つきしかいない嘘つき村であったなら、オオカミ少年は村人を騙すことなんてできなかっただろう。

 騙すことは、上手くいった。上手くいったからこそ、本当にオオカミが来たとき、少年は死んでしまったわけだね。たしかに、「上手くいった」というのは事実なんだよ。オオカミ少年は軽率なだけで、そんな事実を望んではいなかったかもしれない。そんな少年の都合はまるで無視され、安易なかたちで問題が解決しているんだ。

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 これでもかと続けてる金色メダル(90点以上)虹色メダル(95点以上)に入れ替えていくチャレンジ。


 ロクデナシさんの「ただ声一つ」95.620点。キー±0。1オクターブ下げ。

 ジミーサムPさんの「Calc.」95.528点。キー±0。1オクターブ下げ。

 Mrs. GREEN APPLEさんの「インフェルノ」95.345点。キー±0。高音部のみ1オクターブ下げ。無理だった……。


 歌い始め序盤はかなり苦戦したものの、ちょっと脱した……?

 曲のリズムに強引に乗ろうとしちゃってスランプ気味だったんですが、片目を閉じて歌うと自然とタイミングが合う。

 目が忙しすぎてリズムに乗り切れてなかった模様。音程・歌詞をおよそ覚えておく必要はあるものの、その辺を見ながら対応してると脳処理が間に合ってないみたい。強引に前ノリで歌って合わせるよりかは目を閉じた方が楽。音程が出る出ない以前に、けっこう忙しめの曲が残ってるのか……?

 てか、こんな助言を以前自分で書きましたね……自助努力?


 これで履歴の虹色メダル(95点以上)158個、金色メダル(90点以上)27個。銀以下なし。


 11月24日まで採点王決定戦-失恋ソング編-をやっていて、誰でも3時間無料ができるみたいです。お得ですね!

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