モンスターとの遭遇
忘れないためのメモとして使わせてもらいます。
次は闇医者登場
王国を出た後俺は、とりあえず町に行ってみることにした。
町に行く途中でこんな考え事をしていた
俺「ここほんとにゲームの世界なのか?さっき話してたCPUもやけにリアルな表情浮かべてたし。ここ実は現実なんじゃないか?」
そんな事を考えながら歩いていると、1匹のモンスターに出会った
俺「うわ、なんだコイツ緑色で結構筋肉のある体してやがる。素手で行けるか?物はためしだ!殴るぞ!」
助走をつけて思いっきりモンスターを殴る。
俺「イッッ.........てぇ!」
まるで鉄板を殴っているかのような感触だった。
俺「そういや俺ニートだから筋肉ある訳じゃなかったな(´°ᗜ°)ハハッ..」
すかさずモンスターからの反撃が飛んでくる。
俺「うわ!」
何とか避けることが出来たが、俺の脳が、細胞が、俺に語りかけている。【コイツはヤバい】
よけた0.1秒後に俺は逃げる体制に入っていた。逃げなければ殺される。それは、かつてない恐怖心だった。
俺「アイツはパワーが強いって事はスピードはそんなにないだろ!ぜってぇ逃げてやる!」
逃げる判断が早かったおかげで、モンスターと10m程差をつけることができた。が
モンスターの足は風のように早かった。このままのペースだとすぐ追いつかれそうだ
俺「何かないのか」
ジャリッ
俺「あ、この砂利を、アイツにぶつければっ!て、無理だよ!アイツに大してダメージを与えれないよ!クソ!とりあえずアイツとの距離は.........」
え????
振り向いた時にはモンスターは拳を高くあげていた。
俺「わっ!」
とっさに手をクロスさせ頭を守る形で防御した。
ボキッ
脳が骨折をしたと認識する暇もなく俺は吹っ飛ばされた。
俺「ガッ!」
100m程飛ばされただろうか、飛ばされた先が草むらで、気づけば草むらに隠れる様な形になっていた。
モンスターが風のような速さでこちらに向かってくる。
モンスター「.........」
俺「.........」
俺は息を潜めた。今みつかったら間違いなく殺されると本能的に感じ取ったので、全力で息を殺した
モンスター「グがァーーーー」
スタスタ.........
モンスターが去ったみたいだ。俺はホットため息をついた。安心したからか、自分の腕をふと見ると
俺「うわ!なんだこれ!」
俺の腕が凹んでいる。見てから更に痛さが倍増した気がした。さっきのモンスターの威力は、腕でガードしてなかったらきっと頭がグチャグチャになってた事だろう。
俺「いでででででででで、でも町までいこう。医者にみてもらうしかない。応急処置でどうにかなるレベルなんかじゃない。」
また俺は町に向かって歩き出した。