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第1話: 「 猫食 」 用の缶詰め

 皆さんも時折、体験されているであろう事。そう、『あれ何?、信じられない! 爆笑だよな、などと」、「笑ったよな! 」、等々。

私が今まで実際に体験した、また、友人からの体験談も含め、面白そうなネタ(失敗談? )を投稿しようかなと思い、『超短編集です』 が、投稿してみました。

 あれは、会社の就業終了時間、間際であったであろうか。

所属部署、部内が急に慌ただしくなった。すると、私の上司から、

「西嶋君、今日は残業出来るね」と、

普段から残業など当たり前であったが、念を押された。

「はい」と、

「6時から緊急な重要な会議があるから、君も出席してくれ、それと、今君が纏めているデータも持ってきてくれ。途中でも、どんな体裁でもいいから」と、

上司は焦っていた。そして私も焦った。


 会議は始まった。各部署の主要な人物(本部長・部長・課長・・・等々)が、席に着く。そして私も、隅の方ではあったが、会議室内にいた。

私は、私の纏めていたデータをいつ上司から説明しなさい。と言われるか、

気が気ではなかった。


 そんな中、携帯電話の着信音、誰だ? 会議中に不謹慎なと、私は思った。

しかし、無情にも、その着信音は、私の携帯電話からのものだった。普段なら会議前はちゃんと『マナーモード』にしていた私だが、今日の突然の緊急会議、忘れていた。

 会議も無事終え、私の出番も無かった。内心、ホッとしていた。(携帯電話の着信音以外は)


 そして、上司から、

「今日の緊急重要案件の会議も無事終了した、最後までバタバタさせてしまったが、みんなご苦労さん」と言ってくれた。


 さて、例の着信音であるが、妻からのメールであった。内容を確認すると、

「サスケの生餌(缶詰)、帰る時にコンビニでもいいから買ってきて」との内容だった。

あの緊張感の中での着信音、マナーモードにしていなかった私にも落ち度はあるが、正直なところは、

「なんだよ、こんな内容かい!! 」とも思った。

そう、我が家には、『サスケ』と言う15才の老猫と『あずき』と言う8才の犬が居る。

 サスケは、我がままで、(そんなふうに育ててしまった思いも無いが? )『猫が飛びつく、?????ドライフード』など飛びつきもしないし、

「ふん」って顔をして餌場から素知らぬ顔でお気に入りの寝床に行ってしまう、そんなタイプの気まぐれ猫だった。


 そうそう、別に我が家の猫の話を書こうとも思っていたわけでなかったが、本論に戻らなければ……、『サスケ』の話は、ここまでとして。


 そんな訳で、私は、家路に向かった。サスケのお気に入りの生餌(缶詰)を売っているスーパーは既に閉店時間を過ぎていた。それもあり、私は帰り道の途中のコンビニに立ち寄った。

 普段ならこんな時間には立ち寄らないが、入ってみるとなかなかの繁盛店? なのか、人が数名いる。

「サスケは、どの缶詰なら食べるのかな? 」と探してみて、

「まっ、これでいいか、どうせ間に合わせだし」と、ちょっと安目の缶詰を、そして、缶ビールを手に取り、急いでレジへと、レジ待ちの最後部へ。

レジ待ちをしていると、さらに数名の人が私の後に続いていた。


 いよいよ私のレジの順番である、買う物はたった2つ。猫の缶詰と缶ビールだけ。

新人さん? その胸には、『研修中』と書かれた札が、私は、(あっ、新しいバイト? さんなんだ。がんばれよ)などとも思ったが、缶ビールと猫の缶詰をレジへ。

その組み合わせが悪かったのか、

その子は、

「お客様、お箸、ご入り用ですか?」と、箸の準備をし始めた様である……、

「うちの猫、まだ箸は使えないんで」と言うと、その子は頬を赤らめ、

「すみませんでした」と、

 別に謝ってもらう程の事でもないが、私は、新人さん? という事もあったのであろうか、逆にそのさまが嬉しかった。

私の後に続いて待っていた人もクスクスと、しかし、とがめる様な仕草もなく、優しい目で見ていた、そんな風景が、微笑ましかった。


 私は、心の中で 『 がんばれよ! 』 と


 本投稿を、もし見て頂い方がいたなら、嬉しい限りです。本投稿(私)は、まだ、よちよち歩きの赤ん坊(2作目)です。

そんな未熟者ですが、ご勘弁を! と願っております。本稿は、「ポジティブな内容を」と思っておりますが、時には「ネガティブな内容」になってしまう事もあるかと思います。


 どうぞ、空いている時間に暇な時にでも、読んでみて頂ければ幸いです。


 また、宣伝になってしまうかもしれませんが、処女作として『一通の手紙  ~ 死界からの使者 ~ 』を投稿しております。まだ制作途中ですが。その作品に目を止めて頂いた方がおり、感想を頂き、感謝の限りです。その方のご指摘・ご指導も参考に、少しでも、読んで下さる皆様に、『読みやすい物』を、と思っております。最終章までには、まだ、至っておりませんが、(現在、手直し中です。まだまだ、ど素人です。でも、その方からのメッセージが、嬉しく励みになっています)現在は、途中までですが、 読んでみて頂ければ幸いです。

(尚、その作品の続編、最終話までは、年末位になってしまうの、かな?)



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