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Breaker!!! ~Around・The ・World ~   作者: トリプルセブン
17/18

阿見場という男




西暦2067年


8月29日


その男は死亡した。



かつて日本を崩壊させようとし、当時高校生であった御巫零に敗れた男。


御巫に敗れ、隔離病院で入院。


24時間体制で監視され、7年間意識を戻すことなくこの世を去った。


その男の名は″阿見場″。



死亡前、政府は阿見場という男を調べつくした。


出身、親、本名、年齢、経歴。


しかし、この世に阿見場という人物に関する情報は無かった。


その昔、医療学会に″阿見場″という名で研究レポートが届いた情報はあったが、そこに所在地の記載も無く、郵便局は研究レポートを届けたという記録も無し。


何者にも正体がバレぬよう計らいに、政府は阿見場という偽名である誰かと確信し、DNAから徹底的に調べに調べあげた。


それでも阿見場という男の情報は何も出てこなかった。

意識が戻り次第、全てを話させるつもりだった。


だが阿見場は死亡。

全ては闇の中。


と、なると予想していた政府はあることをジャスティスに提案し、それをジャスティスは了承した。


月日が経ち、阿見場は死亡。


ジャスティスは確認するために駿太郎を派遣。

確認後、阿見場を解剖し、ジャスティス本部へ、

そしてここ、

″ゲートM″に運ばれたのであった。



コード

″00-12-AMB″


これは″12番目の阿見場″を意味する。


御巫の目の前にはクローンとしてこの世に蘇った阿見場の姿があった。


御巫「阿見場…。」


轟「すごいよな。今の技術は。ものの数日でここまでできるのだから。」


御巫「ええ…。

アレックスさん。この阿見場は喋る事はできるのですか?

映画とかでよくあるこの…水槽みたいな中で…。」


アレックス「いやいや!喋る事なんて無理だろう!なんの冗談だい?水中なんだからガボガボ言ってしまうよハハハ!」


御巫「そ…それはそうですね!」


アレックス「でも不可能では無いぞ!キミ達が来る前は目を開けて、俺と会話していたさ!

見ろ!このようにヤツの思うことはこのモニターに文字に現れる!」


御巫「ほえー。」



12番目の阿見場の入る水槽にモニターが着いており、そこにはアレックスとの会話の記録が残っていた。

アレックスは君は何者か?本名は?など質問していた。


御巫「俺…はまつな…にり…でがな未…。いちなに…。


なんじゃあこりゃ?答えられてないじゃないの。この″…″はなんだ?」


轟「ま、まだまだって事だ。」


アレックス「こんな調子だが数日でしっかりと会話する事ができるであろう。ちなみに、オリジナルも見るか?」


御巫「え?本物の阿見場?」


アレックス「でもオリジナルは″脳″しか残ってないけどな。」


御巫「っ!やめときます。」


アレックス「残りはえんぴつの削りカスみたいにバラバラになっちまった!」


御巫「表現がヒドイ…。せめて、クローンを作るのに使用したとか言えば…。」


轟「社会見学はこれまでだ御巫。まだまだやることがある。行こうか。」


御巫「分かりました。」


アレックス「では、進展がありしだい連絡するぞ!」


轟「感謝します。アレックスさん。」




轟と御巫はゲートMを後にした。


今後、このクローン阿見場から7年前の真実を知らさる事となる。







とある場所。



「ええ…もう間もなく。」


≪頼んだぞ…。≫


「はい。」


澪「…。」


霞浦「…。」



ウィン……!


ボルト「ウィングとボルト!」


ウィング「ただ今、戻りました!」


「戻ってきたか…。」



ウィングとボルト。


赤子の時、捨て子であった双子の兄弟。

その兄弟を発見し、育て上げた。

そして、エラーを使用出来るようになった時に名前を与えた。

兄はボルト、弟にウィングと。


アルバトロス全員抹殺の命令を受け、たびたびアルバトロスメンバーに接近しては任務失敗に終わっていた。


偽殴山を殺したのは弟のウィングであった。


ボルトは風を操り、ウィングは雷を操る能力がある。



「で、阿見場の行方は?」


ボルト「それが…ボス…。」


ウィング「アメリカまで運ばれたのは確認したのですが…。その…。」


ボルト「見失ってしまって…。申し訳ありません!」


ウィング「申し訳ありません!」


澪「(ほっ…。)」


「テメーら…。失敗ばっかりしやがって…!くっ…!

計画を早める!このままではまずい!奴らは阿見場のクローンを生まれさせてるに違いない!復活した阿見場に全てを話されたら面倒だ!

急ぐぞ!お前ら!」







一方、12番目の阿見場は…。


阿見場「俺…は…200………ね…ん………た。」





真実が明かされる!



to be continued…!





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