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僕達の異世界生活  作者: 真島 真
『かわいい』あの子と『最強』と『最恐』
51/102

第51話『幽霊退治~時間とともに状況は変わる~』




「・・・・・・知ってる天井だ」




そう呟くのは、この天井がここに来てから何度か見た事のある、医務室の天井だからだ。既視感を覚える場面に身を任せながら、自分が意識を失う前までの事を思い出す。確か・・・そう、姫様に攻撃を止められて帰ろうとしている所。後頭部を何か固いもので殴られたのだ。あの時、姫様は隣に居たから・・・幽霊か。




「やられたなぁ・・・」




あぁ、やっぱり自分は詰めが甘い。殴られた後頭部を擦りながら呟く。姫様の静止を無視して、あのまま止め・・・になるかは分からないが、刺していたらこんな事にはならなかっただろう。・・・いいや違う、油断していた。もう大丈夫と思っていた。普通の幽霊だと思って物理攻撃の防御を怠っていた。




「全く、自分はダメダメだな」

「本当に、心配したんだから」

「姫様・・・」

「あなたがやられて、本当にダメだと思ったんだから。貼り付けた札は燃え上がるしで、コーガが来てくれなかったら、どうなってた事やら」

「心配になって行ってみたら、案の定ピンチになっていた訳だよ。死亡フラグも立てていた事だし」




そのフラグをぶち壊したとは、やはり『最強』さんだ。




「で、あの幽霊は?」

「ん?ああ、そこに居るよ」

「は?」




ローブを着た女性がいるが、彼女がさっきまで戦っていた幽霊だというのか?やけにクッキリ、ハッキリとしている。自分が帰ろうとしていた頃はもっと、いや、ほぼ消掛かっていた程に薄かったはずだ。




「え、あの・・・先程はすみません!!」

「はい?」




随分とキャラが変わっている。さっきはもっとグワーとか、ギヤァァァとか叫んでいそうな奴だったのに、心変わりでもしたのか?




「はい!心を入れ替えて、これからは善い幽霊としてやっていきたいと思います!!」

「なら人の心を読むな・・・君は、自分の事も良く分かっていないだろうに」

「まるで、良く知っている様な言い方だな」

「知ってますよ?まぁ、専門家程では無いにしても。実際戦ってきた身ではありますし」

「毎度のこと思うが、君は『冥』とはつくが、あくまでも探偵の助手だよな?」

「ええ、この際言いますが、実質何でも屋みたいな感じでしたけどね・・・で、だ。君、名前は?」

「ひゃい!ネ、ネフェリィと言います」




おい、いくらなんでもキャラ変わりすぎだろ。まぁ、それはそれで良いとして。




「ネフェリィ君。君は自分の事すら良く分かってないだろう?」

「幽霊・・・じゃないんですか?」

「まぁ、間違っちゃいないが・・・」

「・・・・・・」

「そうだ。君は多分、高位の魔法使いだったとかそんな感じだろう」

「え!?何で解ったんですか!?」

「そんなのいいから、話が進まん」

「・・・すいません」

「そもそも、ここは王城だしそれぐらい居てもいいだろう。そんな魔法使いだった君は大きな力、色々あるが君の場合は多分魔力か、それに準ずるモノを持っていただろう。で、死んだ。この死の真相は君が一番知っているだろうから此処では触れない、面倒だしな。大きな力を持った者が死ぬと、その精神が力に定着することがある。それが今の君の状態だ、分かったか?」

「えぇ、はい。それは自分でもなんとなく分かっていましたが」

「さて、ここで問題だ。人はどうやって生きている?」

「えーと、呼吸をして、ご飯を食べて、寝て・・・ってなんか関係があるんですか?」

「関係大アリだ。君は、人間だった頃はそれらをしていただろ?」

「それは、まぁ、はい」

「今は?」

「してないですね」

「そう。そしてそれが、物事の原因なのだよ。ワトソン君」

「私はネフェリィです」

「あぁ、そうだったね。それらの事、今一番関係あるのは食事だね。食事をすることで人は力を得る。が、君はその状態になってからしなかった。何故?」

「しなくても行動できたから?いや、そもそも食事が出来なかった?」

「そうだね、食事と言うものは体があって初めてできる事だからね。食事ができない、それは、力の回復が出来ない事をさしている。力が回復できないという事は、力は減る一方だという事だ。そして、今君の力が減って行くという事は、君の存在そのものが消えるという事になる。日に日に少しずつ薄れてゆく自分の存在、怖かっただろうねぇ。何故こんなことになったのか、誰のせいなのか。そうだ、あいつのせいだ。ならば、消えてしまう前にあいつに復讐しよう」

「・・・・・・・」

「そして君は、ついに復讐を果たしたわけだ。やり方は・・・精神攻撃、後は・・・魔法か。まぁ、何でもいい。仇を殺した君は、彼が持っていた力が散って行くのを見た。まるで自分が消えてゆくように。君は何とかしてその力を吸収する事は出来ないかと思った。そして、それを成功させた。ここまでは、まぁ、良しとしよう。情状酌量の余地は大いにある。だがここからがいけなかった。さぁ、まず始めに・・・」




自分が取り出したのは一枚の古ぼけた紙と、真新しい一枚の紙。古ぼけた紙の方はこの城で居なくなった者のリスト、新しい方の紙は向こう・・・に居る者のリストだ。




「ちょっと待てカズ君、それは何所から出した?それと話の展開に付いていけないんだが?」

「何所からでもいいじゃないですか?話の展開の速さは今は触れないでください。こういうのは時間が勝負なんです」

「う、うむ・・・まぁ、それは良いとして君は入院着なんだぞ?何所にそんなものを・・・」




それもそうだ、自分は気を失う前は使用人の服を着ていたはずだ。きっと、血で汚れたから着替えさせられたのだろう。だというのに、紙とは言え物を取り出すのはおかしいと思うのも当然だ。どう誤魔化すか・・・。




「パンツです」

「・・・そうか」




若干、皆からの自分に対する雰囲気が一歩引いたようだが、まぁいい。




「第一の行方不明者、ナタリア・サンダーランド、女性、腹部刺傷による失血性ショック死。第二の行方不明者、マイカ・ジェナス、男性、心的外傷および頭部火傷によるショック死。第三の行方不明者、ワイアット・ライリー、男性、心的外傷によるショック死。第四の行方不明者、ジルケ・ヘルベルク、男性、腹部裂傷による失血性ショック死。第五の行方不明者、ルクレーシャ・ヴォン・サヘア、女性・・・」

「ちょっと待って!!」




今度は姫様か・・・。全く、何故自分の周りの人たちは、こうも人の話を遮りたがるのだろうか。しかし、だからと言って、自分で言うのもなんだが、心が広い好青年という事でご近所で有名な自分としては、姫様に付き合ってやらない事も無い。




「何ですか?」

「さっきから黙っていれば、それじゃまるで、裁判の罪状読み上げみたいじゃない!!」

「じゃあ姫様は被告人の弁護士ですね。・・・頭蓋骨骨折および脳損外傷による脳浮腫にて死亡・・・」

「サラッと流された!?・・・」

「そんな訳ないじゃないですか、姫様のボケは全て拾いますよ。むしろそれ以外は姫様に付き合いません・・・第六の行方不明者、ペトロネア・ヴィルシュネッター、女性・・・」

「・・・訳ではないんだ!?ややこしい!!けど、それはおかしい!!そもそも私一つもボケてないからね!?」

「まあ、落ち着け姫様。どうやら、君はカズ君に気に入られているようだね」

「これで!?」

「あぁ、カズ君は嫌いな奴にはトコトン嫌がらせするからな。相手の心が折れるくらいに」

「何それ!?あいつそんな奴だったの!?」

「そうだ、相手の持ち物のことごとく全てを裏返しにしたり、相手の帰り道に相手の写真を赤ちゃんの頃から順に張って行ったり、後はそうだな、相手のシャツのボタンを接着剤止めたりしてたな」

「地味!!心が折れるってそういう意味なんだ!?」

「はいソコ!!私語は慎むように!!地味って言うな!!もっと派手な事もするわ!!」

「どれぐらい?」

「う、うるさい!・・・あぁ、もう面倒臭い!以下略!!」

「以下略!?そんなんでいいの!?」

「以上、十一名の殺害および拘束、並びに偽証の罪で被告、ナタリア・サンダーランドに懲役百五十年の刑を求刑します!!」

「ナタリア?ネフェリイじゃないの?・・・って、きゃあ!?」

「む!?なんだ!?」




何故、姫様が悲鳴を上げ『最強』さんが動揺しているのか。それは、部屋が突然暗くなったからだ。ちょっとした混乱の中、部屋が強烈な気配で満たされる。




「何々!?今度は何なのよ!?」

「・・・凄いな」




いや、『最強』さんのリアクション薄すぎるだろ。コレをそれだけで流せるとか。姫様のリアクションは極めて普通である。面白味も無い。そして、自分には慣れ親しんだ事が起こる。




カッ!!




「・・・呼ばれて飛び出て」

「止めてください!!」

「やあ、世界番号GNT-50032の皆さん。私はホルニティヌツセア、初めまして。おや、ニノシタ君久しぶりだね」

「むむ、カズ君この方は?」

「裁判官殿です。あ、ホルさん力抑えてください」

「うん、すまなかったね・・・ほら、これでいいかい?」

「はい、大分楽になりました」

「・・・っ!はぁっ!はぁ・・・もう!!さっきから何なのよ!!何!?裁判官!?」

「おやおやおやおや、元気のいい子だね。カズ君は可愛い女の子とよく合うよね。羨ましいなぁ。私も可愛い女の子と会いたいよ」

「ホルさんは奥さん居るじゃないですか。・・・とまぁ、雑談はこれくらいにして」

「あいつは可愛いんだけどねぇ・・・うん、雑談はこれくらいにして」




「これより、裁判を始めるよ」









裁判、それは司法国家では普通の事、元の世界でもこの国でも裁判は毎日のように行われている。法にのっとり、人が人を裁き、人々の運命を文字通り左右している事だろう。




「裁判を始めるよ。だけど、私たちの裁判の仕方は君たちの仕方とは一味違う事を言っておこう。そもそも、私が来ている時点で彼女の罪は確定したものだからね。よって、主にすることは刑を決める位なんだけど・・・どうするね?・・・ふむ、その様子だと彼女のした事の重大さを納得していないという感じだねぇ。お嬢さんは」

「へっ、わっ、私?」

「そうだよ?さっきから、あの子の事を庇ってるでしょ?」

「そっ、それは・・・」




姫様が言いよどむ。それも当然だ、ホルさんはデカい、その上『ほらタカシ、コレが悪魔ですよ~』『ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!こっち来るなぁぁぁぁぁ!!』みたいな会話が生まれるような、恐ろしい顔をしている。ホルさんはその怖い顔にコンプレックスを抱いているが、慣れた自分や向こう・・・の人たちにとってはとても頼もしく見える。話し方からも分かるように、ホルさんはとても優しい人だ。だから、喚んだ。




「うんうん、分かるよ?彼女は普通のか弱い女性に見えるからね。実際そうなんだけどもね」

「・・・え?」

「そう、君は弱いからこんな事になった。僕は、そういう人を救うために仕事をしているんだ。だから・・・」

「だから・・・?」

「お姫様を解放してくれないかな?ナタリア君」

「っ!!」

「逃げないで。大丈夫、君はまだ引き返せる。ここで君が逃げてしまったら、僕たちは本当に君を消すことになる」

「・・・来るな!!近寄ったらこの女を殺す!!」




バッと、その華奢な体からは考えられない跳躍力で後ろに飛び退り、人質を取った犯人の様な、と言うかそのままなセリフを吐く姫様。いや、乗っ取られているからナタリアか。その手には『鬼殺し』が。い、一体いつの間に!!自分が気絶している間に!!自己完結を済まし、この状況を打開する方法を考える。




「一体どうすれば・・・」

「なぁ、カズ君。アレは姫様ではないんだな?」

「そうですね。正確には乗っ取られてしまった姫様って所ですね」

「ふむ・・・」

「こういうのは田中君が得意なんだけど、田中君はここにいないし・・・」

「一応聞いておくが、普通の幽霊を倒すときはどうしたらいいんだ?」

「あ~、さっき言ったように幽霊は精神と力から出来てます。力はエネルギーと置き換えてもいいですね。だから、精神に揺さぶりをかけたり、エネルギーを散らすか吸収するかをしたらいいですね。でも、今は姫様の体を乗っ取っているので、エネルギー攻撃は効きませんね」

「何故?」

「あ~、なんて言ったらいいのか・・・まぁ、殻を被ったみたいなもんですよ」

「なら直接ダメージを与えるには精神攻撃しかないのか」

「そうですね・・・にしても、面倒な事になったなぁ」




自分と『最強』さんが倒す方法を考えている中、ホルさんの説得は続く。




「君は、この先どうなるかが不安でこんな事をしていたんだよね?なら、もう何も心配する事は無い、何故なら君にはまだ未来があるからね。私がのその証人に、そして保証人になってあげよう」

「嘘よ!!私はここで消えてしまうんだわ!!」

「そう、この世界・・・・からは消えてしまうね。でも、そこで終わりではないんだよ。私はその先・・・から来たんだからね」

「有り得ないわ!!」




難いな、ホルさんがこんなに手こずるとは。そうこうしているうちに、何か方法を思いついたのか、『最強』さんが声を掛けて来た。




「なぁカズ君、カズ君は何時から気づいていた?」

「はい?何の事です?」

「姫様が乗っ取られている事」




なんだ、方法を考え付いたわけではないのか。それにしても、『いつから姫様が乗っ取られていることに気づいていたのか』か・・・。まぁ、別にかくしている訳でも無し・・・。




「あぁ、始めからです」

「始めから、目が覚めてすぐにか?」

「いや、『心配した』と言われた時ですね」

「その言葉は普通じゃないか?」

「おかしいんですよ、普段の事を考えればね。僕は彼女に心配されるような扱いはしているつもりはありません。その上であんなセリフを吐くなら姫様は変態です。エムですエム」

「エムって・・・どんな扱いしてるんだカズ君・・・仮にも姫様だぞ。」

「仮にもって、結構『最強』さんも酷いですよね」

「何でそんな扱いをしているんだ?」

「あぁ、姫様は・・・甘やかされて育っていたようですからね。ある程度ていど厳しめに当たった方が、心を掴み易かったからです」

「心を・・・君は、何をしようとしていたんだ?」

「いや、コレ自分の癖、一種の職業病みたいなもんで、悪く見ないでください。実質的な戦闘能力の無い自分が『力』が欲しかっただけですよ。それに、姫様も友達、同等の付き合いができる人間が少ないみたいでしたからね。嫌味や毒舌、無礼な物言いをしても追い出されることはされませんでしたよ。まぁ、それを狙ってはいましたが」

「君は・・・いや、何も言うまい。とにかく、カズ君は割と始めから気づいていたんだな?」

「そうっすね。とは言え、自分が気付いていても特に何も出来ないんで、どうにかできる人を喚んだんですけどね」

「そうか・・・参考までに聞くが、今の状況は余り良くないんだよな?」

「そりゃ、ね。余りと言うか、かなりですが。乗っ取られてるわけですし、今の状況、ザックリ言ったら体に異物が入ったのと同義ですからね。その異物が馴染んでしまったら取り返しがつきませんよ」

「そうか・・・」




そう呟くと、スタスタと姫様とホルさんの方へ歩いてゆく『最強』さん。説得を続けるホルさんに声を掛ける。何をするつもりだ?




「ちょっといいか?」

「何かな?」

「今から、引きずり出す」

「あ、ちょっと待って!!」

「く、来るなぁ!!刺すぞ!!」




言うが早いか時すでに遅し、『最強』さんの手には『鬼殺し』が。と思ったらこっちに放り投げて来た。うわ!!刃がっ、刃がっ!!




「は?な!?ちょ、危な!!いきなりこっちに投げないでください!!」




飛んできた『鬼殺し』を避け、刃物を投げてきた事に対しての割と本気の自分の叫びを聞かず、『最強』さんは姫様の頭に手を置く。




「ぃよっ!!」




気の抜けるような掛け声とともに、手を振り上げる。その手には、頭を掴まれて涙目になっているナタリア(本体)の姿が。姫様は気を失って床に倒れている。




「は?」




その声は、自分の声なのか、はたまたホルさんやナタリアの声なのか。どれにしても意味は変わらない。『意味が分からない』その一言に尽きる。




「来るなぁ!!ってあれ?何で?どうして?」

「何で?」

「うんうん、驚いた。まさかそんなことが出来るなんてね」

「ホルさん、『最強』さんは何を?」

「幽霊が人を乗っ取った時エネルギー攻撃が効かないでしょ?何でだと思う?」

「エネルギーから身を守る身体、それが鎧の様な役割をするから、ってまさか、いやそんなはずは!?」

「多分カズ君の予想通りだぞ。幽霊に攻撃するには精神攻撃かエネルギー攻撃と言っていたからな。なら、エネルギーでなら触れることも可能と思った訳だ」




『最強』さんのしたことはこうだ。姫様(乗っ取られ)の頭に手を置く、それと同時にエネルギーの手を中に伸ばしつつナタリア(本体)を探す。ナタリア本体を見つけたらエネルギーの手で掴み引き出す。とまぁ、こんな感じだ。いやはや、こっちの世界に来て、魔法に触れて『最強』さんは更に強くなっている。




「で、どうしたらいいんだ?」

「あ、ああうん。こっちに渡してもらえるかな?」

「うむ」

「・・・いやぁ!!消えたくない!!」

「消さないって何度も言ってるでしょ?ほら、大人しくして」

「・・・本当に?」




お前は駄々をこねる子供か!!涙で潤んだ瞳でホルさんを見上げている。




「・・・くっ!可愛い!!この子飼っていい!?」

「ダメです!!そもそも、飼うってなんですか!?人として扱ってください!!」

「だってこんなにウルウルなんだよ!?上目遣いなんだよ!?」

「奥さんに言いつけますよ」

「すいませんでしたー!!」







4月から専門学校が始まるので、更新はもっと遅くなるかも・・・。




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