12話 アップデート後
なんとか更新できました!
ジャンル別日間ランキングで1位になりました!
ありがとうございます!
5日ぶりのログイン。アップデートが有り、仕様が全く変わってしまったUO。
期待と不安……不安多めである。
まず一番変わったとも言えるステータスだ。
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ウィンLv30 剣士Lv30
SP76
HP 500
魔力量 53 +2 +10(神木の腕輪 既に足されています)
スキル 剣Lv33 片手剣Lv17 刀Lv17 二刀流Lv9
火属性Lv18 水属性Lv20 風属性Lv20 土属性Lv17 光属性Lv20 闇属性Lv16 氷属性Lv10 時空属性Lv2
気配察知Lv25 回避Lv26 受けLv26 鑑定Lv16
【セントラル】道具 モデル鞘 〈ファントム〉二対
・納刀時に刀剣が修復される
・刀や剣のおおきさによってサイズが変化
『背水の陣』1分間防御力無視ダメージを与える。
1分経過後、10分間スキル使用不可。
称号 【竜殺し】【第2回戦争イベント 貢献度ランキング2位】
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……突っ込みたいところがあるが、先に、運営からのメッセージを見よう。
《アップデートによる【セントラル】及び、スキル変更のお知らせ》
今回のアップデートの仕様により、ウィン様の【セントラル】のスキル、『背水の陣』の効果の変更をお知らせいたします。
一言申しさせていただきますと、変更後の方が強くなったからいいじゃん!です。ご了承下さい
……前から少し思ってたけど、自分を担当してる運営の人いるよね。絶対に。
とりあえず置いといて、確かにスキルは強くなっている。確実に。
一撃のみだったのが時間制限になったし、スキルの反動も大幅に減っている。
これはもう、別スキルじゃないか?
強くなったんだし、まあいいか。
HPも、生命力と違うせいか、桁がおかしい。
でも、最大値が増減するっていってたな。どういう事なんだろ?
その検証もやらなければならないが、二次職を先に決めればならない。
候補によると、
・侍
・魔法剣士
・剣豪
・その他
の四つがある。二次職は特殊スキルがある。
侍は、【居合】スキル
魔法剣士は、【魔法剣】スキル
剣豪は、【一刀両断】スキル
その他は、選ばなかった一次職なため、特殊スキルはない。
どれにするかだが、もう決まっている。
まず、魔法剣士。これは無い。理由は、今後目指すため方向とは、真反対だからだ。
当然、その他も選ばない。
そして、侍。居合はもう出来るため、なる意味があまり無い。
つまり、剣豪だ。まぁ、刀と剣、両方使うっていう理由もあるけど。早速、剣豪を選び、イベントで貰ったSPを使い、目的のスキルを手に入れる。
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ウィンLv31 剣豪Lv1
SP22
HP 500
魔力量 53 +2 +10(神木の腕輪 既に足されています)
スキル 剣Lv33 片手剣Lv17 刀Lv17 二刀流Lv9
一刀両断Lv1 魔法破壊
時空属性Lv2 ダッシュLv1
ジャンプLv1 気配察知Lv25 回避Lv26 受けLv26
鑑定Lv16
【セントラル】道具 モデル鞘 〈ファントム〉二対
・納刀時に刀剣が修復される
・刀や剣のおおきさによってサイズが変化
『背水の陣』1分間防御力無視ダメージを与える。
10分経過後、スキル使用不可。
称号 【竜殺し】【第2回戦争イベント 貢献度ランキング2位】
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
まず、火属性、水属性、風属性、土属性。全てがLv15になったら派生属性が取得可能になる
火属性+水属性=霧属性
火属性+風属性=爆属性
火属性+土属性=溶属性
水属性+風属性=氷属性
水属性+土属性=木属性
風属性+土属性=塵属性
そして、光属性と闇属性が、それぞれLv15になると、時空属性が取得可能に。
更に、プレイヤーレベルが30になると、雷属性が取得可能になる。
魔法破壊は、少し前、全ての属性を取った人が発見し、掲示板で、話題になった。しかし、これには大きな欠点があった。
魔法破壊は、代償にした属性のみ、魔法を破壊可能なのだ。
つまり、火属性の魔法を破壊したければ、火属性を代償にしなければならない。
しかも、スキルの取り直しは現段階では無理だ。
現段階では、と言ったのは今回、このようなアップデートがあったから取り直しや、それに近いものが来るかもしれない。
これらの理由だけでも厳しいのに、更なる追い討ちがあった。
それは、魔法破壊をするには高い技量、つまり、プレイヤースキルが必要なのだ。
魔法破壊というのは、対象の武器や拳などに、魔力を消費して魔法に干渉できるようになる。その状態で、魔法の中心。つまり、〝核〟となる部分を攻撃しなければならない。
それは、スピードなどを考えた時、プロ野球で、ホームランを打つのと同じくらいの難しさと、されている。
この世界に置いて、魔法というのはとても重要なもの、というのはわかりきった事実で、手放そうとは思わない。だから、魔法破壊は有能とされていながら、誰も取得しなかった。
今回、取ったわけは色々ある。
自分も、光属性が無くなり、回復魔法が無くなったのは辛い。だが、それでもあまりに余るメリットがあると思っている。
時空魔法は、攻撃魔法が確認されていないため、残して置いた。役に立ちそうだし。
ダッシュ、ジャンプはいつのまにか取得可能になっていたスキルで、上位スキルに気になるものがあったので取ってみた。
気になる、一刀両断のスキルは、文字通りで、初撃の威力と切断力を高めるスキルだ。
どのくらい高くなるのかわからない。理由は、この職業が他の誰もついていないから。
蓮、ロータス曰く、早くて二次職、遅くても四次職があるか分からないが、それまでにはそのプレイヤーに合った職業、つまりユニークが発生するかもしれない、との事だ。100%ユニークになるわけではなく、単純な上位職な可能性もあるらしい。
そのロータスと待ち合わせしているのだけど、中々来ない。
5分後、メッセージが来た。ロータスからで、家の諸事情により、行けなくなった。悪い。との事だった。
予定を変更して、コウテツさんの元に行くことにした。
コウテツさんの鍛冶場に行くと、休憩しているのか、椅子に座っているコウテツさんが居た。
「こんにちは、コウテツさん」
「……ウィンか。今日はどうした?」
「実はこれに関することでして……」
そう言って取り出したのは、イベントの時折れた刀だ。
「もう一度刀を作ってもらえないかと」
「……今の俺にはこれが最高傑作だった。作れるとしても、これと同じかそれ以下になるぞ?」
「今回は素材を持って来たのですが」
「素材?」
アイテムボックスから取り出して、見せてみる。
「これは……こっちはドラゴンベビーの骨か。あの時手に入れたのか。それで、こっちはどこで手に入れた?」
そう言って聞いて来たものとは、ミスリルのインゴットだった。
「このミスリルのインゴットはイベントのランキング報酬です」
そう。あの時、スキルと迷いながらも選んだのはミスリルのインゴット×3だった。これで、新しい刀を作ってもらおうと思って選んだ。
だが、思いにも寄らない言葉が聞こえた。
「悪い……今の俺には作ってやらない」
「!?……何故ですか?」
「悔しい話だが、これを扱うには俺の技量が足りない」
そう悔しいそうにコウテツさんはいった。鍛冶のトッププレイヤーである、コウテツさんでも出来ないのはまだ、ミスリルが出回っていないからだ。
「そう…ですか……」
どうしようか迷い、悩んでいるとコウテツさんからある提案をしてくれた。
「俺の…俺の師匠なら作れると思う」
「師匠?コウテツさんに、師匠なんていたんですか?」
「ああ。俺の技術は全て、師匠から教えてもらった」
「その、コウテツさんの師匠はどこに?」
「王都だ」
都合が良い。ロータスは多分、王都に帰るだろう。その時一緒に着いていけば、フリズベルン一本でも行けるだろう。
「しかし、師匠は気に入った奴にしか剣を打たない。だが、お前なら大丈夫だろう」
「大丈夫なんですかね。心配ですけど」
「行ってみれば、わかる」
「わかりました。ありがとうございました!」
旅に必要な、ポーションやアップデートで増えた、空腹度の為、食材を買う。
ロータスがいない為、明日以降になるだろうから、ログアウトして現実で連絡を入れておこう。
本作品は、こんな作品、こんな物語が読みたい。という思いで始めたので、多少……大量の矛盾が出るかもしれませんが、書き続けたいと思います。
ちなみに、矛盾などについては感想などで、教えてくれると幸いです。