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幼馴染に押し倒されて同居することになりました  作者: 『月猫』
食欲の秋!(食欲関係ありません)
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「こんな爽やかな秋があるのかよ!」No.5

「久しぶりねえー! 元気にしてた?」


 まだ二、三か月しか経ってないけどな……


「お久しぶりですおばさん、お元気でしたか?」


「え、紗月何そのしゃべり方」


 俺が丁寧語でしゃべるのがそんなに変か?

 六実は腹を抱えて笑っている。


「なんか記憶喪失のこと思い出してちょっと変な気持ちになるなー」


 未来に関してはすまん。 ほんとすまん。


「そう言えばそうね! 紗月君もう大丈夫なの?」


「お、おかげさまで…… すごい元気です」


「ダイエットを始めるくらいにねー」


 六実よ、あとで覚えてろ。 と目で送っておいた。

 これで余計なことは言わないだろう。


「なら私が来る意味がなくなっちゃったわねー、せっかく沖縄から来たんだけどなー」


「確かに来てもらっちゃってすぐ返すのはなんですし、少しの間こっちにいてみてはどうですか?」


 六実もおとなしくなりそうだし。

 それに俺と未来の間には何もないんだし。


「え!? いいの!? ならゆっくりしちゃおうかなー」


「私たちは明日から学校だけどねー」


 台風明けで明日は木曜日だし週末にでもどこか行くか。

 このまま返してしまうのは申し訳ない。


「週末にいつものモールにでも行こうか」


 他に見るところなんてないしな。

 沖縄の人からすると新しい発見もあると思うしな。

 あれ? そういえば六実は何も驚いていなかったような……


「おばさんを連れて行ってくれるの!? ありがとね紗月くん!」


「じゃあ私も行くー」


 六実も一緒に行きたいみたいだ。

 まあ家族との時間は大切だよな、特に六実みたいな元気な奴はな。

 うちの親は三年海外だけど。


「未来はどうするんだ? 一緒に行くか?」


「ううん、私は杏ちゃんと行かなくちゃいけないところがあるからパスかなー」


 珍しいな、俺が誘って断るなんて。

 何か大切な用事なのかな?


「じゃあ、おばさんたちと行ってくるよ」


「あいさー」




 未来の奴どうしたんだろう。

 ふと風呂に入っていると思った。

 記憶喪失の件から何か考え込んでいるみたいだし、あんまり無理しないといいけどな……

 俺は元気なんだし……


 コンコン


「なんだー?」


 おそらく未来だろう。

 でも風呂にまでどうしたんだろう。


「一緒に入っていい?」


「は!?」


 急に何を言い出すんだ!?

 隣の家には六実(母)がいるんだぞ!?


「だ、だめに決まってるだろ!」


「同居してるんだからこのくらい大丈夫だよー」


 そう言いながら風呂場の扉を開けてきた。

 ああ、もう! 何考えてるんだよ!

 俺は体を拭く用のタオルで大事な部分を隠す。 ちゃんと隠れてるよな?


「えへへー、つっくんとお風呂だー」


 未来は彼女のパジャマであるキャミソールを着ながら入ってきた。

 甘ったるいにおいが漂ってくる。

 俺はここである違和感を覚えた。


「なあ未来。 酔っぱらってるだろ」


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