EX : NG集から始まる異世界攻神曲
えー、と。丁度、10話なので面白い話にしようとした神楽です。これからも、10話ごとにこういったものを書こうと思っております。正直、本編より書くのが楽しかった事に気づいた時はどうしようかと思いました。
では、どうぞ〜。
昔、むかぁ〜し。ホントに昔のことであります。思ったままに小説を書く頭のおかしな謎の小説家がいましたとさ。これは、そんな小説家の書く世界のあったようでなかったような物語が語り継がれ、今ここにあるのです。
take1 俺は神なのかもしれない
<1話 プロローグより>
俺は運悪く学校一のバカップルを見つけてしまった。今、現在目の前でイチャコラしているのでとても目に悪い。皆も、そう思うだろう?やはり、リア充は滅ぶべきなのだ。かと言って、ホントに言えるわけないので心で叫んでやる。
“リア充爆発しろ!クソ共がぁ!”
ーー数分前ーー
和彦達が丁度商店街を通っているとき、ある肉屋で夫婦喧嘩が起こっていた。
「アンタ、そんな高い肉仕入れてどうすんだい!」
「なんだと!肉にこだわらなくて何が肉屋だ!」
ぽっちゃり体型の奥さんが旦那さんを叱り、旦那さんも負けじと言い返していた。等々キレた奥さんが、旦那さんに掴み掛かる。そして、運悪く飼い猫の尻尾を踏んでしまった。起こった猫が、奥さんを引っ掻く。
奥さんはよろけて、机の上にあるまな板にぶつかる。そして、そのまな板に乗っていた包丁が宙を飛び勢いよく向かいの魚屋に飛んで行く。包丁は、真っ直ぐ飛び魚の頭を綺麗に切り飛ばした。頭は、宙を舞い丁度石蹴りをしていた少年の前に落ちる。
驚いた少年は、思いっきり石を蹴ってしまった。石は勢いよく八百屋へと飛んだ。大きなスイカに向かって。
丁度、俺が心で叫んだ時バカップルは八百屋の前を通っていた。そして、見てしまった。叫んだ瞬間、八百屋のスイカが爆発してバカップルに掛かって行くのを。俺は、厨二くさい事を思ってしまった。
“俺は神なのかもしれない”
take2 つまらぬものを切ってしまった…。
<2話 暗闇の中でより>
<オーガルス遺跡群>にて、俺と彼女はある場所を目指して歩いていた。さっき、手持ちのドーナツをあげて機嫌をとったところである。
「なあ、レリーシア。空間多重層論って知ってるか?かの有名な空間魔法学者アルバーサティはこう言ったそうだ」
曰く、世の中のありとあらゆる空間は何重にも重なっている。そして、なんらかの拍子に空間に亀裂が入ると別の空間にいけると。
レリーシアが、ドーナツをもぐもぐと頬張りながらいう。
「でも、確かそれつい最近論破されたって聞いたけど?」
俺は、予想通りのセリフが返ってきたのでふふふっと笑ってしまった。笑われたレリーシアは、また不機嫌な顔をする。俺は、一言ごめんと言い、話を続ける。そして、俺が試しにやってみたら少しできた事を教えるとすごく驚かれた。そして、もう一度安全を確保してやろうという事を伝えた。
目的の人気の無い場所に着くとレリーシアがそっと俺から離れた。
「それじゃ、始めますか」
俺は、詠唱を始める。辺りの風が不穏な動きをし始める。魔方陣の周りに、稲妻が走る。
俺が、前より大きな亀裂を作ろうとして詠唱を終える。次の瞬間、金属音と共に目の前に大きな亀裂ができた。奥に人影が見えた。
その人影をよく見ると、すごく驚いた顔をした少し前の詠唱をしている俺がいた。
「「うわぁーー!!」」
俺は、急いで空間の亀裂を魔法で塞いだ。なんか見てはならないものを見てしまった。
以上が語り継がれた、物語でございます。お楽しみいただけたでしょうか。この話の世界は、今も非日常を続けている事でしょう。それでは、又。




