優情
同情なんて誰でもできる
…そう、
誰でも出来ることなんだよ
人はね、誰かのために心を痛めて
悲しい気持ちになることが出来るの
だからね、
無関心にならないで
知らないふりをしないで
誰かのために感情を動かすことを止めないで
君の周りにも、
君の悲しみに涙している人がいることを忘れないで
まだまだ未熟で
かける言葉が見つからないのなら
隣りにいるだけでいい
信じることだけでいいの
同情される君を惨めだと思う人はいないよ
いたとしたら、
その人の方が、少し心が淋しかっただけ
そしてね、
一緒にちょっとの勇気を出そう
悲しみは一人では乗り越えられないことが多いから
その手を取りあって、
一歩だけ・・・、一緒に前に進もう
情があることを
人として生きる誇りにしよう
僕らの生きる証にしよう
。