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昼休み

今回は少し短いです。

三限目が終わり、俺とディースは一度自分たちの教室に戻りサリアとニアと合流した。


そして、今俺達は学院の食堂にいる。


四人で学院の食堂で昼食を食べながら親睦を深めようということになったからだ。


親睦を深めるということで、俺は趣味や好きなものなど色々と聞かれた。


それが終わると、今度は全員が何でこの学院に来たのかを順番に説明していくこととなった。


先ず、ディース


「俺は昔から弓が好きだったからそのまま猟師でもよかったんだけど、家族や村の連中から「もったいないからやめろ!」と言われて今学院にいる。将来は軍の弓兵団に所属希望だ」


次に、サリア



「家が貴族なので、箔をつけるために入学させられた。だが、卒業したら結婚させられそうなので、卒業後はすぐに軍に入る予定だ。できることなら近衛隊に入隊したい」



そして、ニア


「絵が描きたくて。私の家はそんなにお金持ちじゃないから、絵を描くのにお金のかからない学院に入学しました」


最後は俺、


「変なおっさんが来て、育ての親に行って来いと言われて入学した。将来の目標はあるけど色々と学ぶためにここに来た」



俺がこの学院に来た理由を話すと、俺の説明が変だったのか三人が何かいいたそうにしていた。


四人の座る席に微妙な空気が流れるが、俺はそれを無視する。俺は三人に聞きたいことがあったのだ


「この学院の「鍛冶」の授業はどこでやるんだ?」


「あー多分校舎の西にある建物だな、そういやお前「鍛冶師」なんだっけ?」


俺の質問に、ディースがあっさりと答えてくれた。そして、今度はディースが思い出したように俺に聞いてくる。


「「鍛冶師??」」


そして、サリアとニアは「鍛冶師」という言葉に驚いたように俺の方を「どういうこと?」といった顔で見てくる。



俺は簡単に故郷の町で鍛冶師として、色々と仕事をしていたことを教える。



その話に、なぜか三人は納得したような顔で頷いていた。



俺はなぜ三人が納得したのかわからないが、鍛冶の授業がどこでやるのかわかったので良しとする。



昼休みが終わると、俺は三人と別れて校舎の西にある建物を探す。


「ここだな」


目の前には二階建てほどの建物がある。中からはカンカンと高い金属を叩く音がしているのでココで間違いはないだろう。


その音を懐かしいと思いながら、俺は建物の中に入っていく。



(さてと、学院の鍛冶の技術がどんな物かしっかりと見させてもらうか)



誤字脱字報告と感想待ってます。


鍛冶の話はもうちょっとだけ待ってください。色々と案を考えているんですがなかなか決まらないんです。

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