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破離刃離☆勇者ハリガネⅣ~この世から捨てられた奴等が行き着く地、パルメザンチーズ山脈~  作者: 田宮 謙二


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大量の物資


お酒が好きなんだけど、ハリガネたんに取り上げられちゃった。


つまんな~い。



~ノンスタンスのメンバー、アネックス~



「うわぁ~!! スゲー!! 日用品や食材がこんなにたくさんっ!! どうしたんっすかっ!? これぇ~!! 」。


パルスは驚愕した様子でハリガネとシアターが荷車から降ろしている物資を見つめていた。


「フライパンや食器もありますねっ! 」。


「あ~! ツルハシや釘とか工具品まである~! 色々と作業の役に立ちそうだなぁ~! 」。


ヤマナカとミツカも興味津々な様子でハリガネ達の物資運びを手伝っていた。


「おわぁ~! 調味料までこんなにたくさんある~! 調理器具もあるし料理の幅が広がるなぁ~! 」。


パルスは声を弾ませながら荷車から物資を取り出した。


「基地に戻る途中、僕の方で物資に毒や薬品が入ってないか確認しました。毒素は入ってないと思うんですけど...一応もう一度確認しておいてくださ~い」。


「了解~! 」。


「了解ですっ! 」。


ミツカとヤマナカはハリガネにそう返事をしながらせっせと物資を運び続けた。


「でも、隊長~! マジでこんなにたくさんの物資どうしたんっすか? もしかして、その通信で言ってた賊人達と戦闘して奪取した物資なんですか? 」。


パルスが半信半疑な様子でゴクアクボンドのアジトから手に入れた物資を凝視しながらそう問いかけると、ハリガネは笑みを浮かべながら荷車から赤い果物を取り出してそれを見つめた。


「はははっ! 賊団の人間達が何でもかんでもこの荷車に物資をポンポン積んでくれましたからね~! やっぱり賊団はやる事が大雑把だなぁ~! 」。


「む...? 賊団の人間達が...? 一体、どういう事だ? 」。


ハリガネの言葉に引っかかったゴリラ隊員は、怪訝な表情を浮かべてそう問いかけた。


「そうそうっ! 早速、事後報告をしないとっ! はぁ~い! 隊員の皆さぁ~んっ! テーブルに集まってくださ~い! 」。


ハリガネはテーブル席に集合をかけ、接触したゴクアクボンドとの出来事を隊員達に報告し始めた。



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