日常の悪魔
どうしたって苛立ちはやってくるよ
何もかも下らないって
投げやりになってもいいかな
紡ぎ出される言葉も感情も
少しも成長してないの
どうしたって悲しみはやってくるよ
貴方のことを考えて
例えばの話はしたくない
そうして予防線を張っても
この気持ちに変わりはないんだもの
そんなことより怖いのは
この他愛も無い日常に
ひょいと時たまやってくる
ブラックホール
吐き気がする程冷たくて素っ気無い
黒くて深い渦の中
足を踏み入れた途端
吸い込まれてしまうから気を付けて
何とか気付かない振りをして
やり過ごしてしまうの
自分から罠にかかりに行くなんて
馬鹿げてるじゃない?
この平穏で平和な生活
みんなが欲しがるわ
幸せと絶望は紙一重
未来が読めるのは素敵かしら