表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

フレー

孤独の輪

作者: 日浦海里

辛い事から

苦しい事から

いつも逃げずに頑張る君は

頼ることなく

甘えることなく

自分の心に殻を被せて

傷つかぬよう

気づかれぬよう

いつも少し輪の外に立つ


温もりがなきゃ

冷たさを知らず

喜びがなきゃ

悲しみも知らず


手を取らなければ

繋がらないし

繋がらなければ

惹かれはしない


けれど心は温もりを欲して

自分の居場所を探し続ける


居場所はいつでも傍にあるよ

君が立ってるすぐ傍にだって


君がこの手を取ってくれるなら

僕はいつでも握り返すよ


それまで僕は待っている

君が気付くのを待っているから



作品自体は15年ほど前のものです。


当時は、「一人で頑張らなくてもいいよ。僕がいるから」という終わり方でした。

ですが、ここでたくさんの言葉に触れるうちに

寄り添うこと以外にも出来ることはあるのでは、

と、そう感じました。

元々の考え方が間違っているわけではないでしょうけど

それだけではない、そんな気がしました。


手を取ってくれなくてもいい。

ただ、そこにいると、知ってもらえてるだけで。


そんな立ち位置があってもいいのかな、と思ったのです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  僕が君のことに気付いているのは、僕にも君と同じような気持ちを抱いたことがあるからなのかな、と。  差し伸べられた手に気付いたときに、それを取ることのできる人と、取るまでに時間が必要な人と…
[一言] 15年経って作品が変わるというのがいいですね。 確かに昔書いていたものと、経験を経て今の自分が書きたいものって少し変わってきたりするように思います。 本作の方が、「君」の主体性を尊重している…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ