表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

毎日が「出たとこ勝負」

作者: ぴ~娘

ある、おむつJDの話。


こうなった理由については省略。


「出たとこ勝負」は掛詞。

①いつ尿失禁するか、前もって予測できない。

②外出先で、トイレや、おむつ交換について、予想できない場合がある。



彼女の仮名は、香澄。

かすみ。


大学では、状況に応じて、障害者用トイレや保健室で、紙おむつを替えられる。


90分授業の間に、多いときは数回おもらし。

いくつかの授業がある日は、大学にいるときだけで、紙おむつにおしっこをするのが、10回か20回を超える。


大学への往復も、香澄にとっては難題。


「おしっこしたくなったら、どうしよう」と思ったとたんに、少量のおもらし。

「またしたくなったら困る」で、またしても少し失禁。


それを繰り返し、片道約1時間の通学で、紙おむつの中はびしょびしょに。


急いで「いつものトイレ」へ。

使用中だと、すぐ保健室へ。


帰宅の途中でも同様で、玄関の前では、いつも尿失禁。

紙おむつからもれるときも。


それでも、家族の間では、そういう状況は公認。

入浴や、シャワーの使用は、すぐにできる。


夜に寝ている間にも、毎晩失敗が。

これについては、別の機会に。



香澄は現状を受容し、もう泣くことはない。

割り切っているのが、一種の強みかも。


(完)






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ