表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/20

誕生日

娘を応援してくださってありがとうございます‼

本編短いです。

「誕生日おめでとう。」

「………優駿さんはクリスマスイブに何故こんな所に………」

「鈴ちゃんの誕生日だって聞いてね‼これはプレゼントを押し付けないとって思ってね。」


私の誕生日、クリスマスイブに若社長が我が家に来た。

今日から会社は冬休みに入る訳で、若社長を見るのは年明けだと思っていたんだよ。

私の誕生日だから、萌恵はすでに家に居て料理やケーキの準備をしてくれていた。

時刻は夜9時洋太の兄弟もすでに飲み始めている訳で………


「鈴音、彼は誰かな?」

「あ、大矢さん………萌恵のお兄ちゃんです。」

「ああ、君が鈴音と焼き鳥デートしたって男か………上がりなよ。一緒に鈴音のお祝いしよう。」


大矢さん、何をたくらんでいるんですか?


「いえ、自分は鈴ちゃんにおめでとうを言いたかっただけなので。まだ、ご家族の団らんにまざれるほど鈴ちゃんと仲良くなれていない………自分が居ると鈴ちゃんは誕生日を素直に楽しめないですから。今日はこれで帰ります。誘って頂いてありがとうございます。それでは。」


若社長は大矢さんに頭を下げた。


「鈴ちゃん、おめでとう。また、良い居酒屋見つけたら誘うから一緒に行こうね。」


若社長はそれだけ言って帰って行った。


「誰だった?」


リビングに戻ると萌恵が首を傾げながら聞いた。


「優駿さんだった。」

「お兄ちゃん?で?お兄ちゃんは?」

「帰るって。」

「そっか、しつこくすると嫌われちゃうと思ったのかな?」



私は苦笑いを浮かべてもらったプレゼントの箱を開けた。

中には、濃茶色のストールが入っていた。

シンプルだが、センスのあるストールだ。


「可愛い。」


羽織ってみると、肌触りまで良くて私はすぐにそれを気に入った。


「いじめてあげようと思ったのに、引き際をわきまえたイケメンだったね。」

「萌恵のお兄ちゃんだよ。」

「お兄ちゃんイケメンだったでしょ!自慢なの!」


大矢さんの言葉に萌恵がニコニコと笑って返した。


「鈴音、その萌恵のお兄ちゃんが好きなのか?」

「あれ?鈴音ちゃんは爽やかなイケメンの後輩君じゃないの?泣かそうと思ってたのに‼」


いっちゃんと葉月君の言葉に眉間に皺がよるのが解った。


「皆、萌恵ちゃんのお兄さんはただたんに鈴音にプレゼント持ってきただけでしょ?何ピリピリしてんのよ!そんなんだから鈴音がまともに恋出来ないんでしょ?」

「瑠璃ちゃん好き!」


私は瑠璃ちゃんに抱きついた。

この三浦さん家の長女の瑠璃ちゃんは私の憧れで、素敵で大人の女だ。


「皆がそんなんだから瑠璃姉様も独り身なんじゃん‼」


萌恵の一言に瑠璃ちゃんがダメージをうけている。


「萌恵ちゃんが酷いよ~鈴音~‼」

「萌恵は悪気が無い時の方が酷いこと言うんだよ!」


私の言葉に瑠璃ちゃんは泣きそうだった。




そんなこんなで私の誕生日は過ぎて行った。

そして私は私の誕生日の次の日から年明け3日まで両親とグアム旅行に旅立ったのだった。




娘のお遊戯会ですが、大成功でした!

親バカと笑ってくださって結構ですが、娘の演技は素晴らしかったです!


何せ、今までニューハーフのような感じでしか言えなかった「お茶会よ~( 〃▽〃)」が「お茶会よ‼」前に来ていた髪の毛を後ろにサラリとやって、会場に笑いが‼

「う、ウケてる‼」

ビデオをかまえた私は娘の出来の良さに感動しました!


子供達が頑張る姿に涙が………特に娘以外のお子様の頑張る姿に泣いてしまいました。

子供は大きくなる生き物だと本当に感動した1日でした!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ