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第7話 スキル覚醒

「このあたりね。」

今回の任務はラッドゴリラの討伐。普段は温厚で森の奥地に暮らしているのだが繁殖期になると気性が荒くなり町にまで出てくるらしい。だからリスクが低い繁殖期の前に倒しちゃうみたいだ。

それでラッドゴリラを倒すと必ずドロップするアイテムをギルドに持って帰ってその数に応じた報酬がもらえる。まぁ案外簡単そうだ。


「随分奥まで来たな〜。帰り道わかるかな。。。」

「大丈夫よ、私に任せて」

自信満々にレイティが言った。

「しゃがんで!カイル、あそこを見て。」

レイティが指をさした方を見ると遠くの茂みに3メートルほどある黒い獣毛に覆われた魔物がいた。


おいおい、あんなにデカイなんて聞いてないぞ。


「なぁレイティ、あれと戦うの?」

「え?そうよ。」

何平然と言ってるんですか。貴方の2倍ほどの大きさですよ。。

「まず私がお手本を見せるからそこで隠れて見ておいて」

「いや、でも女の子一人で戦わせるのは、、、」

「ウフフ、大丈夫よ。」

それじゃあ行くわね。

それからは一瞬だったいつの間にか間合いを詰め彼女が剣を抜いたと思うとラッドゴリラの首が回転しながら宙を舞い残った首からは血が飛び散り彼女の銀髪を濡らした。

彼女は『ちゃんと見てた?』と言わんばかりこちらに笑顔で手を振った。


「すげぇ。。」

もしかしてレイティってめちゃくちゃ強いんじゃないか?

「カイル後ろ!!」

「えっ!?」

後ろを振り向くとラッドゴリラが20体ぐらいいた。

そして先頭のラッドゴリラが俺を殴り倒そうとその右腕を振り上げていた。

自分が危機に瀕していると脳がフル回転し冷静に考えられるというのは本当らしい。

俺はとっさにレイティに借りた剣を鞘から抜きその勢いで足を思いっきり切り立ち上がりレイティの方に走った。

俺じゃこいつには勝てないそう思ったのである。

しかし俺の斬撃は全く無傷だったらしく一瞬で捕まってしまいまた丸太のように太い腕を振り上げられた。

「たすけてくれぇええええ!!」

恥なんて知らない、俺は思いっきり叫んだいつの間にか出ていた涙を垂らしながら。


「スキル獲得:強制排除リジェクト」

頭に直接響いた。


スキル??とりあえず」今は考えていられない。

「リジェクト!!!」

しかし何も反応しない。万事休すそう思った時俺は地面に落ち目の前にラッドゴリラの首も落ちてきた。

「うわっ」

反射的に後ろに飛び退いた。

「大丈夫だった?助けるのが遅れてごめんね。でももう大丈夫よ」

周りを見渡すと20体はいたラッドゴリラが倒れてアイテムを落としていた。

「ありがとう。なんか情けないな。」

「そんなことないよ初めてだったらこんなものよ誰だって。」

レイティがそう言って慰めてくれた。

「でもおかしいわね、ラッドゴリラは普段は群れをなして行動はしないのに。」

レイティは首を傾げながら独り言ように呟いた。


そのあと俺たち二人はラッドゴリラからドロップするアイテムを回収して街に帰った。

ギルドの窓口でドロップアイテムを確認して報酬をもらった。今回の報酬は120シルバー。

レイティは俺に報酬の半分をくれようとした。

俺は何もしてないから受け取れないと言ったのだが「いいからいいから」と言って60シルバーを小包に入れて渡してくれた。

「じゃあ今回はありがたくもらっておくよ。」

「どういたしまして。お腹が空いたわ何か食べに行きましょ。」

その後ギルドを出て近くの居酒屋でレイティにこの国のこと魔獣のことを教えてもらいながら飲み明かした。


一人でギルドに帰りベッドに入った。今日は危ない目にもあったがとりあえず初任務達成である。

しかし、いつまでもレイティに頼ってばかりではいられない。

もっと強くならなって記憶を取り戻さなければそう心に決めた。


そういえば、今度レイティに習得したスキルのこと聞こう。

少しは頼ってもいいよね


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短めで。。

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