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幼馴染に押し倒されて同居することになりました  作者: 『月猫』
修学旅行編
24/84

「こんな修学旅行でいいのかよ!」No.5

「でかいな」


「でっかいね」


 西洋の屋敷のような外観に入り口付近の熱帯植物。

 俺たちは美ら海水族館に来ていた。


「暑いしさっさと入ろうぜ」


 今日の気温は28度で湿度は70%

 絶対五月じゃないだろ……


「そうだな、早く涼みに行こう」


 入り口でチケットを買い足早に中に入る。



「うはー! 涼しい!」


 中はクーラーのおかげで涼しい、これが楽園か……


「ねえ見て! ヒトデがいっぱいいるよ!」


「ここはサンゴ礁の水槽みたいだな、ヒトデも触れるみたいだぞ」


 パンフレットを眺めてみる、なるほどな進めば進むほど展示されている魚の生息水深が深くなっていく構造なんだな。


「すごいフニフニする!」


「うおっ! 意外と固いんだな!」


 未来はナマコ、雄二はヒトデを触ってはしゃいでいる。


「杏樹はいいのか触んなくていいのか?」


「私は遠慮するわ…… 軟体動物苦手なのよ……」


 同感だ……

 なんだあのぐでーっとしたフォルムは、もうちょっとシャキっとしないものなのか?


「二人とも行くぞー! まだまだ長いんだから」


「「えー」」


 もうちょっと触っていたいらしい、その心境が全くわからんがな……



「もうそろそろメインの大水槽だがスロープを下ったとこの……」


「うわー! すごいねつっくん!」


 呼び名が戻ってるのはいいとして、目の前の大水槽には悠々とジンベイザメやマンタが泳いでいる。


「で、でかい……」


 そりゃそうだ、俺の目の前を横切っていくジンベイザメは9メートル近くあるのだから。

 でもパンフレットで見るのとは全然違う、ちゃんと泳いでいるからかさらに大きく感じる。


「下からも見れるみたいだよ! 行ってみよ!」


「そうなのか!? 行ってみようぜ!」



 ジンベイザメ腹の下を通ることなんて人生の中でないと思っていた……


「以外と真っ白なんだな」


「つっくん反応薄ーい!」


 どう反応していいかわかんないだろ……




 一通り館内を見終わって俺たちはご飯にすることにした。


「ちょっと買ってくるから荷物よろしくね」


「ああ、ごゆっくりー」


 俺と未来は席で待つことにした。


「なんかこうやって二人きりになるの久しぶりな気がするね」


「そうか? たった二日だろ?」


「二日でも長かったよ……」


 あれ? なんか寂しかった感じ?


「ま、まあ元気出せ! まだ二日目だぞ!」


「うん……」




 美ら海水族館を堪能した後、俺たちはホテルに戻りながらぶらぶらすることにした。

 正直一日歩きっぱなしで足が痛いんだよな…… 

 最悪雄二に運んでもらうか……

なんと昨日今日で感想を三件もいただくことができました! ありがとうございます!

そして本編は二日目の夜に何かあるかも……

ってことでタイトル変わりました「幼馴染の押し倒され同居することになりました」をよろしくお願いします!

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