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プロローグ

あ、どうも。紅葉コウヨウです。

前作を読んでくれた方はわかっていると思いますが……三日か五日、もしくは六日おきくらいにあげます。

てきとうじゃねぇか!って怒らないでください、ごめんなさい。その分楽しい作品かけるように頑張るのでhshs


それで今回のテーマも前と同じく、短時間で読めて面白い。

を、目指してます。


ではでは、楽しんでくれたら嬉しいですhshs

私は死んだ。


 突然何かと思うかもしれないが、神様らしき人?にそう言われたし、ここが地球とは到底思えないので、死んだと思うしかない。

 というか、そんなことどうでもいい。


 享年十六歳。

 死ぬにはまだ若いし、したい事などたくさんある。だけど、今は全く後悔してない……するはずがない


 なぜならば、眼の前の自称神が私にこう言ったのだ。


『君は最後に素晴らしい事をした。だから何でも願いを叶えよう』


 素晴らしい事――ふむ、死んだ際に頭でも打ったのか、どう素晴らしい事をしたのかいまいち覚えて居ないが、何でも願いを叶えてくれるというのなら、胸躍らないわけがない。


「……たい」


『なにかね?』


 私は興奮で震える体を何とか抑えつつ、もう一度口から音を発する――私が小さい頃から願い続けた夢を……誰に言っても理解されず、ただ笑われ続けた夢を。


「私はどこか違う世界に転生して、魔王になりたい! あと凄いイケメンになりたい!」


 …………。

 ………………。

 ……………………。


 あれから二十年。

 転生後の世界で私は二十歳になった。

 もちろん魔王だ――ついでに言うならば、ものすごくイケメンだ。よくエロゲとかで平凡な主人公とか言ってるくせに、全然かっこいいじゃねぇかクソが! とか思うほどにはイケメンだ。


 異世界に転生し、イケメン魔王になる。

 確かに私の願いはここに叶えられたように思う。

 これ以上ないほどに叶えられたと思う。


 だが……。


「ぶ、ブルータス……お前もか?」


「誰だよそれ!? あ~まぁ、いいや。とりあえずこれで最後だ、魔王様」


「――っ」


 胸に真っ赤な大剣が突き刺さり、口からはそれに呼応して黒に近い血が流れだす。


 早い話。

 私は魔王になったが、裏切りにあった。

 どれほどの規模の配下がその裏切りに参加しているのかはわからないが、四天王のトップであるこいつ――クロワがここでこうしている以上、ご察しというものだろう。


「おらよ!」


 もはや声すら出ない私から剣を引き抜くと、クロワは私の襟首を掴んで軽々と持ち上げながら魔法の詠唱を開始する。


 すると、私の襟首を掴んでいる手とは反対の手に凄まじい熱量の炎が集中していき――。


「じゃあな、これからは俺が魔王をやってやるよ!」


 そこで私の意識は途絶えた。

 

 認めたくないが……ハッキリ言うのならばそう。


 私は二回目の死を迎えた。


とりあえずプロローグはこんな感じです。

いかがだったでしょうか?

な、なるべく急いで続編書きますねhshs

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