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確率論ゼミ1班

 次の週の確率論の少人数ゼミ。

 0班はついに真琴一人になった。新一もカオスも来なくなっていた。



 一人で輪読はできないため、他の班と合併することになった。

 真琴は1班に吸収合併された。0班は無くなった。一部の数学者が考える0は自然数という説が、棄却されたような気がする。



 元々1班には3人残っていた。真琴を加えて、1班は4人の大所帯になった。

「じゃあ、これからよろしく。秋山さんも大変だね」

 1班のメンバーの一人の神保哲二である。このクラスでは珍しい爽やか系の男子である。もちろんあだ名は、苗字からとって、ゴッドと呼ばれている。神のような天才かと言われると、そうではない。


「こちらこそ。よろしく。まぁ、途中でいなくなることはよくある話だし。大丈夫よ」

 真琴は小さく笑顔を浮かべた。


 0班の方が少し先に進んでいたため、真琴は同じところを繰り返し読むこととなった。新一とカオスとは割とおしゃべりしていたはずであったが。他の班の方が進んでいなかったとは。新一とカオスは意外と優秀だったのかもしれない。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 30/30 ・おはようございます。 [気になる点] 男衆メンタルショボすぎるような気がしたけど、自分も講義行けなくなった時期あったわ。 [一言] 2から自然数派(変態)
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