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ピエロは男の娘らしいです。

実は言うと書く量を減らして更新ペースを上げようと思い実際にやってみました。

出来れば前のように5000文字で書くか今回のように2000文字くらいにして更新ペース上げるのかどちらがいいのか教えてください。

しばらく歩いているとふと視線を感じてそちらに向いてみると。後輩君がこちらを立ち止まり見ていた。しばらく待っていようかと思ったけど、道の邪魔になるため仕方なく声をかけることにした。


「どうしたんだい?生○でもきたのかい?」


「当たり前のようにそういうこと言うのやめてください。」


ちょっとしたジョークのつもりで言ったのだけれどやはり女性にとってはあまり冗談とかではそういうことは言って欲しくないのか、まるでゴミ虫を見るかのような冷ややかな視線を送られた。


「実際私はあなたのこと今はゴミ虫だと思っているので。」


「…いや、だからなんで私の考えていることが的確に分かるの?可笑しいよね?何?あれかい?心を読む力でも持っているのかい?」


「あなたと少し一緒に居れば誰だって分かりますよ。というよりそんなくだらない事言ってないで早く冒険者ギルドに行って、身分を確保しますよ。」


後輩君はそう言うと私を置いてスタスタと歩いていってしまう。最近後輩君の私への対応が適当になっているような気がするけど気のせいだよね?そうだと信じたい…


私はそう願いながら小走りで後輩君の隣に並ぶ。今はフードとかを被っているため目立っていないがもし彼女(後輩君)がフードを外してここを歩いていたら、凄まじいことになっているだろう。


しばらくそうして歩いているとほかの建物よりも少し大きい居酒屋のような所に来る。いや、見た目だけで言うなら看板の剣と盾が交差しているもの以外はどう見ても少し大きい居酒屋である。


「先輩…」


そう私が初めて見る光景にキョロキョロとしていると私にそう注意を促してくる。まぁ実際冒険者は荒くれ者が多いと聞くからその判断は間違えではないだろう。


「これからは気をつけるよ。それで?あの受付さんの所に行って冒険者になりたいんですが?って言えばいいの?」


私はそうテンプレ通りでいいの?っと尋ねると何故か少し考えるような素振りを見せてから首を横へと振った。表情を見れば巫山戯ていないことは分かる。


が、一体どうしてダメなのか見当がつかなくて首をかしげていると、後輩君が私の耳へと唇を近づけギリギリ聞こえるくらいの声量で告げる。


「あの受付のもの只者ではありません。さっきから私ではなくあなたを見ている感じからしてもしかしたらどこかからか情報が漏れたのやも知れません。」


後輩君はそう今いる受付嬢の中では一番美人だと思われる者を見ながらそう注意を促してくれる。だけどこれも仕事。死を恐れていたら戦争なんてやっていられない。だから私は迷いなく後輩君が先程から注意を促している受付嬢の所へと向かう。


首だけ少し後ろを振り向いてみると後輩君が案の定「まぁそうですよね…」と言いながら呆れ顔を浮かべていた。まぁ実際に彼女がかなりの実力者で()()()のは確実だろう。


細身のように見えてその腕の筋肉は隠しきれておらず、腹筋も服に隠れて見えないが、微妙に形が腹筋のせいで変わっている。たぶん服を脱いだらふくよかなかんじじゃなくて、ガッシリした感じになるだろう。


そんな相手に対して私は満面の笑みを浮かべて近づく。フードを被っているため相手には分からないだろうが鼻歌を歌い、スキップしながら近づく様子を見ればその表情は誰でも容易に想像できる。


「あの~。冒険者登録をしたいのですが?」


私がそう言うと受付嬢さんは笑顔でこちらを見てくる。


「それはいいのですが、そのフードを外してもらえないですか?」


そう言われる。まぁ当たり前だろう。この真っ黒な外套にフードというザ不審者、と言われても文句の言いようのない格好をしている奴を冒険者登録させるわけもないだろう。


まぁぶっちゃけ言えば今の今まで自分がフードを付けていることを忘れていたため「これは失敬失敬。」といい、フードを外す。


すると受付嬢さんは驚いたような表情をする。


そのことに私はキョトン?とすることしか出来ないのであった。




受付嬢サイド


私は今驚きを隠せないでいた。真っ黒な外套にフードという不審者にしか思えない人物がフードを外すとそこには―――――――――


絶世の美少女としか言い表せないような子がそこに立っていた。その少女は首を少し傾げてキョトンとしている。その仕草が可愛く一瞬鼻血を出しそうになったがなんとか耐える。


「わ、分かりまひた。お、お名前と年齢、職業を教えて下さい。(あっ。噛んでしまった…)」


一瞬焦ってしまい噛んでしまったが少女はそんなことは気にせずに満面の笑みのまま答えてくれる。何この子可愛い!お持ち帰りしたい!えっ?ダメ?(*´・ω・*)ショボーン


「私はエレナって言います。年齢は16歳で職業は暗殺者をしています。よろしくお願いします♪」


そう教えてくれる。やっぱり可愛い!それとやはり職業は予想通りの暗殺者だった。実際に彼女は剣士のように重いものを持てるようには見えないし、魔力はそこまで多くは感じられない。武道家のような戦い方が出来るようには見えないから無難な職業と言えるだろう。


その後、登録は淡々と進み彼女の冒険者登録は完了した。すると彼女がすぐに依頼を受けたいと言ったので私は今ゴブリン5匹を討伐の依頼書を渡すとよく分からない質問をされた。


『ゴブリンって何匹倒してもいいんですよね?』


私はそれに対して肯定すると彼女は笑顔で「分かりました」と言ってゴブリン討伐に言った。私はこのとき知らなかった。彼女が一体どうしてあんな質問をしたのか。


そしてこれが彼女…いや、彼の物語の序章の始めだということにも…

…あれ?なんか後輩君途中から完全空気になってるね(´・ω・`;)

次いでに後輩君は冒険者登録をしていません。

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