マッハ22
夜11時
御巫家
御巫「フー…フー…!」
ズルズル…!
プシッ!
御巫「んぐ…んぐ…ぷはー!寝る前のラーメン&ビール…!うましッッ!!」
ズルズル…!
音無「最近暴食ひどいよ?もう少し体に気をつけてよね?」
御巫「分かってる分かってる。んで、そいつらに″付けて″きたか?」
クチャクチャ…
音無「クチャクチャしない!
いや、そんな暇なかったよ。どこの誰かも分からない…。顔も分からない…。目的も分からない…。分かるのはカタコトの日本語。おそらく日本人じゃない…。そしてゴリラ君を瞬殺できるほどの力…。」
御巫「エラーか?」
音無「それも分からない…。それに近い何かかな…。あり得ないと思うけど…。右手から雷を出していた…。」
御巫「そうかー。フー…!ん~ウマウマ!」
音無「…。全然驚かないのね。」
御巫「ぷはー!!ごちそうさま!!
ん~?もうよく分からなくて。この世界。
にしても殴山を瞬殺とは。とんでもないヤローだな。」
音無「なんかあったの?その感じ。」
御巫「…。なぁ…ゆり…。人って未来へ行くことできると思うか?」
音無「え?無理で…しょ…。」
御巫「なんだ今の間は。だよな…。1秒先でも人は時間を飛ばして行くことはできない…。だけど覚醒βウイルスなら未来へ行くことできると思うか?」
音無「!
考えた事無かった…。確かに…。現実的にありえない事を起こす事ができる。空気固めて飛ばしたり、物体を変形させたり…。このウイルスはただ人を強化する以上になにかありそうだね…。
ただ…。時間飛ばすは流石に無理なんじゃないかな…。
光速くらいのスピード出せたら行けそうだけど…。
んで、なんかあったの?2回目!」
御巫「ああ…。それがな…。」
夜11時半
音無「そう…。時間が未来へね…。」
御巫「だからウイルスで行けたりしないのかなって。」
音無「零ちゃんはBreakerの時どのくらいのスピード出せるの?」
御巫「え?確か阿見場に埼玉まで吹っ飛ばされて…そんで8秒くらいで戻ってこれたから…えーと…。
マッハ21とか22かな。」
音無「……引くわ。普通に。
うーん…マッハ22でも未来へ行けるわけないし…。
零ちゃんの話聞く限りそれを可能とするには何かそういうマシンじゃないと絶対無理だね。か本当に壊れたか。」
御巫「無理だよな…。だよね…。
0秒で未来へワープなんて…。」
音無「零ちゃん最近無理してない?
今日はもう寝ようよ。」
御巫「ああ…。」
二人はベッドに入り眠ろうとするが、互いに考え事が止まらず眠れないでいた。
御巫「(澪…。お前はいったい…。誰の指図だ…。そして何者なんだ…。
そして…。謎の雷野郎。あのゴリラを瞬殺か…。
Dr.Kの失踪に始まり、アメリカでエラー。黒い腕殺人事件。突然の妹の出現。未来へ移動。カタコト二人組の片方雷野郎。
そして…。あの″発信器″…。クソッ…。
何から処理すりゃいいんだ…。)」
音無「(…あいつ。)」
――――――――――
音無「エラーで防いでるのに…!なんてパワー!」
「どうだ?この拳!なかなかだろ!?
″先輩″」
――――――――――
″先輩″
音無「(先輩…。後輩の誰か?
カタコト日本語の後輩なんていたかな…。)」
二人は夜遅くまで考えた。
時間は遡り午後10時。
………。
……さん。
……太郎さん。
……駿太郎さん。
駿太郎さん!
駿太郎「…ん。」
医師「終了しました。」
駿太郎「んー。腹へったな…。今何時だ…。…10時か。
お疲れ様です。」
医師「申し訳ありません。少し手こずってしまいましてね。ご覧になりますか?」
駿太郎「ご覧になりましょう。」
医師の後に続き解剖室に入る。
血生臭ささが鼻を刺激する。
医師「どうぞ。」
駿太郎「…ふむ。すごいな。」
医師「後程ジャスティスの方へお持ち致します。最後の処理をしますので。」
駿太郎「分かりました。では今日はこのへんで…。」
駿太郎は病院を後に、車を走らせる。
駿太郎「(御巫さんどう思うかな…。)」
新たな展開が幕を上げようとしていた!
to be continued…!




