表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

花の少女が死ぬまでの

作者:北澤ゆうり

 灯子は、“死”という象徴から、かけ離れた世界に生きる少女だった。
 塔子は、“生”という象徴から、かけ離れた世界に生きる少女だった。
 
 初夏の、ある日のこと。灯子と塔子は、植物園の、秘密の部屋で出会った。
 互いを羨望の目で見ながら、二人のトウコは、それぞれに絡みつく“生“と“死”を交換するべく進んでいく。


 ───とぉこ


 ───はぁい

 トウコの唇に、赤い線が引かれた。紅を引いた唇は、幼気な少女には違和感となって、そこに在った。
 トウコは微笑む。
 花と死の匂いが、満ちた。


 複雑に絡まりあった、糸が、解けていく。
 血肉と、死臭と、花を巡る、二人のトウコの物語。

※縦読み推奨
二人のトウコ
2018/06/02 16:33
二つの骸
2018/06/03 18:17
二輪の花
2018/06/04 19:35
二人のとぉこ
2018/06/05 19:24
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ