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僕達の異世界生活  作者: 真島 真
『かわいい』あの子と『最強』と『最恐』
18/102

第18話『お買い物・・・武器屋にて』


総PVアクセス数三万突破しました。

お読みいただき、ありがとうございます。

むぅ~~・・・どれにしよう・・・




「カオル!早く決めて!」

「そうは言ってもね、僕こんなの見たのも初めてなんだよ~」

「そんなの、適当でいいから」

「そんなのって・・・さすがに適当じゃダメでしょ」

「も~、早くしてよね!私、外で待ってるから!」

「うん」




僕は今、買い物の続きで武器屋に来ている。

正確には『ガラタクの武器防具店』だ。

買い物の続きで、身を守るためにそういうモノもいるということで買いに来た。

それで武器を選んでいるところだけど、全くもって何がいいのか分からない。

剣?・・・剣術なんてできない。

ナイフ?・・・持ったことがある刃物は包丁位だ。

杖・・・は無かった。

斧?・・・無理だー!

結論・・・僕にはどれも使えない。




「ねーまだー?」




外から声が掛かる。




「ん~・・・コレにしよう、おじさんコレください」

「ん?嬢ちゃんコレだけでいいのか?というかコレ持てるのか?」

「嬢ちゃんじゃないです、僕には魔法があるのでコレだけでいいし、

 ちゃんと持てますよー」

「おう、嬢ちゃん魔法が使えるのか!!だが持てるだけじゃだめだぞ、

 ちゃんと使えないとな!!」

「む~・・・頑張ります・・・」

「頑張れよ!可愛い嬢ちゃんが店に来たんだ、ソレの値段は負けてやる、

 銀貨十枚でいい」

「本当ですか!?ありがとうございます !!」




銀貨を十枚出す。

負けてくれたと言ったけど元の値段はどれくらいなんだろう?

でも、それを聞くのは野暮な気がする。

もう一度お礼を言って店を出よう。




「ありがとうございました!!」

「ああ、また来な!」










店の外に出ようとしたとき、入ってきた人とぶつかってしまった。




「す、すいません!」




頭を下げ、そして顔を上げる。




「あぁ~?ん、おぉ~君可愛い顔してんじゃん」




あ、コレ面倒なタイプだ・・・。




「いいよいいよ、君この村の娘?俺、冒険者でさ~この村に来んのはじめてなんだよね、ちょっと案内してくんない?」




そう言って、手を伸ばしてくる。

コレは、ナンパだろう多分。

彼が言う『冒険者』は、魔族と人間種の戦争後にできた職業で、

国経営の職業凱旋所、ゲームで言うなら『冒険者ギルド』で働く者のことだ。

『冒険者』は国や民間人からの依頼を受けて働く派遣社員みたいなものだ。

いや、今はそんな説明をしている場合じゃない。

ここでわざわざ『冒険者』を名乗るということは、言外に、

『俺は強いんだぞ』と脅しかけているということだ。

僕は、ひらりと『冒険者』の手をかわす。




「すいません、僕もこの村に来たばっかりで、あまり詳しくありません、

 ですから案内ならほかの人に頼んでください」




というか、今日はじめて来た。

僕は踵を返し店を出・・・




「ちょっと待てよ」




ようとしたら、肩をつかまれた。

痛い、結構な力だ。




「痛いっ、何するんですかっ、っつ、離してください!!」

「下手に出たらいい気になりやがって、ちょーーーーと案内してもらうだけっつてんだろ?その先でナニをするかまでは言っ・・・ぎゃぁぁぁ」




『冒険者』の言葉が途中で途切れる。

それは何故か?

それは、僕が投げ飛ばしたからだ。

悲鳴の方は知らない、店の観音開きの扉の向こうで見えないからだ。

『投げ飛ばしたからだ。って何!?』と聞かれるかもしれない。

僕には悩み事がある。それは初めに言ったはずだ、それに伴うモノも。

そう、ナンパだ。僕はよくナンパされていた・・・男に。

その時たまに、今みたいに暴力に走ろうとする輩がいた。

その度に何処からか、クラスメイトの『最強』こと光さんや、

『最恐』こと影山君や、担任の『先生』が飛んできて助けてくれた。

でも、それじゃダメだと思った僕は、『最強』と『最恐』、

その二人に『僕を強くしてください』と頼んだ。

光さんは『おぉ、そうかそうか、強くなりたいか』と快く了承してくれて、

影山君は『どれくらい強くなりたい?』と聞いてきて、『自分の身を護れるぐらい』

と答えたら『そうか』とニヤリと笑いながら頷いた。

そうして、僕の強くなるための特訓は始まった・・・。

血反吐を吐く・・・ような事は無かった。

始めのうちは筋肉痛とかが辛かったけど、そのうちそれも無くなった。

光さんと影山君が教えてくれたのは、力をつけるための筋トレと、護身術。

どちらも僕が知らないものばかりでとても楽しかった。

そして、僕は暴力を振るってくるような輩を撃退できるぐらい強くなった。

とまあ、長々と説明したけれど、僕はそれなりに強いのだ(えっへん)。




「お~、やるなぁ嬢ちゃん、もうちょっとしたら今の奴叩き出す所だったんだがな、

 大丈夫か?怪我はないか?」

「大丈夫です、ちょっと肩が痛いですが・・・」

「そうか、嬢ちゃん、コレもおまけだ」




ガラタクさんが何かを放り投げた。




「え?ちょ!っとっと・・・なんですかコレ」

「お守りだ、まぁ、嬢ちゃんにはまだいらないと思うがな」

「へーーー・・・お守りかぁ、コレなんのお守りなんですか?」




交通安全とかかな?でも、魔法とかがあるから精霊の加護・・・みたいな?




ガラタクさんはニヤリと笑って言った。




「安産だよ」





どうも、真島 真です。




後書きは何を書いたらいいんでしょうか?

よく見る『感想・ご指摘お願いします』

みたいなことでしょうか?

それとも『ネタ切れだーーー!!』

でしょうか?

正直私は文を書くのが苦手です。

話を考えるのも苦手です。

設定を考えるのも苦手です。

はい、全部苦手なんです、すいません。



ですので、この小説を楽しくするために、

どうか皆さんのお力をお貸し下さい。お願いします。

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