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VRMMOの剣聖  作者: オレンジジュース
1章 戦争イベント
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1話 全ての始まり

こんなゲームやりたいなって思って書き始めました!

文章が拙いかもしれませんがなにとぞ温かい目で見てください

 2036年日本で世界初の没入型VRが発明された

 世界中はこれに注目し、医療や軍事に役立てようと奮起した

 その2年後、日本のある企業はゲーマーの夢とも思えるものを発表した。

『没入型VRMMO 完全なる五感を再現し、あらゆる要素を詰め込み作られたゲーム』

 その名も


 ーーーUnification Online


 Unificatioとは統一、統合などの意味がある

 このゲームは6つの国からなる大陸を統一することを

 グランドクエストにしている


 この文を見た人たちは是非ともプレイしたいと思っただが、それ以上に人気にさせる理由は【魔法】を使えるということだ。文字通り自分の身体からだせるのだ

 これには、あらゆるメディアが注目した。

 予告映像ではありえないほどの再現度を誇る大自然、

 多くの人間、エルフやドワーフがそこで生きていた

 このゲームを作った企業はこう言っている


『この世界の人たちはAIですが、生きています。

 自分たちで考え、行動し、知恵をつけて行くのです。言うならば電脳世界の住人なのです。』


 第一陣の本数は一万人なのだが、その数百倍もの応募が殺到した。

 中には二週間前から並んで買うものもいた。


 そんなもう一つの現実ともいえる世界である一人の男を中心とした冒険が始まる







 ―――――――――――――――



「おい!すげぇぞUO!冬夜も一緒にやろう!絶対後悔しないぞ!」


 こう言って貴重な昼休みに隣の教室からやって来たのは弘道 蓮というやつだ

 こいつとは小さい頃祖父の道場で会ってから中々長い時間を過ごしてる親友とも呼べる人物だ

 そんな蓮がいつもよりテンションを上げて伝えて来たものは最近発売されたUnificatio Online 通称UOだ

 なんでも、五感を再現した最新技術を搭載したゲームで、今大人気のゲームだ

 ある目的もあって是非やって見たかったのだが、高校生なので並ぶわけにもいかず、抽選に望みをかけたが見事に外れ残念に思って諦めていたのだが、


「あのな〜、蓮見たく数百倍の倍率を超えて手にできるやつなんて早々いないんだぞ。それに、当たらなかったこと知ってるくせに。」

「まあまあそう拗ねるなって。昨日お兄さんから連絡が来たんだが、抽選で第二陣の分ゲットできたから冬夜のこと誘って見てくれって!」


 ………兄よ。実の弟よりゲーム仲間の方に連絡が行くのですか

 兄と蓮は小さい頃からゲームが大好きで二人でよくしていた。たまにそこに混ざりやってみるのだけれど、見事に惨敗するといういつものオチになってしまう


 だが、今年の夏休み部活以外どうしようと思っていた自分にとっては朗報だ

 しかも、あのUOが出来るというのだ!これ以上のことはあるまい


「当然やらせてもらうけど蓮も部活大丈夫なのか?

 全国大会出るんだろ?」

「何言ってんだよ。お前だって全国大会出るじゃないか」


 蓮は弓道部に所属しておりその腕前は全国屈指の腕前だ。自分は剣道部に所属していて、個人戦での出場となる


「まあ今年は勝てたらいいなと思ってるよ」

「去年出場した時準決勝で三年生の優勝した人と当たって判定負けだろ。今年は居ないし、二年生になって強くなった今なら優勝出来るって!」

「悔いの残らないように頑張るよ」

「ああ。そういえば第二陣の開始日は夏休み前の一週間前でその前日に届くって言ってたからその日にUOの先輩としてレクチャーしに行ってやるよ!」

「それは助かるなあ。ありがとなイケメン君」


 そう。この弘道 蓮という人はとてもイケメンだ。

 一ヶ月に三回は告白されているし、バレンタインデーなど他校から沢山チョコを渡しにくるのだ。

 成績優秀で、運動もでき、気が利いて、さりげなく優しく手伝ったりする男だ。そりゃあ惚れるのも無理はない

 そんな蓮だが、こういう扱いをすると耳が赤くなる

 それをからかうのが最近のマイブームだ。


「お、お前だって先週後輩の一年生からラブレター貰ってただろ!しかも、一年生で一番可愛いって有名な桐生さんだっけ?どうなったんだよ?」


 と、慌てた様子から一変してニヤニヤしながら聞いて来た


「断ったよ。今は部活や稽古にで手がいっぱいだからって…なんだよ、その顔は」

「お前も何度も告白されてるのに一回もオーケーしないよな、そういえば稽古といえばようやく出来るな!

 刀術!」


 そう。目的というのは刀術の事だ。うちは由緒ある家柄らしく先祖代々受け継がれてきた刀術がある。

 流派とかの名前は聞いたことがないが祖父から教わり剣道と違い試す機会がないためずっと考えていた。

 その、刀術がやっとできるのだ!楽しみで待ちきれない!


「そういや刀術と剣道って違うんだろ?どうすんだ?ってか今までよく両立できてたな」

「まあ刀術は刀術。剣道は剣道でやって来たからね。

 やって見なきゃわからないけど違うもの片手ずつっていうのはものすごく難しいんだよね。しかも、両手で扱ってたものを片手でやるから二刀流っていうのは厳しそうだね」

「ふーん。そうなのか、お前ならやっちゃいそうだけどな。まあとりあえず楽しみにしとけよ!」


 そういってベルが鳴ったので教室に戻っていった

 早くその日にならないかといつもより授業が長めに感じながら過ごしていった。














 ―――――――――――――――



 第二陣が開始する前日、蓮は今うちに来ていた

 何でもキャラクターを作るのに時間がかかるらしくその間に色々教えるというらしい。


「よし!じゃあまずこれ被れ!」


 そういって渡して来たのはヘルメットのようなものだこれが最新の機種らしい。送ってくれた兄よ、高かったんじゃ………と思いながら着けて横になる

 体型などを計り仮想空間での違和感を無くすためらしい


 その間、色々なことを教えてもらった。まとめると、

 大陸には6つの国があり

 一番領土が大きく人族主義のガルド帝国 人族以外種族だと色々不便があるらしい

 海洋国家のペルラント諸国 島々からなる国で艦隊が強いらしい

 自然豊かな国シスカ国 農作物や資源などが多く取れ、エルフが多い国らしい

 多種族国家のコロン王国 鉱山が多数あり鍛治が盛んでドワーフが多い国らしい

 商業国家ネカ共和国 大陸の真ん中に位置し唯一全ての国に接しており、騎馬や騎竜で有名らしい

 最後が、東に位置し将軍が治めるトウキョクという国だ、侍や忍者がいて和風な国らしい


 プレイヤーは三つの種族から選び、更に6つの国から一つ所属する国を選ぶ

 戦争イベントがあるため他国への移動はしにくいらしい

 だが、自由に行動出来るというのが冒険者だ。

 プレイヤーは自国に仕えるか冒険者として旅をするのかを選べる

 冒険者となっても当然自国のイベントの時には参加出来る。国に仕えると上の役割を担えたり、軍を率いたりすることもできるという


 そして戦争ということは勝ち負けがあるということでもし、戦争に負けそのまま王都などが占領されたらその国は無くなり勝った国は合併される

 そうして大陸の統一を目指すのがこのゲームのグランドクエストなのだという。

 しかし、ここで面白いのが条件が必要だがプレイヤーで建国出来るのだという。もし出来たらその国は自由に統治できる。


 次はプレイヤーの事だ

 プレイヤーにはレベルやステータスがあり、レベルは職業レベルの合計で一次職業でLv30で二次職業がLv10だとすると、レベルは40ということになる

 ステータスは生命力、魔力量、筋力値、敏捷値、

 知力値、器用値でレベルアップで上昇する。

 このゲームはレベルの他にスキルレベルも存在している。

 そして、蓮がいう目玉的存在は【セントラル】だ

 プレイヤーがレベル10になると手に入る特殊な武器、防具や道具そしてパートナーのどれか一つが貰えるという

 これはレベル10までの行動によって貰えるものが変化して中にはゲームの中に一つだけのものもある

【セントラル】は強化することが出来てまだいないが進化することをあるのでは?と予想されてるらしい


「ちなみに、俺とお兄さんはトウキョクだ。冬夜はどうする?」

「トウキョクにするよ」

「じゃあ、明日の10時に広場で待ってるから遅れんなよ?」

「わかった。また明日な」


 そういって帰る蓮を見送り夕飯の支度をして、明日を楽しみにしつつ一日を終えた



















 ---------------



 翌朝、今日は部活が休みだが習慣となってる素振りを済ませ朝食のわかめの味噌汁を飲みながらテレビをつけた


『今日はあの大人気ゲームUOでの、第二陣がスタートとなります!私も是非やってみたいです!』

『なんでも人気アイドルや女優さんもやってるみたいですねぇ。私もゲームをやったら会えるかもしれないと思うとやりたいですねぇ。アハハ。』


 へぇーアイドルや女優なんかもやってるのかもしいたら大混乱が起きそうだな

 そんな冗談を思いながらみているとインターホンが鳴り荷物が届いた

 早速、準備にとりかかる


 キャラクターの見た目はリアルバレがあるらしいから少しは変えないとな。

 えーっと髪は紺色にでもして、目を青にするか。

 うん。自分で言うのもなんだがまあまあ似合ってる方だと思う

 時計を見ると9時50分になっていたのでVRヘッドを被って

 いざ!UOへ!

 そんなことを思いながら目を閉じた





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