表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

49/75

第四章の二

『はっ!』


 朝から騒々しいフェブリの声が脳内に響き渡る。

 いったい何なのか知らないが、朝くらい静かにしほしいものだ。


「…………」


 私は何やら騒がしいフェブリを無視し、再び睡魔に身を任せようとする。しかし、フェブリはそう甘くはなかった。


『まおう様! 起きるのですよ!』


「…………」


 無視。

 朝は何よりも眠ることが重要だ――わかる人はわかるだろう。朝の五分は夜の五分とは重みが違うのだ、重みが。


 故に私は寝る。

 全力で寝る。


『まおう様、予感がするのですよ! とんでもない予感がするのですよ! このまま寝ていると大変なのですよ!』


 相変わらず脳内で叫び続けるフェブリ。

 今の私にとって大変なのは、脳内で叫び続けるフェブリの声なのだが……こいつはそれがわかっているのだろうか。


『まおう様?』


「…………」


『ま~お~う~さ~ま~』


「…………」


『まお――』


「あぁああああああああもう! うるさい!」


 私はかかっていた布団を吹きとばし、飛ぶように上半身を起こす。

 そして特に意味はないが、片手で頭をトントンと叩きながら言う。


「貴様はいったい何なのだ! 嫌がらせか? 私のささやかな微睡を邪魔する気か? 貴様には分かっているのか? 朝のこの時間の貴重さが! 貴様にはわかっているのか!?」


『おはようございますなのですよ!』


 返ってきたのは邪気のないフェブリの声。

 その声は私のイライラを一気に萎えさせるには十分すぎた。


「はぁ……で、なんだよ?」


 私を無理矢理起こしたからには、相当な理由があるのだろうな。

 あくびをしながらまだ覚醒しきらない頭を、強引に覚醒に持って行こうとしていると。


『あ、そうなのですよ! 大変なのですよ! 予感がするのですよ!』


「だから、予感ってなんだ?」


『フェブリの妹が近くまで来ている気がするのですよ!』


「……ほーん」


『本当なのですよ!』


 フェブリの妄言で起こされ始まった私の一日。

 ――今日は何だかよろしくない一日になりそうな気がするな。


おわぁああああああああああああああああああああ!

ケモミミ女の子のペットになりたい!

首輪つけて飼育してほしいhshsh

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ