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VRMMOの剣聖  作者: オレンジジュース
2章 動き始める大陸図
12/19

12話 アップデート後

なんとか更新できました!


ジャンル別日間ランキングで1位になりました!

ありがとうございます!

 5日ぶりのログイン。アップデートが有り、仕様が全く変わってしまったUO。

 期待と不安……不安多めである。

 まず一番変わったとも言えるステータスだ。



 ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢


 ウィンLv30 剣士Lv30

 SP76

 HP 500

 魔力量 53 +2 +10(神木の腕輪 既に足されています)

 スキル 剣Lv33 片手剣Lv17 刀Lv17 二刀流Lv9

 火属性Lv18 水属性Lv20 風属性Lv20 土属性Lv17 光属性Lv20 闇属性Lv16 氷属性Lv10 時空属性Lv2

 気配察知Lv25 回避Lv26 受けLv26 鑑定Lv16

【セントラル】道具 モデル鞘 〈ファントム〉二対

 ・納刀時に刀剣が修復される

 ・刀や剣のおおきさによってサイズが変化

『背水の陣』1分間防御力無視ダメージを与える。

 1分経過後、10分間スキル使用不可。

 称号 【竜殺し(ドラゴンスレイヤー)】【第2回戦争イベント 貢献度ランキング2位】


 ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢



 ……突っ込みたいところがあるが、先に、運営からのメッセージを見よう。


 《アップデートによる【セントラル】及び、スキル変更のお知らせ》


 今回のアップデートの仕様により、ウィン様の【セントラル】のスキル、『背水の陣』の効果の変更をお知らせいたします。

 一言申しさせていただきますと、変更後の方が強くなったからいいじゃん!です。ご了承下さい



 ……前から少し思ってたけど、自分を担当してる運営の人いるよね。絶対に。

 とりあえず置いといて、確かにスキルは強くなっている。確実に。

 一撃のみだったのが時間制限になったし、スキルの反動も大幅に減っている。

 これはもう、別スキルじゃないか?

 強くなったんだし、まあいいか。


 HPも、生命力と違うせいか、桁がおかしい。

 でも、最大値が増減するっていってたな。どういう事なんだろ?

 その検証もやらなければならないが、二次職を先に決めればならない。

 候補によると、

 ・侍

 ・魔法剣士

 ・剣豪

 ・その他


 の四つがある。二次職は特殊スキルがある。

 侍は、【居合】スキル

 魔法剣士は、【魔法剣】スキル

 剣豪は、【一刀両断】スキル

 その他は、選ばなかった一次職なため、特殊スキルはない。


 どれにするかだが、もう決まっている。

 まず、魔法剣士。これは無い。理由は、今後目指すため方向とは、真反対だからだ。

 当然、その他も選ばない。

 そして、侍。居合はもう出来るため、なる意味があまり無い。

 つまり、剣豪だ。まぁ、刀と剣、両方使うっていう理由もあるけど。早速、剣豪を選び、イベントで貰ったSPを使い、目的のスキルを手に入れる。



 ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢


 ウィンLv31 剣豪Lv1

 SP22

 HP 500

 魔力量 53 +2 +10(神木の腕輪 既に足されています)

 スキル 剣Lv33 片手剣Lv17 刀Lv17 二刀流Lv9

 一刀両断Lv1 魔法破壊(マジックブレイク)

時空属性Lv2 ダッシュLv1

 ジャンプLv1 気配察知Lv25 回避Lv26 受けLv26

 鑑定Lv16

【セントラル】道具 モデル鞘 〈ファントム〉二対

 ・納刀時に刀剣が修復される

 ・刀や剣のおおきさによってサイズが変化

『背水の陣』1分間防御力無視ダメージを与える。

 10分経過後、スキル使用不可。

 称号 【竜殺し(ドラゴンスレイヤー)】【第2回戦争イベント 貢献度ランキング2位】


 ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢



 まず、火属性、水属性、風属性、土属性。全てがLv15になったら派生属性が取得可能になる

 火属性+水属性=霧属性

 火属性+風属性=爆属性

 火属性+土属性=溶属性

 水属性+風属性=氷属性

 水属性+土属性=木属性

 風属性+土属性=塵属性

 そして、光属性と闇属性が、それぞれLv15になると、時空属性が取得可能に。

 更に、プレイヤーレベルが30になると、雷属性が取得可能になる。


 魔法破壊(マジックブレイク)は、少し前、全ての属性を取った人が発見し、掲示板で、話題になった。しかし、これには大きな欠点があった。

 魔法破壊は、()()()()()()()()()、魔法を破壊可能なのだ。

 つまり、火属性の魔法を破壊したければ、火属性を代償にしなければならない。

 しかも、スキルの取り直しは現段階では無理だ。

 現段階では、と言ったのは今回、このようなアップデートがあったから取り直しや、それに近いものが来るかもしれない。

 これらの理由だけでも厳しいのに、更なる追い討ちがあった。

 それは、魔法破壊をするには高い技量、つまり、プレイヤースキルが必要なのだ。

 魔法破壊というのは、対象の武器や拳などに、魔力を消費して魔法に干渉できるようになる。その状態で、魔法の中心。つまり、〝核〟となる部分を攻撃しなければならない。

 それは、スピードなどを考えた時、プロ野球で、ホームランを打つのと同じくらいの難しさと、されている。

 この世界に置いて、魔法というのはとても重要なもの、というのはわかりきった事実で、手放そうとは思わない。だから、魔法破壊は有能とされていながら、誰も取得しなかった。


 今回、取ったわけは色々ある。

 自分も、光属性が無くなり、回復魔法が無くなったのは辛い。だが、それでもあまりに余るメリットがあると思っている。

 時空魔法は、攻撃魔法が確認されていないため、残して置いた。役に立ちそうだし。

 ダッシュ、ジャンプはいつのまにか取得可能になっていたスキルで、上位スキルに気になるものがあったので取ってみた。


 気になる、一刀両断のスキルは、文字通りで、初撃の威力と切断力を高めるスキルだ。

 どのくらい高くなるのかわからない。理由は、この職業が他の誰もついていないから。

 蓮、ロータス曰く、早くて二次職、遅くても四次職があるか分からないが、それまでにはそのプレイヤーに合った職業、つまりユニークが発生するかもしれない、との事だ。100%ユニークになるわけではなく、単純な上位職な可能性もあるらしい。


 そのロータスと待ち合わせしているのだけど、中々来ない。

 5分後、メッセージが来た。ロータスからで、家の諸事情により、行けなくなった。悪い。との事だった。

 予定を変更して、コウテツさんの元に行くことにした。


 コウテツさんの鍛冶場に行くと、休憩しているのか、椅子に座っているコウテツさんが居た。


「こんにちは、コウテツさん」

「……ウィンか。今日はどうした?」

「実はこれに関することでして……」


 そう言って取り出したのは、イベントの時折れた刀だ。


「もう一度刀を作ってもらえないかと」

「……今の俺にはこれが最高傑作だった。作れるとしても、これと同じかそれ以下になるぞ?」

「今回は素材を持って来たのですが」

「素材?」


 アイテムボックスから取り出して、見せてみる。


「これは……こっちはドラゴンベビーの骨か。あの時手に入れたのか。それで、こっちはどこで手に入れた?」


 そう言って聞いて来たものとは、ミスリルのインゴットだった。


「このミスリルのインゴットはイベントのランキング報酬です」


 そう。あの時、スキルと迷いながらも選んだのはミスリルのインゴット×3だった。これで、新しい刀を作ってもらおうと思って選んだ。

 だが、思いにも寄らない言葉が聞こえた。


「悪い……今の俺には作ってやらない」

「!?……何故ですか?」

「悔しい話だが、これを扱うには俺の技量が足りない」


 そう悔しいそうにコウテツさんはいった。鍛冶のトッププレイヤーである、コウテツさんでも出来ないのはまだ、ミスリルが出回っていないからだ。


「そう…ですか……」


 どうしようか迷い、悩んでいるとコウテツさんからある提案をしてくれた。


「俺の…俺の師匠なら作れると思う」

「師匠?コウテツさんに、師匠なんていたんですか?」

「ああ。俺の技術は全て、師匠から教えてもらった」

「その、コウテツさんの師匠はどこに?」

「王都だ」


 都合が良い。ロータスは多分、王都に帰るだろう。その時一緒に着いていけば、フリズベルン一本でも行けるだろう。


「しかし、師匠は気に入った奴にしか剣を打たない。だが、お前なら大丈夫だろう」

「大丈夫なんですかね。心配ですけど」

「行ってみれば、わかる」

「わかりました。ありがとうございました!」


 旅に必要な、ポーションやアップデートで増えた、空腹度の為、食材を買う。

 ロータスがいない為、明日以降になるだろうから、ログアウトして現実で連絡を入れておこう。




本作品は、こんな作品、こんな物語が読みたい。という思いで始めたので、多少……大量の矛盾が出るかもしれませんが、書き続けたいと思います。


ちなみに、矛盾などについては感想などで、教えてくれると幸いです。

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