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サラチア王国物語集

とある6月に叶った願い

作者: みんと

6月終わっちゃいましたね…すみません(--;)


響く掛け声、鋭い何かが空を切る音、揃って踏み鳴らされる足。一年中寒いこの国で、彼らは汗を流しながら一心に剣を振りかぶっていた。

ここは雪鬼と雪女の国、アノレミー国。長であるラウトとその精鋭の騎士たちが曇り空の下鍛錬をしていた。雪の結晶を(かたど)った紋章を背負い、剣を振る。そんな彼らの中に一際小さい影があった。


高く縛られた空色の髪が勢い良く揺れる。隣国サラチア王国の公爵令嬢、ソラ・カヤナイトだ。小柄な彼女だが、サラチア王国では近衛騎士団長で彼女の父親、カヤナイト公爵や、魔道具双剣を使うバイレット公爵令嬢ファルルと並ぶ王国きっての剣士である。他大勢とは違う咲耶国産の日本刀を軽々と扱い、自身の水属性魔法を駆使して素早く的確に戦う。


夏へと向かう6月、カヤナイト騎士団では強化期間が設けられる。そこで今回、ラウトの厚意によってアノレミーの騎士たちとの合同鍛錬が実施されることとなったのだった。通常団員だけの参加だが、ソラの要望で彼女も自分の練習時間にその鍛錬へ参加することになった。



「「「―――8!9!10!!」」」

「…そこまで!一度、休憩にしましょう」

ラウトが手で制止すると、騎士たちは剣をすぐに下ろした。一度敬礼し、それぞれに散らばって行く。木陰に座り込んで汗を拭ったり、氷の入った冷たい水を飲んだり。いくら北にある寒い国と言えども、初夏に1,2時間程動き続けていれば、サラチアの夏のような暑さを感じる。もちろんそれは、騎士だけに限った話では無かった。


ソラも、木陰に敷いたピクニックシートに座って一息ついていた。隣にはラウトも座っている。ラウトは用意されたポットでカップに紅茶を注ぐ。透き通った琥珀色の紅茶からはミントのツンとした香りが漂っていた。

「どうぞ。お口に合えばいいのですが…」

ソラは紫陽花が描かれたカップを受け取る。1口含むと、ミントの爽やかな匂いが鼻を通り抜けた。そして、後からレモンの味が口の中に広がった。この紅茶だけで随分汗が引いた気がする。

「!美味しいですね」

「汗をかいているときはこれが1番です。鍛錬が終わった後には少し甘いものをお出ししますので、楽しみにしていてください」

ラウトは優しく笑った。

「それはどうもご丁寧に」

ソラは会釈をする。もっと体勢を崩したいけれどラウトの前では流石に無理か、なんてもどがしく思いながらは彼女はミントティーをもう一度口に含んだ。


「お疲れ様です。どうぞ」

「どうも」

今日の分の鍛錬が全て終わり、約束通り2人は少し甘い紅茶を楽しんでいた。ゆっくり体を休めながらたわいも無い話を続ける。そんな時、ふとラウトが彼女に聞いた。


「あぁそう言えば。ソラ公女は霊だとかおまじないだとかに詳しいと聞きました。本当なんですか?」

「まぁそりゃ。好き好んで詳しい訳でもないですけどね」

ソラはきょとんとしながらも答えた。読書家である上に、闇属性のクロスを「姉様」と慕ってる程だから、詳しいはずだろう。だが、ラウトはなぜそんなことを?


「何かあったんですか?」

「…実は先日、国内でウィリが目覚めたという報告がありまして」


ハッとソラはそのサファイアの瞳を見開いた。

ウィリ。別名ヴィーラやヴィリス、ヴィルリとも呼ばれる。婚約者に裏切られ、式を挙げる前に死んだ花嫁の霊だ。夜中に地上へ出てきて、通りかかった若い男を死ぬまで踊らせる。月の光を浴びながら花嫁衣裳で舞い踊る姿はまるで妖精のようだとも揶揄される。だがその正体は殺人をも犯す悪霊の為、ここしばらくは封印されていたはずだった。

「幸い、殺された人はいないのですが、数名弱ってしまった人がいて…。ウィリの被害を受けない女性騎士団に討伐要請を出したのは良いんですが、相手が幽霊のため攻撃が上手く効かず太刀打ちが出来ない、と。良ければ、知恵をお貸しください」

「なるほど…」

ソラは少し考え込む。この相手の場合、男性を前線に出すことはできない。女性だけとは言っても、やはり数は限られる。せめて幽霊を実体化させることが出来れば、強い女性たちでなんとか出来るだろう。

(強い女性…?女性騎士団と…私たち6人で行くか。幽霊の…実体…化…)

「あ」

ラウトは興味津々でソラを見つめる。

「多分、“あの人”に頼めばいいかと。ご参考までに」



「やったーー!!!」

サラチア王国、王立ダルダ魔法学園の学年談話室。

王女ルーチェ、公爵令嬢ファルル、カーレス、ソラ、ウィンディ、クロス、そして、グレージュカラーの髪に明るいペリドットの瞳を持った男子生徒が丸いテーブルを囲んでいる。皆、手にトランプのカードを握っている。

カードから覗くその大きな目で勝負の行く末を見守る男子生徒――彼はフーヴル・ルクス。ルクス伯爵家の長男だ。授業終わりに談話室へ来ていた6人をカードゲームに誘った本人である。


たった今、カーレスが最後の手札をパッと捨てた。歓声をあげて、「あーがりっ」と彼女はゲーム中の皆の手札を覗きに行った。

「どうしよっかな〜、ルーチェに色々させたいなぁ〜」

「私が負けるとは限らへ…ないでしょ」

カーレスはルーチェの両肩を掴んでにっこり笑っている。実はこのゲームが始まるとき、クロスの提案で最初に上がった人が1番最後に上がった人に願いを聞いてもらうことになったのだった。だから、目を輝かせている彼女はこの中の誰かに何でもお願いをすることが出来るのだ。


「そういやソラ、アノレミーでの鍛錬はどう?」

もう既に上がったクロスがソラに聞く。

「楽しいで。…あーそういや最近ウィリが出たみたいで討伐依頼されたな」

「まじで!?」

明らかにテンションを上げてクロスは手を叩いた。そして素の彼女らを知らないフーヴルが居ることに気づいて咳払いをする。

「“ウィリ”?」

まだカードを持ったままのファルルが、これまたもう上がって世界地図を眺めているウィンディーー皆から「ウィリ」と呼ばれているーーを見上げた。

「私じゃないよ!?」

「それって昔に封印されたんじゃ無かったっけ?」

ルーチェの手札からカードを引き抜きながら、フーヴルも口を挟んだ。

「そのはずなんやけどね」

そう言ってソラはカード片手に今回の討伐について話し始めた。


「っていう作戦や」

「流石ソラ。隙がない」

ウィンディが頷いたところでファルルが声を上げる。

「あ、上がった」

「私もやん」

ファルルが手札を捨てたのに続き、ソラも最後のカードを手放す。ゲームは遂に、ルーチェとフーヴルの一騎打ちとなった。ルーチェはフーヴルの2枚のカードを睨む。カーレスもまた、フーヴルのカードを睨んでいた。フーヴルは2人と目を合わせて様子を伺った。

ルーチェが選んだカードは―――ハートのエースだった。

「やった。上がったー!!」

勝負あり。約束通り、フーヴルはカーレスのお願いを聞かなければならない。



「僕に付いてきてください」

翌日の昼前、王女達6人とラウト、女性の護衛騎士達はアノレミー国の鬱蒼とした森の中を進んでいた。雪に慣れた馬を使って、ウィリが出たと報告のあった場所へと向かう。馬車に乗っていないのはもちろん彼女達が嫌がったからである。しかしラウトの心配は杞憂に終わった。森の中に居ると嫌でも何匹かの魔物に出くわす。そういうもの達を見つけては一撃で跳ね返していくのだ。ファルルの炎魔法とソラの凍った水魔法が被って一気に当てられた魔物は本当に不憫だった。ラウトが「気をつけて!」と声を上げた瞬間には、騎士よりも先に6人の手が動く。そして「ラウトさんありがとうございます」と爽やかに笑うのだ。

見せ場がない――とラウトや騎士達は不服そうだが、顔には出さなかった。


「こちらがウィリ討伐の仮拠点にさせて頂いているところです」

ラウトが案内したのは寂れた村だった。街の外れの森の奥にあるが、今は人が多くいる。家々は琥珀色の屋根で揃えられ、生成色の壁に描かれた紫陽花が印象的だった。地面の残雪からは何本かの花が覗いている。数人の女性騎士と住民がラウト達を出迎えにそばへと寄ってきた。

村の中でも一際大きな家の中に案内してもらうと、よく陽の入る部屋に幾つものベッドが並べられていた。寝息をたてて眠っている者、座って食事を取っている者、手すりを握ってよたよたと歩いている者…ベッドの傍には木々に引っかかったようにボロボロの衣服も置いてある。―――そして全員、若い男性だった。

クロスは腕に包帯を巻いている男性に声をかけてみる。彼はちょうど、その包帯を新しくしてもらう所だった。

「突然お邪魔してすみません」

「いえ、むしろありがとうございます。わざわざ墓場へ向かったような者に見舞いして下さるなんて」

「仇はうちますので、今は安静にお願いしますね。木で引っ掻いた傷なら、見えない所まで木片が刺さっているかも知れませんから」

「は、はい」

物騒ながら気にかけるような言葉を言うクロスを他の5人は笑顔で見ていた。

「な、なに!?」

「いや、何も?」

ルーチェが返し、クロスは集団に戻ってきた。

「皆さん無理矢理踊らされた疲労や重い筋肉痛、木々によってつけられた傷が酷いようです」

ラウトが辛そうな表情で説明する。

「そうみたいですね…一刻も早く討伐しないと!」

何故か楽しそうに語尾を上げてウィンディが頷いた。

「ではウィリ討伐、行きますか」


女性騎士に連れられて、6人――ラウトは皆から止められて拠点に残っている――は少し拓けたところに出てきた。

そこは墓地だった。ひび割れた墓標が点々と置かれている。そして何よりも奇妙だったのが、この墓場にだけ雪が残っておらず、青々とした芝生と色とりどりの花が咲き乱れているところだ。おまけに白い花嫁のベールの欠片のようなものがふわりふわりと宙を舞っていた。

「何、これ…」

ファルルが零す。

「沢山のお花と…お嫁さんの、ベール?」

カーレスもそう零すが、2人とも目は煌めいていた。

「このベールのような布は急に増え始めたんです。元々、ウィリの初めの目撃情報は10日程前、被害が出たのが5日前…これは一昨日出始めました」

と騎士の1人が近くに落ちていたその欠片を拾い上げた。

「一昨日ってことは丁度私がラウトさんから相談を受けた頃か」

ソラが天を仰ぎながら首を傾げる。

「そろそろ日が落ちますので、ウィリ達も出てくることでしょう。何かあればお守り致しますので、全てお任せしますよ」

作戦があることを聞いていた彼女たちは6人の後ろへ控えた。すると、日の差し込まなくなった花畑にひとつ、またひとつと白いオーブが現れだしたのだった。その玉響(たまゆら)達はだんだんとレースのワンピースを身につけた女性の姿へと変わっていく。花冠を頭に乗せ、ターンする度にスカートが舞い上がる。彼女たちはお互いに手を取って楽しそうにダンスを踊り出した。皆の耳に、だんだんと音楽が届き始める。心躍るような祝福の音色。しかしその音楽は彼女たちウィリにとっては悲劇と怒りそのものでしかなかった。


「姉様!行くぞ!!」

ソラの声が響き渡った。

「ええ!!」

クロスは手に持った蝙蝠傘を構える。次の瞬間、紫色の魔法陣がウィリ達の足元に現れた。彼女たちのステップを踏む半透明の足が、実体となっていく。それに気づくと踊りを止め、自分の身に起こったことを確認し始めた。まるで鏡を見るようにお互いに顔を寄せ合って驚いた表情をしてみせる。

一昨日、ソラがラウトに提案した“あの人”とはクロスのことだったのだ。闇魔法によって一時的に亡霊を実体化する。クロスにしかでき得ない技だろう。

困惑しているようなウィリだったが、少し嬉しそうでもあった。しかし、そのうち数人の様子がおかしく見える。涙の跡を頬に光らせ、鋭くクロスとソラを睨む。ダッと地面を蹴る音が聞こえたかと思うと、義姉妹に飛びかかって来た。二人は悠々とウィリをかわす。が、どうしようもなくなって襲ったように見えるその数人に、刃を向けるのが憚られてしまった。

「後でちゃんと弔わせてくれ!」

そう叫んだソラは水鏡のようなその刃を振るった。ウィリが斬りつけられる。だが何も穢れることはなかった。倒れ込んだ彼女らは地面に着く前にまたオーブとなって消えていった。


「…こんな目に合わせて、ごめんなさい」


皆が息を呑んだ。顔を上げてその上品な声の持ち主を見る。彼女は、怯えるウィリたちを背にこちらへと歩み寄ってきていた。

少女のようなウィリたちとは違って大人びた彼女もまた、婚礼衣装を身に纏っていた。プラチナブロンドの髪を肩にかけて悲しげに微笑む。

「ご機嫌よう、皆さん。わたくしは哀れなウィリ達をまとめているユノと申します。この度は本当にお騒がせ致しました」

悪霊の長とは思えないほどの腰の低さに皆は何も言えなくなっていた。

「…私は隣国サラチア王国の王女ルーチェ、こちらは公爵令嬢一同、アノレミー国の女性騎士団の方々です」

「ご機嫌よう、ユノ様」

「サラチア王女殿下のご紹介に預かり光栄です」

先程までの緊張感はどこへやら、まるで宮殿で舞踏会でも開かれているような挨拶だ。

「今回の事件について、ですが…私たちの話を聞いてくださるでしょうか?」

代表してルーチェはゆっくり頷く。

「実は、この封印からの目覚めは私たちにとって不本意なものだったんです。何が原因で目覚めなければならなかったのか、分からないのです。気づけば地上で月光を浴びながら舞っていて…初めは誰もいなかったけれどそのうち男性が訪れてしまって、怪我をさせてしまいました。わたくし共も生前の苦しみなど忘れて眠りについてしまいたい。だから、皆さんのお力を貸して頂けないでしょうか」

「私たちにできることなら。でも、具体的には?」

「…気が触れてしまった先程のあの子達のように封印して頂いても、また別の方法でも構いません。ただ…」

「ただ?」

「さっきの言葉…弔っていただけるのなら、もう一つお願いがあります。私たちを結婚式に出させて欲しいのです。この時期には虹が出ることがあるとか。虹のかかった結婚式なんて、とっても幸せなのでしょうね…」

うっとりとした目で、ユノはそう締めくくった。



真っ白なドレス、真珠の飾り、シンプルなベール。同じく真っ白なタキシードに、六花のブローチ、セットされた髪。

「まさかウィリ討伐でこんなことになるとはねー!」

魔法で浮かせながらウィンディはソラの髪をまとめていた。ぺちゃくちゃと喋りながら、上品なまとめ髪に仕上げていく。彼女曰く「ソラはこういう時こそ巻いたりしたら似合うはず」らしいが、「あくまで疑似結婚式だから本気でやったら色々とまずい」と却下されてしまった。

“虹のかかる結婚式”という願いだった為、新婦役にはすぐにソラが抜擢された。本物の夫婦でやることにならなかった理由としては「この地位において結婚式云々を大事にするのは良くない」というのは建前で、「君らにウエディングドレスを着させたいんや!!」というルーチェとウィンディの願いが聞き届けられたからであった。

「こんなことにラウトさんまで巻き込んで申し訳ない…」

とため息混じりにソラが謝る。

「いや大丈夫ですよ。アノレミーのことですし、僕も協力させていただけて良かったです」

心底楽しんでいるようにラウトは笑った。彼はソラの新郎役として出ることになっている。いつも降ろしている前髪を横に流して、整った顔がよく見える。


「レス!こっちにおいでー」

「嫌やー!」

「なんでよー、可愛いんだからさ!」

ルーチェが更衣室から引っ張り出してきたのは、手で顔を隠すカーレスだった。彼女もウエディングドレスを着せられており、手の器用なルーチェによる渾身のヘアアレンジが施されていた。新婦役が一人増えたとなれば、もう一人新郎役が必要となる。そんな時に駆り出されたのは―――フーヴルだった。

同じく急に着せられたタキシードを見て、ソワソワと落ち着かない様子だ。

「ルクス公子、レスをよろしくお願いしますね」

にっこりとルーチェはカーレスを彼のところに送り届けて、満足そうにソラとラウトの方へ行った。残された二人は顔を見合わせて苦笑いする。


「これでよし」

最後にウィンディは新婦役二人の唇を赤く色付けた。ベールを下ろし、カーレスに土魔法で出してもらった花束を渡し、ひらひらと手を振ってアノレミー城の裏に設けた会場へと消えていった。


青空の下、白いチュールと紫陽花で飾られたヴァージンロードをソラとカーレスが歩いていく。闇魔法で太陽の光から守られているウィリたちは、目を輝かせてその様子を見ていた。二人がラウトとフーヴルの元へ着くと、彼らはベールをめくった。誓いのキス――の代わりに、跪いて手の甲にそっと唇を落とす。歓声が上がると、ソラは水魔法を打ち上げた。空中でパッと水が弾け、ミストとなって降り注ぐ。そこには見事な虹がかかった。


気がつけば、ウィリ達はどこかへ行ってしまっていた。



「あの時はこんなことになるとは思いませんでしたよね」

あれから一ヶ月。ソラはもう一度アノレミーの鍛錬場でラウトと話していた。心なしか以前よりお互い緊張が解けているようだ。

「またこれからも是非」

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