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幼馴染に押し倒されて同居することになりました  作者: 『月猫』
修学旅行編
25/84

「こんな修学旅行でいいのかよ!」No.6

「もう時間だな、ホテルに戻ろう」


「「ふあーい」」


 角煮まんというご当地グルメをほおばっている未来と雄二に声をかけた。

 水族館を出てから俺たちは食べ歩きをしながら沖縄の市街地を歩いていた。





 「今日もご飯はうまいなー!」


 お前はどんだけ食うんだよ……

 一人でみんなの分食べてんじゃないのか……


「それにしてもバイキングなのにどの料理もおいしいね!」


 ここにもいたよ、暴食魔が……

 まあでも確かにそうだ、量をメインに作っているのにこんな美味しいのは珍しいと思う。


「おい雄二、これ食べていいぞ」


 さっきの食べ歩きのおかげで腹がもういっぱいなんだ……


「お、いいのか? じゃあおかずも取ってこよっと」


 まだ食うのかよ……





 「風呂行こうぜー」


「ああ、準備するから待ってな」


「今日はどこにする?」


「そうだなシルク風呂なんてどうだ?」


「いいな、肌トゥルットゥルにしようぜ」


 なんだその気持ち悪い擬音語は。

 雄二とは毎日ずつ違う湯船に入る約束をしている、毎日違う湯船のほうが飽きないし楽しいからな。

 ちなみに昨日は炭酸風呂だった、おかげで今日に海での疲労を持ち込まずに済んだ。


「うわー、シルク風呂もいいなあ」


「ふう、たしかにな」


 体全体に膜が張ってあるみたいで気持ちがいい。



「なんか不思議な感覚だったな……」


 脱衣所で服を着てロビーに出るとまたしても未来がコーヒー牛乳をあおっていた。


「またコーヒー牛乳なんだな」


「まーねー」


 どうやらコーヒー牛乳を気に入っているようだ、明日おごってやるか。


「なんかつっくん肌つるつるだね」


 ふふ、気づいてしまったか。


「どうだ、すべすべだろ! ってもしかして未来もシルク風呂入ったのか?」


 少しばかりか未来の腕やらがつるつるしている気がする……


「そだよー、なんか不思議な感覚だったね」


 コメントまでかぶってるし……

 まあいいか、部屋に戻ろう。


「じゃあねー」


「ああ、おやすみー」




 「悪い雄二、疲れたからもう寝るな」


 今日も歩き回ったりしたからな。


「え!? 昨日言ってたことと違うだろ、俺との語り合いは!?」


「明日で」


「えー、絶対だからな!」


 はいはい、明日ね……





 「……きて おきてー」


「んん、なんだ……?」


「あ、やっと起きたつっくん」


 ……! 

 なんで俺と雄二の部屋に未来がいるんだ!?


「なっ!」


「しー、雄二は寝てるから」


 俺は言われた通り小声で話す。


「なんで未来がここにいるんだ?」


「寂しくて来ちゃった」


 は? なんだこの夜這い感漂うセリフは……

 未来に限ってそんなことはないと思うが……


「二日間あんまり話せてなかったでしょ? だからお話ししに来たの」


 そういうことか、驚かすなよ……


「いいけど眠いんだ、なるべく少なくな」


「うんっ! ありがとね!」


 未来の様子から見て長くなるな……

 はあ、どうなることやら……

これで修学旅行編二日目は終わりです!

やっとあと半分ですね、腕が鳴ります!

この続きの会話が気になる人もいると思いますが修学旅行編が終わったら番外編として投稿しようと思っていますのでお楽しみを!

それではイベント続きの修学旅行三日目をお楽しみくださいね!

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