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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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ヘブンズドア・リゾート

作者:太夫 有
 回廊世界、リゾート。無数に存在する並行世界同士をつなぐ接合部でありながら、あらゆる世界の存在にありとあらゆる娯楽を提供する、その名の通りのリゾート地。神さえもが享楽を求めるその世界はまさに娯楽と快楽の坩堝だが、当然のごとくその裏側ではこれまたありとあらゆる非合法なビジネスが盛んに行われてもいる。
 新進のカジノホテル『ヘヴンズ・ドア』。表向きはそこのカジノフロア長である椿とその相棒であるアリスベルは、そんな非合法な仕事を任されてもいた。
 今回の依頼は魔術を使用したドラッグの運び屋だったのだが、手違いによりドラッグを入手し損ねてしまう。しかし、裏のビジネスにおいてはどんな理由であろうと失敗は許されない。
 依頼主であり、その流通を牛耳ろうと企むマフィア、オーバーライトの指示によりドラッグの入手を余儀なくされた椿は、知人の魔法使いにドラッグの作成を依頼しようと思い付くが、その魔法使いも何者かによって殺害されてしまう。
 万策尽きたかに思えた椿だったが、偶然にも件のドラッグを応用してゾンビ化させられた一団に襲撃を受け、その流通ルートに裏社会の最大組織である満貫商会が絡んでいることが判明する。と同時に、ドラッグの作成が実は遠大な魔法実験の副産物でしかないことも知る。
 満貫の施設に乗り込んだ椿達だが、そこでは死んだはずの魔法使いによって世界改変魔法が発動させられていた。その魔法が世界を書き換えてしまえば現在の世界の法則に依存しているドラッグが効果を発揮しなくなるばかりか、まともな命の営みが失われてしまうという。しかもそのことを察知した世界の管理者たちによって、椿達のいる場所ごと魔法そのものを消し去ってしまうための兵器、超神格兵器の発動が決定したと知らされる。
 辛うじて魔法の阻止に成功した椿達は、ドラッグの流通ルート確保にも成功し、取引を終えたのだが、それはまた次の無理難題の始まりでしかなかった
前編
2021/10/31 18:40
中編
2021/10/31 18:45
後編
2021/10/31 18:48
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