表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失から始まる異世界攻神曲  作者: 神楽 舞
異世界トルワーナ
7/12

クエスト前の一悶着

さて、神楽 舞です。今回は、ちゃんと期限通り出せました。うぉおおー、神楽超頑張った。毎回忘れるのに!それでは、どうぞ。

ギルドに着いた俺達はカウンターに行きクエストを受けようとしていた。しかし、受け付けの一言でクエストを受けれていなかった。


「それでは、皆様のステータスプレートをご提示ください」

「あっ」

「え?」

アーラが、手を口の前に持っていき、俺はポカンと固まる。どうやら、クエストを受けるためにはステータスプレートというものが必要らしい。しかし、俺はそんなものは持ってない。銀行から持ってきたものの中にもなかったはずだ。


「どういう事だアーラ?」

「あ、うーん。クエストを受けるためにはステータスプレートが必要で…。カズ持ってない?」

「持っていると思うか?」

「ごめん!」

俺がアーラに聞くと、ステータスプレートの事を全く伝えていなかった事に申し訳ないと思ったのか謝った。


しかし、ステータスプレートがないとクエストを受けれない。受け付けの人なら、どうしたらいいか分かると思い聞いてみた。


「あのー、ステータスプレートを失くしてしまったのですが再発行はできますか?」

「?。はい、できます。あちらのカウンターでやっていますよ」

良し、再発行は可能らしい。受け付けに礼を言ってそのカウンターに向かう。アーラ達は、なぜか顔を顰めていた。


「あのー、再発行をお願いしたいのですが?」

カウンターに座っていた年寄りの女性受け付けに、用件を伝えると。

「再発行には、200ベダだよ。そんな金あるのかい?」

という返事が返ってきた。200ベダとは、どれくらいのお金なのだろうか。分からなかったので、アーラに聞いてみた。


「カズ、そんな事も忘れたの?1ベダは、金貨の事で200ベダは金貨が200枚必要なの。どうしよう」

なるほど。俺の銀行に沢山あった中の金貨か。見た限り、数千枚あった気がするので大丈夫だと思う。一応、アーラに金貨の価値を聞く。


「金貨1枚で、何が買える?」

「えーと、安い武器か防具が一つ。カズの好きなドーナツだと100個以上買えると思う」

うーん。結構、価値が高いな。でも、頑張ってクエストをこなしていけばそれぐらい稼げると思う。だって、前の俺が集めれるくらいだから。


手元には、200ベダもないので皆にはギルドに待っていてもらい俺は銀行に再び行った。200ベダを払うと言ったら、アーラ達や受け付けのお婆さんからも驚かれた。俺は、銀行の受け付けに不思議な顔をされながら200ベダを持って来て受け付けのお婆さんに支払った。


「きっちり、200ベダを貰ったよ。今度は、失くさないように。しかし、アンタそんな金払っていいのかい?」

受け付けのお婆さんが、200ベダを仕舞いそんな事を尋ねてきた。確かに、結構高かったがこれから頑張って稼げばいいだけだ。そのように伝えると、


「ハハハ!アンタ面白いね。気に入ったよ、私の名前はハーダ、ギルド長さ。また来な!」

いきなり、受け付けのお婆さんもといハーダが豪快に笑った。というか、この人がギルド長なのか。また、ベタな設定&シチュだな。ギルド長に気に入られてしまった。


そして、ついにステータスプレートを俺は手に入れた。これからは失くさないようにしよう。しかし、これでやっとクエストを受ける事ができる。クエスト受け付けに俺達は戻って、採取のクエストを受ける。内容は、少し離れた所のアルダの森に生える糖菓草を10本とってくることだ。この糖菓草は、様々な菓子に使用されドーナツにも入っている。


さて、それじゃあ一悶着あったけど採取クエストに行くか!ギルドを出た俺には、パァプーとどこかの狩りゲーのクエスト開始音が聞こえた気がした。

今回は、ギルドでの一悶着の話でした。どうです?皆さんなら、買いますか?ステータスプレート。結構高かったと思う。うん?高いのかなぁ。どうなんだろう。まぁ多分高いでしょう!

という事で、次回クエスト開始です。

それでは、又。パァプー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ