最終話 ずっと、その先も
これが、最終話となります。
ブクマ、評価、感想をしていただいた、そして、本作品をお読み下さった方々には、感謝しかありません。
いかがだったでしょうか。
誤字報告をして頂いた方、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
すごく詰めの甘い俺は、どう言い訳したらいいのか頭を必死の回転させ、疲れて寝てしまった。
「はっ……!……ん?」
なんか……俺……誰かの体に抱きついているのか……?
「……ゆ、有希子⁉︎な、何してんだよ……!おい、って寝てるのか?」
「……」
「寝顔まで可愛いよな……俺をどれだけ信用してんだか」
「……」
「……キスくらいしてもバレないよな」
俺は、軽く唇を、押し当てた。
有希子の頰は温かい。
「ともくん、気持ちよかったよ……」
お、起きてるのか?……き、気持ちよかったって何がだ……?
俺、俺は何か間違いを犯してしまったのか……?
いくら有希子でもそれは絶対ダメだ。
俺は、体を起こし、ズボンを確認するがーー特に、変わったことはないがーー
そうすると、有希子は目をぱっちりと開けて、意味ありげな表情で聞いてきた。
「……寝起きでも欲求不満なの、ともくん?」
「い、いや違うぞ!有希子が……」
「私はお風呂入ってスッキリしたけど?」
う、嘘だ……お風呂ってことは……もう済んだ後……なのか?
「……俺、なんか有希子にしたか?」
「……ううん」
言い澱みがあったということは、そういうことか……。
「許してくれ!」
「……イヤ」
「なんでもするから許してくれ……!」
「そうね……じゃあデートに行こ?」
「そ、そんなことでいいのか?」
「私の言うことはぜーんぶ聞いてね」
あ、ともくんぐっすり眠っている!
ちょっとくらい、キスとか、してもいいよね……?
っていうか、せっかく彼女が東京に来たっていうのに寝ちゃって!
もう罰って事で、キスだけじゃなくて……しちゃう?
まだいけないよね……。
私も朝早かったから眠く……なって……zzz
あ、ともくん起きたかな……ってキス⁉︎
い、いきなりはやめてよ……ちょっと懲らしめよ。
ーーふふ、めっちゃ動揺してる!
もう、勘違いしてるね、これ。
ーーデートくらい、してよ?
私はいいのよ?全然ともくんが思ってるようなこと、しても。
だって……ともくんは、もう私と一緒に生きていくんだから!
高校一年生で、休日一緒にディズ……遊園地に行ってーー
1年経ったら、って歌詞にあるけど、私たちは7年もかかってハネムーンに行ってーー
今、結婚式なの……!
人生最高の瞬間。
もう、ともくんのタキシード姿、カッコいいんだから!
中村くん、河村さん……あ、もう中村夫妻って……それに、小川くん?それにーー小川くんの彼女さん?
みんな、祝ってくれてありがとう!
4年後ーー俺は、大学卒業と同時に、有希子と結婚した。
今では、息子と娘の送り迎えに勤しむ毎日ーー
「パパ、いってらっしゃい」
「いってくるよ、ママ。ほら、ママにいってくるよの挨拶しなさい」
「ママ、いってきます」
「ママ、いってくる」
「2人とも、パパの言うこと聞くのよ、いってらっしゃい」
俺はーーこの幸せな日々を守る。
初投稿にもかかわらず、ここまでお読みいただけ、本当にうれしかったです。
新たな作品の連載を始めました。どうかよろしくお願いします。
タイトルは『俺はただの高校生活を送りたい』です。
上手くリンクを貼れなかったので、上の作者名からマイページの作品一覧から、どうかお読み下さい。
技術不足で申し訳ありません。
また、これまで誤った表記で混乱させてしまい、すいませんでした。




