「こんな修学旅行でいいのかよ!」No.3
「ねえ見て! ほんとに透けてるよっ!」
たしかに透明だ、すごいな……
ビーチに向かいながら海沿いを歩いているところだ。
「今からでも楽しみになってきたぜ!」
雄二、お前の楽しみは水着だろ……
「おまたせー!」
ビーチについてそれぞれ更衣室で着替え集合した。
「お、二人ともいいねえー」
ぐしゃ
「痛ったっ! なにすんだ紗月!」
「なんか不審者がいたから」
彼女持ち変態の目を潰して何が悪い。
なんか 「目がああああ」 とか聞こえるけど俺は知らんぞ。
「二人とも似合ってるぞ」
前にも見ているのだがやっぱり似合っている。
「くそっ! まあ一瞬でも見れたからよしとするか……」
しぶといな、回復したらもう一回やるか。
「そっちは、うん 普通だね……」
「そりゃそうだろ……」
男子高校生が派手な水着きてたら普通引くだろ……
「ふうー、疲れたー!」
「しかし、よく遊んだな だいたい四時間か」
全員で遠泳大会やビーチバレーをしていたらあっという間に時間は過ぎていた。
「一日ですごい青春を満喫した感じだな!」
だからお前は彼女持ちだろうが。
「この調子で明日持つかなあ……」
たしかにものすごい倦怠感だ…… 四時間も海で遊べばそうもなるか。
「集合時間もあるしもうそろそろ戻り始めるか」
「そうね、お腹も減ったし食べ歩きでもしながら帰りましょ」
「いいな! 死ぬほど食ってやるぜ!」
「ほどほどにな……」
「んー! おいしいっ!」
「お前らどんだけ食うんだよ……」
海からの帰りにも角煮やらアイスやら食べていたのにバイキングで山盛りって……
俺ならもどしてるっつーの……
「紗月ももっと食えよ! バイキングなんだぜ?」
「俺はもうギブだ……」
「よわっちーなー」
「悪かったなー、俺はインドア派なんだよ……」
食べ終わって部屋の戻る、部屋は雄二と俺の二人部屋だ。
良かった、男子全員の大部屋とかむさくるしいからな。
「どうするよ紗月、風呂行くか?」
食後とは言えさっぱりしたいな。
「ああ、行くか」
「そうこなくっちゃな!」
「あんまはしゃぐなよ、いい年なんだから」
風呂で騒がれたら一般の人に迷惑だからな。
「そんくらいわかってるって!」
「ああー、いい湯だなー」
「おっさんかよ……」
俺より早く体を流して雄二は風呂に浸かっていた。
「紗月も入ってみ、絶対言うから」
そんなことないだろと思いつつ俺も湯船に入る。
「うっ、たしかにいい湯だな……」
疲れているからか体に熱が染み渡る、天国みたいだ……
これがあと二日は入れるなんてこの学校に入って良かったな。
それから俺と雄二は三十分ほど風呂を堪能して出ることにした。
「ぷはっ! さいこー!」
風呂を出るとコーヒー牛乳をあおっている未来がいた。
「コーヒー牛乳は銭湯じゃなかったのか?」
「んー、気分っ!」
気分でいいのかよ……
「あ、そだ! あとで明日のこと話し合うからよろしくねー!」
ん? 明日のこと話し合うってどこでだ?
まあいいか、部屋に戻ってゆっくりしよう。
コンコン
「はーい、今出まーす」
なんだ? 見回りの先生か?
「えへへ、来ちゃった」
そこには未来と杏樹が立っていた。
「は?」
いまいち状況が理解できない。
「さっき言ったでしょ? 話し合いするって」
するとは言っていたけどここでかよ!?
まずいぞ、下着を含め部屋に散らかっている……
男二人なんだから当たり前だろっ!?
「ちょっと待ってて! 三十秒くれ!」
いいですね海とホテルイベント……
まあそんなことより次回の展開が気になると思います、できれば今日中にあげようと思いますのでよろしくお願いしますね!
さてどうなることやら……




