孤独の輪
辛い事から
苦しい事から
いつも逃げずに頑張る君は
頼ることなく
甘えることなく
自分の心に殻を被せて
傷つかぬよう
気づかれぬよう
いつも少し輪の外に立つ
温もりがなきゃ
冷たさを知らず
喜びがなきゃ
悲しみも知らず
手を取らなければ
繋がらないし
繋がらなければ
惹かれはしない
けれど心は温もりを欲して
自分の居場所を探し続ける
居場所はいつでも傍にあるよ
君が立ってるすぐ傍にだって
君がこの手を取ってくれるなら
僕はいつでも握り返すよ
それまで僕は待っている
君が気付くのを待っているから
作品自体は15年ほど前のものです。
当時は、「一人で頑張らなくてもいいよ。僕がいるから」という終わり方でした。
ですが、ここでたくさんの言葉に触れるうちに
寄り添うこと以外にも出来ることはあるのでは、
と、そう感じました。
元々の考え方が間違っているわけではないでしょうけど
それだけではない、そんな気がしました。
手を取ってくれなくてもいい。
ただ、そこにいると、知ってもらえてるだけで。
そんな立ち位置があってもいいのかな、と思ったのです