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幼馴染に押し倒されて同居することになりました  作者: 『月猫』
食欲の秋!(食欲関係ありません)
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「こんな爽やかな秋があるのかよ!」No.12

「紗月くーん、買い物終わったわよー」


 おばさんが両手に大荷物を抱えながら歩いてきた。

 ちなみに六実はその横でさらに多い荷物を持たされている。


「ちょ、紗月ー。 後生だからこれ持ってー」


 ったくしょうがないな。

 あと、このくらいのことで後生をかけたりしなくてもいいだろ……


「次はどこに行くんですか?」


 やっぱり敬語は慣れないな。

 俺の場合普段から使わないからパッと出てこないんだよな。 杏樹を見習わなくちゃな。


「荷物も多いし、お茶でもしよっか」


「やったー! 休憩できるー!」


 小一時間買い物に付き合わされていた六実は嬉しそうだ。

 俺も待ちっぱなしで喉が渇いたからな。


「じゃあ、こっちのカフェにしようかな」


 俺が迷っていると


「それってあの有名な!? あの髪の長い女の人がロゴの!?」


「ええと、そうですけど」


 某ス〇ーバックスなんだけどな。


「一度行ってみたかったの! あのオシャレな空間に憧れてたのよ!」


 あれ? 普通に沖縄にもあったような……

 まあ、六実の実家は離島だからな。 そういえばガラス工房のおじさん元気かな。


「じゃあ、ここにしますか」


 普通のカフェに比べて値は張るが初めてなんだしいいだろう。

 そう思いながら三人で店に入る。


「うわー、おしゃれねー」


 初めての空間にはしゃいでいる。 あんまり目立たないでほしいんだけどな……

 とりあえず俺は注文口に並びホワイトモカのトールサイズを頼んだ。

 見本として買ったのだがおばさんはまだ内装を眺めていた。


「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノで」



 ……は? なんか六実が呪文を唱え始めたぞ。

 今どきの女子高生ってこんなの覚えてるの? もっと勉強内容覚えたほうがいいんじゃ……


「じゃあ私も注文しようかなー」


 おばさんは初めてだし、カプチーノとかなのかな。


「バニラクリームフラペチーノエクストラホイップインホイップモカシロップに変更でエクストラシロップチョコレートソース追加にエクストラソースチョコチップ追加、アーモンドトフィーシロップ、エクストラシロップでお願いしまーす」


 え? おばさんまで?

 初めてだったんじゃ……


「いやー、予習してきて正解だったわー」


 俺だけホワイトモカだけとか恥ずかしいじゃん!

 そんなことなら俺も予習してくればよかった!



『ホワイトモカのお客様ー』


 できたみたいだ。

 二人のには及ばないかもしれないけれどホワイトモカだって美味しいんだぞ……

 ん? カップになにか書いてある。


 そのブレスレット素敵です!


 今はこんなサービスもしているんだな。

 いつもつけてる未来からもらった組紐のブレスレットのことだろう。 

 こうやって褒めてもらえると結構嬉しいものなんだな。


『ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノのお客様とバニラクリームフラペチーノエクストラホイップインエクストラシロップチョコレートソース追加、エクストラソースチョコチップアーモンドトフィーシロップエクストラシロップのお客様ー』


 店員さんマジパねえっす。

 なんで一言一句噛まずに言えるんだ? なれとかの問題じゃない気がするんだが……

 俺も次来るときには勉強して行こう……



 

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