表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二文字から始まる異世界  作者: 田中浩二
第一章 召喚された迷える子羊
11/13

最終層と剣

二日間の休みが終わったので牧野さんと合流しようとしたが、一時間くらい待っても牧野さんが来ない。

いつまで待っても仕方ないので今日も一人で迷宮に潜ることにした。


今日は第三層に挑むことにした。

第三層ではハチ型の怪物が出てきた。

大きさは大体70cmくらい。


『ジャイアント・ビー』

ハチ型の怪物。

群れで移動することを好む。

毒を持っている。


その日は毒に気をつけてビーを狩った。

ジャイアント・ビーはすばしっこいが、打たれ弱くすぐに倒すことができた。



次の日も牧野さんは来なかった。

宿屋のお婆さんに聞いてみたが、どうも一昨日の夜からここに帰ってきてないらしい。

仕方がないので今日も迷宮に潜ることにした。


第四層ではスライムが出てきた。


『アメーバ』

アメーバ族の中では弱い方だが、

打たれ強く、切れにくい。


アメーバには剣が効きにくく、かなり苦戦した。

しかし全力で刃を突き立てると、アメーバは水風船のように割れて蒸発していった。


相手との相性が悪かったので次の階層に行くことにした。


第五層はボス部屋らしく大きな扉があった。

入ってみると、後ろで扉が閉まる音がした。

その瞬間、上から巨大な蛇の怪物が落ちてきた。


『ジャイアント・ポイズン・スネーク』

蛇型の魔物。

普通のジャイアントスネークとは違い、歯に毒がある。


ポイズンスネークが口を開けて飛びかかってくる。


それを僕は真横に回避。そのまま蛇の腹を切り裂く。


やはりボスクラスなのか、剣は腹を浅く切り裂くだけだった。


ポイズンスネークが尻尾を薙ぎ払ってくる。


それを上に飛んで回避し蛇の上を走る。


蛇が僕を落とそうと暴れる。その反動を利用して大きく飛ぶ。


そのまま蛇の頭に剣を突き刺そうとしたが、少し狙いが逸れてしまい目に突き刺さる。


蛇が今までにない勢いで暴れたので、僕は剣を回収するのを諦めた。


『空間倉庫』から新たな剣を引き抜く。


蛇が見えない右側を走り、首を切り裂く。


首は皮膚が薄かったらしく腹よりは簡単に切ることができた。


蛇を倒すと宝箱が出現した。

宝箱の中には眩しいほどに光を反射する剣が入っていた。


『名剣 ラウ・ラス』

極限まで磨かれた輝く剣。

その切れ味は一撃でダイアモンドを切り裂くほど。

素材はただの鋼だが、未知の製法で作られているため、再現はほぼ不可能。

いいね貰えると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ