表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染に押し倒されて同居することになりました  作者: 『月猫』
食欲の秋!(食欲関係ありません)
67/84

「こんな爽やかな秋があるのかよ!」No.4

「なあ未来、俺らってやっぱ太ったよな」


「全然聞こえなーい」


 今日は台風真っただ中で休校日。

 外に出ることもなくリビングでだれていると未来を見てふと思った。

 あれ? ()()()()? と。


「現実を見ようぜ…… 絶対太ったって……」


「うう…… ダイエットしなきゃ……」


「俺もだな……」


 スポーツの秋と言うけれど普段から運動しない人にとってはただ太る秋だろう。

 結果俺と未来が太ったんだからな……


「ダイエットするにしてもどうしよっかー?」


「要は痩せればいいんだろ? だったら食事制限とかでいいんじゃないか?」


「うーん、食事制限はリバウンドしやすいって言うしなー」


 運動だけは絶対にしたくない。

 絶対にだ! だって苦手なんだもん!


「運動は外がこんなだからできないねー」


「よし!」


「ん?」


「あ、なんでもない」


「どうせつっくんのことだから運動は嫌、みたいなこと思ってたんでしょ?」


「なんでわかるんだよ……」


 そんなことより


「どうやって痩せるかだっけか」


「どーしようねー」


 このままだと何の解決策も出ず現状維持になってしまう……

 あ、そうだ!


「代謝を上げてみるのはどうだ?」


「代謝を?」


「ああ、そうだ。 代謝を上げれば何もしなくとも消費エネルギーが多くなるはずだ!」


「それいいね! でも具体的には何をするの?」


 あ、知らない……




「良かったねー、ネットにやり方が書いてあって」


「ほんとだよ……」


 調べたら普通に出てきた。

 まあこれで痩せられるはずだ。 次に学校に行ったら雄二や杏樹をぎゃふんと言わせてやる!



 ピンポーン



「はーい」


 こんな台風の中誰だ?


「どーも、むつ」


「間に合ってます」


 俺はすべてを聞く前にドアを閉めた。

 前のように開けられる隙を与えず完璧に締め切ることに成功した。

 俺も成長したな。


「誰だったのー?」


「お隣りの河合さんだったぞ、台風で大丈夫かって心配してくれたみたいだ」


「それって六実ちゃんじゃん! 開けてあげなよ!?」


「はいはーい」


 俺は嫌々ドアを開ける。

 雨が入ってくるからドアすら開けたくないんだからな……


「ひどいよ紗月? こんなことしてるとおばさんにあることないこと報告しちゃうよ?」


「ないことは報告するなよ」


「えへへー」


 やっぱり俺は成長したな。

 あわてず騒がずツッコめている。

 あれ? これっていいことなのか?


「そういえばちゃんと私のこと覚えてるんだね」


「その件はすまん」


 おそらく記憶喪失のことだろう。

 家が隣なのに六実とは久しぶりな気がする。

 まあ家に入れないからな。 絶対な。


「で、最近太り始めたお二人に報告があります」


「「?」」


 報告? なんだ?


「うちの母が明日から来ます! 一週間だけだけど監視が厳しくなると思ってくださいね?」


「六実のお母さんさ、正直六実よりおおざっぱだよな」


「まあそうだね」


 それって監視の意味あるのか?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ