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僕達の異世界生活  作者: 真島 真
『かわいい』あの子と『最強』と『最恐』
7/102

第7話『服を、僕のズボンを!!』

やったー!!

ユニークアクセス総数1000突破しました。

これも、読んで下さる皆さんのおかげです。

これからもよろしくお願いします。




「それはまぁ、いいんですが・・・服、どうにかなりませんか?」

「・・・それでいいんじゃないの?似合ってるし」

「フェリシアさん!!酷いです!!ズボン、他にないんですか!?

あっ!?僕の制服!!僕のズボンは!?」

「あの真っ黒いの?」

「ん?・・・そう、ソレです」

「・・・アレのこと?」



フェリシアさんが指を指す方を見る。



「アレです!!あっ・・・ビリビリだ・・・ビリッビリだ・・・」

「そりゃあ、ねぇ?ゼイスさん?」

「なんであんなことに!?」

「骨とか飛び出しておったしのう」

「グロっ!!なんで僕生きてるの!?」

「そりゃあ、<治療>の魔法で、チョイチョイっとのう・・・」

「魔法凄っ!!」

「そうよ!!ゼイスさんの魔法は凄いのよ!!」

「なんでフェリシアが偉そうにするんじゃ・・・」

「いいじゃない!!別に!!」

「「えぇーー・・・?」」



どうやら、この中でフェリシアさんが一番強いみたいだ。



「?じゃあ、魔法であの服どうにかならないんですか?」

「んーーーー出来ないわけではないんじゃが・・・」

「出来ないんですか?」

「出来る!!だが・・・のう?フェリシア」

「ねぇ?ゼイスさん」

「なぜですか?」

「そりゃあのう」

「「似合ってるから」、それにかわいいし、いいじゃない」

「よくありません!!」

「・・・もぅ、仕方ないわね・・・ゼイスさん直してあげて」

「・・・だからなぜフェリシアが仕切るんじゃ・・・

わし、年長者じゃぞ?・・・フェリシアを育て上げたのじゃぞ?」

「ソレはソレ、コレはコレ・・・さぁ、早く!」

「・・・分かったわい・・・それ、<復元>」



すると、僕の制服|(学ラン)が薄っすらとした光に包まれた。

なんかこう、とても・・・


「とても綺麗です」

「凄いでしょ?」

「はい・・・凄いですね、フェリシアさん・・・どんどん直ってく・・・」

「・・・わしがやってるんじゃが・・・」



暫くすると光が消え、僕の制服|(学ラン)は元通りになっていた。

僕は、急いで制服|(学ラン)に着替えることにした。

・・・ん?背中に違和感が・・・



「見ないでください!!」

「ちっ」

「・・・残念じゃ」

「何を期待してるんですか!?僕は男です!!

絶対に見ないでください!!」



さらに念を押し、僕はようやく着替えることができた。


早く外に出たい・・・でも、出れない・・・うぅ・・・

冒険の無いファンタジーなんて・・・

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