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第17話 背伸びな恋愛

なんと……皆様のおかげで現実恋愛ジャンル別日間ランキング38位にランクインしました。

本当にありがとうございます。まさか、です。

これからも更新頑張っていきたいと思います。

更なる応援よろしくお願いします。

俺と沖田さんは付き合うにあたって、ルールを決めた。


遠距離恋愛っていろんなこと、起きるんだって。起きたことに気がつかないこともあるけど……怖いな。


『ルールその1


長期休暇の休みで1回会う。交互に会いに行くこと。


ルールその2


毎朝、電話すること。毎晩、ラインのやり取りをする。用事があって返事できない時は先に伝えておく。


ルールその3


あんまり互いのプライベートに干渉しない。自分の時間はもつ。気になることは隠さず聞くこと、伝えること。』


うーん。


沖田さんがいきなりメールで送ってきたんだけど……。


どうだろう?


ルール1は大歓迎。


次のデートの日を決められるのはとてもうれしい。


遠く離れているからなおさら。


ルール2は……これもうれしい。


相手の声を聞ける。


それも自然に毎日のルーティーンで叶えられる。


ラインだったら顔を見ることもできる。


もし、体調を崩したら声をかけてあげられる。


不安になる時も直接話せる。


問題はルール3だ。


これ、矛盾してないか?


互いに干渉はしないけど、気になることは聞け……って。


こんな場合は、彼氏の方が立場弱いよな。


言いたいことはわかる。


もし、異性とは会話禁止って決めたら重すぎるもんな。


適度に相手との距離をとりつつ、でも節度は守って。


だけどな、俺が沖田さんに「なに男と仲良くしてんだよ」って言えるか?


このルールは沖田さんの方から言ってきた。


絶対主導権は彼女にある。


まあ、俺にとって初めて付き合う美少女の言うことは聞くことにしよう。


俺のガードが固ければいいだけのこと。




ルールを決めた時は、簡単に守れるって思ってたけど、そう上手くはいかなかった。


高校生活は、思ったより、大変で……。





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