第十五話
毎週月曜日と木曜日に投稿します。よろしければ読んでみて下さい。
「―キョウコさん、胸触ってもいい?」
僕は前から願望していた事をキョウコさんにぶつけた。かなり緊張するな。けど、もうこれ以上悶々とするのは限界だ。
「どうぞ、ご自由に」
キョウコさんは、にこやかにそう返事してくれた。
「え?いいの?」
「はい」
・・・・・いいのなら、もっと早くお願いすればよかった。これまでの僕を後悔し、呪った。
「じゃ、早速」
僕はキョウコさんの胸へと伸ばした。
―カツん
「硬っ!なぜこんなに硬いの?」
キョウコさんに胸は硬く突き指しそうなくらいだった。触れた手が痛い。
「私はセクサロイドでは、ありませんので、このように金属のままなのです」
「じゃ、キョウコさんとはSEXできないの?」
「私をセクサロイドに改造したら、できますよ。140万ポイントで」
キョウコさんは凄い数字をサラッと言ってのけた。
「高い!なんでこんなに高いの?身近な存在だから、君を性対象で見る奴なんていくらでもいるだろう?もっと安くないと」
「だから、140万ポイントですよ。私は所詮業務用アンドロイド。性の捌け口には、なかなかなりませんよ」
「くー、140万か。じゃ、ローンで払うのは?」
「一か月1万ポイントとして約5年はかかりますね。ローンを払い終わってから、私をセクサロイドに改造できます」
「君をセクサロイドに改造するのに5年?もっと早く完済しないの?」
「月々の費用から余裕のある金額が1万ポイントですので。もちろん利子とかは発生しませんよ」
「・・・・・じゃ、その条件で」
僕は泣く泣くそう返事した。
「毎度あり」
キョウコさんは微笑んだ。その笑顔は何かを含んでいるようで怖かった。




